西森大学文芸部 -2ページ目

不都合な偽装 6-1

そしてそれから一週間経ってまた環境論の授業だ
今日はいつも通り遅刻すれすれだったので途中で誰かと会うこともなかった。やっぱ俺この方が落ち着くわ。
教室に入るといつも通りまばらに人が入っている。本来受講登録者数から言うと満員になってておかしくないのだが。せっかく中田がクビになったというのにサボるのは罰あたりだというものだぞ、勉学に励め、学生諸君。
それよりどこに座ろうかな・・・


「ふふ、今回は自分が授業に来たから上から目線ですね。」
「き、教授!」
びっくりした、何だ教授か。しかしこの教授、よく見てみるとニヤけている。
「教授何かうれしいことあったんですか」
「何を言うんだね、ふふっ。ふっ、もう始まりますよ、まあ席に着いてください」


教授露骨すぎだろ。しかも先週と比べるとちょっとふっくらしてる気がする。どんだけ中田のせいで気を病んでたんだよ。
えーっと、じゃあちょっと後ろの席に行こうかな・・・ってちょっと待て、ユウキがいるぞ。ちょっと気まずいけどあいつは別に何とも思ってないだろうし話しかけてみよう。


「おーユウキ、隣いいか?」
「お、おう細川。」

不都合な偽装ちょっと休憩

もう全部でき上ってるんですー

でも年末年始は実家に帰るんですー だから全部ここにアップするのは結構後になるかも

でもちょっとシリアスってかラノベみたいな中二っぽくなってるから全部見る人は覚悟しとけよ

しかしシリアスっぽく書くと途端に文章が続かなくなるから困る

でもたまには言いたい事は皮肉とかじゃなくて直接言った方がいいのかなと思って、そう思いながら書いてたら中途半端に中二になっちゃった

したがって中2成分を楽しみたい人にもそれが苦手な人にも楽しめないどころか不快させるかもしれません

文章的にはそういうレベル 今更とか言うなばか

しかも最後つかれて適当になったし

まあギブと思うまでは読んでみてよ

文法おかしいところが多々あると思いますがそこは放置してください、時間ないもんで いいよね、ブログだし

不都合な偽装5

ざまあ
どうしよう、一応慰めに行った方がいいかな。・・・いいや帰ろう
一部始終を見送った後大学のバス停へ向かう。と、その時ベンチでユウキが座っているのを見た。
「よう」
「ああ、細川」
こいつ何か疲れてる顔をしている。朝に中田としゃべってるのがそんなに苦痛だったのか?
「どうした、顔色悪いぞ」
「ああ、これから忙しくなりそうでね・・・対策を練ってたんだ」
「・・・何の?テストはずっと後だろ?」
一瞬はっとした顔を見せた。え、マジで勘違いしてたの?
「そ、そうだな。いや、でも最近は大変なんだ。」
へえ・・・そんな顔されるとなんかこっちが暗くなってくるわ。そうだ、こいつが喜ぶような話しよう。
「そ、そういえばさっき中田が授業毎回邪魔してるから教授からクビ宣告食らっててさ。これであいつも懲りるかもよ。お前語学のクラス一緒だったから環境とかなんかの話されて大変だったろ?」
「そう、それが問題なn・・・いや、何でもない。そ、そろそろ行かなきゃ。じ、じゃあまたな!」
あ、いっちゃった・・・余計なおせっかいだったかな?今度見かけたとき声かけるの気まずいなあ・・・
来週あいつと会う時は中田の話はノータッチで行くか・・・