2024年3月31日(日)。天気晴れ。一気に暑い陽気になりました。
先週、「神代植物公園」に行きましたが、早咲きの桜を除いては未だ未だという感じでした。
京王線「仙川駅」前の桜(ソメイヨシノ)も未だ未だでした。
よくよく見ると、少し咲いています。
線路上に架かる陸橋から、武蔵野台地を貫く京王線を望みます。
先日、我孫子に行った際、白樺派の文人がそこに住んだという紹介がされていて、武者小路実篤が我孫子にいたことを知りました。武者小路実篤といえば、晩年約20年間にわたって居住した邸宅跡が、調布市に寄贈されて、「実篤公園」として公開されているほか、「武者小路実篤記念館」が整備されました。4年前にここまで来ましたが、コロナ禍で休園中でした。
国分寺崖線の上から見た景色です。
「実篤公園」は、国分寺崖線の上の面から下の面にかけて、武蔵野の面影を色濃く留めています。
「旧武者小路実篤邸」の玄関です。武者小路実篤は、1955(昭和30)年から亡くなった1976(昭和51)年までここで過ごしました。邸内も見学できましたが、写真撮影は禁止でした。
外観・室内ともきれいに保存されています。
庭を眺めることのできる応接室のテラス。
「旧武者小路実篤邸」の間取りです。
国分寺崖線沿いの湧き水を利用した池が造られています。こちらは邸宅に隣接した「上の池」。
国分寺崖線の斜面が迫る池。池の中にはニジマスがいました。
武者小路実篤の胸像。
道路の下を潜って、「下の池」に行くことができます。
「下の池」と竹林。
池の畔に四阿があって、池を眺めることができます。時間に余裕があれば、ここにずっといたい気分です。
更にトンネルを潜ると、
「武者小路実篤記念館」がありました。
昼食は京王線で府中に出て、「Le Signe」の「鳥光圀」にて。
その後、「Le Signe」の4階にあるカフェテリア「Orange Point」でコーヒーとティラミスのデザート。
けやき並木は歩行者天国になっていて、フリーマーケットが開催されていました。
すっかり春の感じが強くなった「大國魂神社」。
先週はほとんど咲いていなかった枝垂れ桜が、花を咲かせていました。
枝垂れ桜の花。
境内のソメイヨシノもそろそろでしょうか。
まぶしい陽気に照らされた「大國魂神社」の拝殿。
調布に行って、「ヱビスバー」にて。
旧塗色の京王バスに乗って、
野川まで来てみました。これは、「三鷹通り」の旧河道跡に残っている「榎橋」です。大正時代に摂政宮が深大寺に行啓の折に造られたという記事を読んだことがあります。
野川の広々とした景観。
野川沿いの桜はやはり未だ未だでした。
つぼみのままの桜の花。
幹にこんなふうに咲いていました。
以前はライトアップされていた野川沿いの桜ですが、樹齢の関係からか、古い樹が切られて、新しい樹が植えられています。新しい樹は、「ジンダイアケボノ」かも知れません。
ソメイヨシノも枝に花をつけている箇所がありました。
全体的にはまさにこれからという感じです。今年もライトアップは開催されないそうです。