映画
映画館に見に行こうと思ってた映画は多かった。なのに行かれなかった無念の年。
まずタクミくんシリーズの新作!絶対見たかったのに単館上映な上に夜の時間帯しかなくて泣く泣く諦めました。あと「その恋、自販機〜」とかも見たかったけどこれまた単館で時間帯も合わず断念。
洋画系も「青いカフタンの仕立て屋」とか「蟻の王」とか見に行くつもりだったのに気付いたら近場での上映終わってた。ダメすぎる。
邦画だと「老ナルキソス」の長編版を楽しみにしてたのに結局見逃してしまいました。
ということで数少ない映画館で見た作品の中で良かったのはこちらです。
「ストレンジ・ウェイ・オブ・ライフ」は映画祭の上映でハードル高かったのですが、私にしては頑張ってチケットゲットしました。見に行って良かった。今後配信とかで見られるようになってほしいです。
あとはこれが今年の目玉でしたね。
「赤と白とロイヤルブルー」
アメリカのBLラブコメとして完璧。期待通り。まさにみんなが望んだ通りの仕上がり。原作のアメリカンなノリがそのまま映像化されてる感じも良かったですよね。見終わって満足感と幸福感に包まれてすっきり終わる。あとを引かない、つまりリピート視聴もしなかったのですが、そんなアッサリ感もハリウッド映画的で良し。
ドラマ
まず自分でもビックリなのですが、2023年に放送されたBLドラマの中で最後までちゃんと見たのが1タイトルのみでした。
「僕らの食卓」はドハマりとかではないけど好きだったし最終話まで見ました。あとは「体感予報」はわりと見てました。昔ながらの俺様系の攻めが面白くてジャキジャキの長めの前髪も一昔前のBL映画っぽくて懐かしい。
というか今年一体何本のBLドラマが放送されたのか?
韓国ドラマだと「怪物」は完走、「悪魔判事」もスローペースで見てます。(韓国BLドラマは最近全然見れてません…)あとは台湾のクラッシッククィアドラマ「孽子」を時間ある時に公式YouTubeでじわじわ見てます。英語字幕なのでほんとにのんびり視聴だけど来年は完走できると良いな。
台湾ドラマの孽子、何年も気になりつつ見る機会無かったけどYouTubeの台湾公共テレビ公式で全20話英語字幕付き視聴可能と知ったのでゆっくり見ます。(フォロワーさんのツイート情報)https://t.co/4OxX20Prs4
— かぜき (@kazetokinosyufu) 2023年9月23日
▼日本語字幕付トレーラー
▼台湾公共テレビ公式チャンネル「孽子」
小説
今年読んだ中で衝撃というか、予想外に昂った小説がこちら。
「その輝きを僕は知らない」
読む前は黒人ゲイ男性が主人公、テーマはマイクロアグレッションということでなかなかしんどいストーリーを想像してました。
ところが読んでる途中「…え?なんかこれ…めっちゃBLやん…」となって、困惑とドキドキと、え、ほんとにそうなるの?みたいな展開で、まさにネタバレ何も知らないからこそ味わえるハラハラ感。読み終わって即座に2回目読んでしまった。もちろんザラッとしたネガティブなテーマが下地にある小説なのですが、これは本当に読んでみてほしいと思います。
アニメ
2023年、私が出会えた最大の感動、最大の衝撃。そして求めていたBLの全て。
「민용 MIGNON」
日本語読みは「ミニョン」韓国のBLアニメです。
今年、当ブログはなかなか更新できなくて過疎化しておりましたが、この記事だけがずっとぶっちぎりの閲覧数を維持しておりました。
みんなすごく興味持ってるんだと思う。私もほんとに見てほしい。だけど作者さんと前事務所との問題で配信が中止になったり、その後も紆余曲折あり今現在日本国内からは見られない状態です。(Vimeo配信が中止になった後、新たな配信元が発表されたのですが、こちらもすぐ中止になり長らく見られない状態が続き、2023年12月にまた配信開始されましたが、韓国国内のみの配信です。※VPN使って購入視聴はできそうですが…)
このまま幻のBLアニメになってしまうの?それはイヤだ!!!!だってほんとに良いんだよ〜!!!もうわたしの2023年はミニョンに出会えたことで百点満点だったのです。あぁ、切ない。早く全世界配信再開してください。
▼プンパンキュ先生の過去作(名作)見ながら待ちましょう…
ということで数は少なかったけど充実のBLに出会えた2023年。
来年も「これは!」という作品に出会えたらブログで叫ばせてもらいます。
2024年もよろしくお願いします。
▼過去の振り返り記事もどうぞ