西森大学文芸部 -3ページ目

超短編 第二次世界大戦に直面する世界と日本

米「こうやってみんなでこたつ入るのも考えると初めてだな」

日「そうっすね」

英「日本、お前いいとこ座ってるな。ここじゃ俺テレビ見れないから場所変われや」

日「ああ、別にいいけど・・・」

露「そういえばドイツは?」

仏「さっきからおなか痛いってトイレにひきこもってる」

露「ああそう・・・もう50年くらい経ってる気がするけど」

英「気のせいだろ」

米「日本、お前みかん持ち過ぎだ。ちょっとよこせ」

日「ああ、はい・・・」

米「国際連盟構想も結局"みかん"に終わったな、ハハハ」

英「ハハハ」

米「お前も何か言えよ」

日「は、ははは・・・」

英「腹減った。日本何か持ってこいよ」

日「ここ俺の家じゃないし・・・」

英「いいから持ってこい」

米「ああそういえば俺さっきうんこもらしたからついでにこのおむつ捨てといてくれ」

日「も、もらす?」

米「食べるか?」

日「いいよ捨ててくるよもう」

日「食べ物持ってきた・・・って俺の席は?」

米「悪いな、ちょっと使わせてもらってる。眠いんでな」

英「あっちが空いてるぞ」

日「ちょっと待てよ、それならここに入れてよ」

蘭「あ、バカ!ここ俺の」

日「しょーがないだろ、文句はあいつに言え」

独「ただいまー・・・って俺の席は?」

仏「うんこ臭い人に空けておく席はないよ」

独「あ?やんのかてめー」

米「おい日本いい加減にしろよマジd」

日「だらっしゃあああああああああああああああああああああ!!!!!黙って聞いてれば調子に乗りやがって!!!てめーらぶっ殺す!!!」

超短編 条約改正に苦労する日本

日「これじゃあどうにもならんのよ」

米「あー、まあいいんじゃないの」

英独「は?肌の色薄くして出直してこい土人」

日「じゃあこれでどうだ、鹿鳴館で毎日舞踏会してるから俺もう白人じゃね?」

仏(ビゴー)「よく踊る猿だなこりゃ」

英「いいおもちゃになるなこれは」

米「変な民族がいたもんだな」

日「じゃあどうすれば・・・分かった。まずイギリスと交渉しよう。外国人判事を一応採用しておけば聞く耳持ってくれるだろ。」

英「・・・あー、それは悪くない」

日「一応判事の件は極秘だからな、頼むよ」

英「みんなー、日本は結局外国人判事使うらしいだけどどう思うかな?」

日「ちょ、マジで・・・」

英「ごめんごめん、つい(笑)」

日「じゃあ税権、法権の一部回復でどうだ」

英「あ?バカ言ってんじゃないよ短足」

日「ああそうかよ!もう帰るわ」

露「いい加減不凍港欲しいな」

英「ちょ、ちょっと待って!今ロシアが何か言った!」

露「ちょっとこれから考えるか」

英「ま、待って!あ、あのさ・・・俺は、日本のことを他の黄色とは一緒に見てないし・・・だから・・・ちょっと考えてやってもいいぞ・・・」

日「本当に?」

英「か、勘違いすんなよ!で、でも七つの海を支配する俺が認めてやったんだから感謝しろよな!」

日「要はロシア怖いんでしょ?」

英「あ」

日「まあこちらにとってもありがたいわ」

超短編・太平洋戦争直前の世界の国々

日独「あ?やんのかコラかかってこいや」

伊「そうだ!てめーらあんまり調子に乗ってると東洋の盟主日本さんと次世代の覇者ドイツさんがボコボコにすっぞ!」

米「なんだと まずはてめー見せしめにやったろうかヘタリア」

伊「ごめんなさい」

英「知ってた」

日「貴様らいつまで世界の王のつもりなんだ、身をわきまえろ毛唐ども!」

独「・・・・・そうだそうだ!」

米「何かあの黄色いのが気に食わんわ」

英「ドイツなんて2度目だろ、こっちのほうが悪質だ」

米「いや、そんなんじゃなくて生理的に気に食わん。こっちを本気でぶっ叩くか」

英「頼むよ、こっちだってひーひー言ってんだから変なひいきしないでくれ」

米「じゃあ白人を実験道具にするか?」

英「・・・」

日「おらさっさとこいや!まさか世界の盟主様がびびってんのか?」

伊「強がってばっかいないでお前らさっさと腹を決めろよ」

英「お前は黙ってろ」

米「お前ら後悔すんなよ」

日「はあ?俺をハメた分際でなにほざいてんだ、それはむしろこっちの台詞だ」