2024年2月4日(日)。天気雨のち曇り。立春。

東京競馬場へ。

本日の東京競馬場メイン11Rは、マイル重賞の「第74回東京新聞杯(GⅢ)」(芝・左・1600m)。16頭が出走します。

1番人気は、「⑥マスクトディーヴァ」(牝・4、岩田望来騎手)。前々走「ローズステークス(GⅡ)」優勝で、前走「秋華賞(GⅠ)」に参戦、三冠牝馬「リバティアイランド」の2着でした。本レースまで3カ月の休養をとりました。岩田望来騎手は、4戦連続の騎乗です。

2番人気は、「⑦ジャスティンカフェ」(牡・6、坂井瑠星騎手)。三走前「エプソムカップ(GⅢ)」で重賞初制覇、前々走「毎日王冠(GⅡ)」は「エルトンバローズ」の7着、前走「マイルチャンピオンシップ(GⅠ)」は「ナミュール」の3着でした。坂井騎手は、前走に続いての騎乗です。

3番人気は、「⑨ウンブライル」(牝・4、C.ルメール騎手)。前々走「ニュージーランドチャレンジトロフィー(GⅡ)」、前走「NHKマイルカップ(GⅠ)」ともに2着。その後。骨折のため約9カ間、休養していました。地力はありますので、2戦ぶりとなるルメール騎手とのコンビでの覚醒を期待します。

4番人気は、「⑤ウインカーネリアン」(牡・7、三浦皇成騎手)。ベテランの風格。昨年の「東京新聞杯」覇者です。三走前「安田記念(GⅠ)」8着、前々走「毎日王冠」5着、前走は米国に遠征して「ブリーダーズカップ・マイル(GⅠ)」11着。三浦騎手は、遠征も含めて10戦連続の騎乗です。

5番人気は、「⑯アヴェラーレ」(牝・6、R.キングスコート騎手)。昨年の「京王杯スプリングカップ(GⅡ)」に出走して4着。その後の三走前「関屋記念(GⅢ)」で重賞初制覇。前々走「スワンステークス(GⅡ)」7着、前走「京都金杯(GⅢ)」4着。キングスコート騎手は、初騎乗です。

6番人気は、「⑪マテンロウスカイ」(せん・5、横山典弘騎手)。昨年の「エプソムカップ」3着、その後の三走前オープン「ケフェウスステークス」9着、前々走リステッド「カシオペアステークス」4着、前走リステッド「リゲルステークス」優勝と、調子をあげてきています。「マテンロウスカイ」といえば横山典弘騎手、15戦連続の騎乗です。

7番人気は、「①サクラトゥジュール」(牡・7、R.キング騎手)。昨年の「東京新聞杯」は「⑤ウインカーネリアン」の14着。その後の三走前オープン「メイステークス」で優勝、前々走「関屋記念」は「⑯アヴェラーレ」の6着、前走「中山金杯(GⅢ)」は12着・キング騎手は、前走に続いての騎乗です。

8番人気は、「⑧ホウオウビスケッツ」(牡・4、岩田康誠騎手)。「スプリングステークス(GⅡ)」2着で三走前「皐月賞(GⅠ)」に名乗りを上げ、「ソールオリエンス」の17着。前々走「ダービー(GⅠ)」は6着、前走「中日新聞杯(GⅢ)」は12着。岩田康誠騎手は、初騎乗です。

9番人気は、「⑫コナコースト」(牝・4、戸崎圭太騎手)。昨年の「桜花賞(GⅠ)」は「リバティアイランド」の2着でしたが、三走前「オークス(GⅠ)」は7着、前々走「秋華賞」は8着。前走「ターコイズステークス(GⅢ)は10着。戸崎騎手は、初騎乗です。

10番人気は、「⑬トゥ-ドジボン」(牡・5、藤岡佑介騎手)。直近4戦は、いずれも複勝圏内という手堅さ。前走「京都金杯」は3着でした。藤岡佑介騎手は5戦連続の騎乗です。

11番人気は、「②アスクコンナモンダ」(牡・5、横山武史騎手)。前々走「京成杯オータムハンデキャップ(GⅢ)」は9着、前走リステッド「キャピタルステークス」は3着。横山武史騎手は、初騎乗です。

12番人気は、「⑭サウンドビバーチェ」(牝・5、浜中俊騎手)。三走前「阪神牝馬ステークス(GⅡ)」優勝の後、前々走「ヴィクトリアマイル(GⅠ)」5着、前走「ターコイズステークス」15着。浜中騎手は、前走に続いての騎乗です。

13番人気は、「④ルージュリナージュ」(牝・5、横山和生騎手)。前々走条件戦「ユートピアステークス」を優勝してオープン入り、前走「ターコイズステークス」は11着でした。横山和生騎手は、3戦連続の騎乗です。

14番人気は、「⑮フリームファクシ」(牡・4、菅原明良騎手)。ちょうど一年前、昨年の3歳重賞「きさらぎ賞(GⅢ)」を優勝し、その将来性が期待されましたが、その後の成績があと少しという感じです。前走は「京都金杯」5着。菅原明良騎手は、初騎乗です。

15番人気は、「⑩ダノンタッチダウン」(牡・4、北村友一騎手)。この馬は、2歳時「朝日杯フューチュリティステークス(GⅠ)」で「③ドルチェモア」の2着でした。ここでともに復活を目指してほしいです。「皐月賞」18着、「NHKマイルカップ」こそ4着でしたが、前々走「富士ステークス(GⅡ)」11着、前走「京都金杯」8着。北村友一騎手は、前走に続いての騎乗です。

16番人気は、「③ドルチェモア」(牡・4、石橋脩騎手)。2歳時に「サウジアラビアロイヤルカップ(GⅢ)」優勝を経て、無敗で「朝日杯フューチュリティステークス」を制し、2022年の「JRA最優秀2歳牡馬」に選ばれました。その後、成績は一気に下降をたどり、「NHKマイルカップ」12着、「安田記念」18着。前走「京都金杯」も最下位の18着でした。石橋騎手は、初騎乗です。

レースは、スタート直後に波乱がありました。1番人気の「⑥マスクトディーヴァ」の出遅れです。この馬を軸に考えていた人も多かったと思いますので、場内もどよめきに包まれました。先頭は「⑤ウインカーネリアン」がとり、「⑬トゥードジボン」、「⑭サウンドビバーチェ」が続きます。「⑥マスクトディーヴァ」は、向う正面、3角に入る手前では何とか中段に追いつきます。4角を周って直線に入ったところで、依然として「⑤ウインカーネリアン」が先頭で直線も粘りの走りが続きます。「⑥マスクトディーヴァ」はいっぱいになってきた感じです。そこへ中段の位置取りからスルスルとあがってきたのが、「①サクラトゥジュール」です。同じく中段から「⑧ホウオウビスケッツ」がきます。逃げる「⑤ウインカーネリアン」をかわして、1馬身差をつけて「①サクラトゥジュール」が重賞初制覇です。騎乗のレイチェル・キング騎手は、先の「アメリカジョッキークラブカップ(GⅡ)」(「チェックネイト」)に続いてJRA重賞2勝目となりました。クビ差の3着は「⑧ホウオウビスケッツ」、ハナ差の4着は「②アスクコンナモンダ」。3/4馬身差の5着に「⑪マテンロウスカイ」。期待された「⑥マスクトディーヴァ」は、上りのスピードこそメンバー2位でしたが、出遅れが響いてしまい、結果6着。2番人気の「⑦ジャスティンカフェ」は12着、3番人気の「⑨ウンブライル」は9着。「隣の人は、「こんなレースあるか!!でも、だから面白い」と言っていました。

 

帰りに「大國魂神社」に立ち寄りました。

境内の梅の木に紅い花が見事に咲いていました。

間もなく春節を迎えます。

境内の参道も飾り付けがされていました。