うーん、これは… | 風と木の主婦日記

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ドラマや映画をいろいろ見つつ、小説、コミック、音楽ネタや舞台についても書きます。
好きなものはBL、ブロマンス、ときどき百合のGagaOOLala民。
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「4月の東京は…」


トゥンク枠の新BLドラマ。


1話を見てなんとなく同枠の週刊誌の記者のドラマ(題名忘れた)と同じ空気を感じました。


つまりまた途中挫折しそうな予感。


けどまだ3話だしもう少し見るか!と再生しました。


開始早々、2人の中学生時代の回想シーンです。


中学生時代を演じる子役たちがラブホで服を脱ぎキスをしています。


え、なにこれ…
子供になにやらせてんの?


見てられなくなって思わず停止ボタン押してしまいました。


いや、でもたぶんこの子ら見た目は幼くて中学生を演じてるけど、実年齢は18くらいなんだろうね。うん、さすがにそうだよね?


ところが。


調べてみたら、なんと2人とも14歳の現役男子中学生とのことでした。


は?
制作の大人は一体なに考えてんの?


子供にこんな演技をさせるなーーー

男の子だろうが女の子だろうが、はたまた相手が男だろうと女だろうと関係なく


子供(中高生は子供です)に性的な演技させないでください。


頼みます。


本人も親も納得したから、とかストーリー上必要だから、とか俳優としての演技経験、とか役者としてのステップアップ、とかそんな事どうでも良くて、子供にとってまず何より大事なのは社会に守られて安全に健全に育つこと。


子供は大人たちが守ってあげてください。


海外ではここ数年、ローティーン時代にヌードや性的なシーンを演じさせられた俳優が、大人になってからその影響について語ることが多くなりました。


子供の時はその重大さが分かっていなくても大人になって自身が受けた心の傷に気付く事があります。


▼11歳で性的シーンを演じたブルック・シールズが自身のドキュメンタリーについて語る


▼ロリータ的欲望を向けられていた苦悩を語るナタリー・ポートマン


▼15歳のオリビア・ハッセー「ロミオとジュリエット」で合意のないヌードシーン


成人した俳優の性的なシーンですら今は注意深く考えられるようになってインティマシーコーディネーターなどの仕事も一般的になっています。



人生経験も乏しく交渉能力もない未熟な子供が性的なシーンを演じることはあまりにリスキー。


原作にもあるシーンだから必要、とか、まぁ実際セックスに及ぶシーンまでやってるわけじゃないしキス止まりだし、と言いたい気持ちも分かるけど、でもやっぱり中学生に演じさせて良いものではないし、見たくない。


せめてカメラワークとか演出で、なんとかダイレクトな表現を避ける事出来なかったのでしょうか。


というか、もしかしてBLファンは中学生のBLシーンも大歓迎だと思われてるの?


やめてーー


BLファンだってまっとうな倫理観は持ってます。


見ていて不安になるBLはつらい。


よろしく頼みます。