2023年5月13日(土)。天気雨。
昼食は、「倉式珈琲店」のランチセット。
それから、東京競馬場に向かいます。
向かいのホームには、緑色塗装の8000系特急が臨時停車。「高尾号」のサボを付けていました。
本日の東京競馬場メイン11Rは、秋の「京王杯2歳ステークス(GⅡ)」と並ぶ、私にとっての春の大祭典「第68回京王杯スプリングカップ(GⅡ)」(芝・左・1400m)です。優勝馬には、「安田記念(GⅠ)」への優先出走権が与えられます。フルゲート18頭が出走します。
というわけで、今日は「けい太くん」が東京競馬場に来ていました。「ターフィー」と一緒にいます。
「ターフィー」が近づいてきました!
1番人気は、「①ダノンスコーピオン」(牡・4、川田将雅騎手)。昨年の「NHKマイルカップ(GⅠ)」優勝馬。秋の「マイルチャンピオンシップ(GⅠ)」は11着、前走は「香港マイル(GⅠ)」に遠征して6着。今年初めての出走となります。川田騎手は、国内では6戦連続の騎乗です。
2番人気は、「⑫レッドモンレーヴ」(牡・4,横山和生騎手)。昨年の「共同通信杯(GⅢ)」6着の後、クラシックには出走せず、1年以上ぶりの重賞となった前走「ダービー卿チャレンジトロフィー(GⅢ)」は川田騎手の騎乗で7着。横山和生騎手は初騎乗です。
3番人気は、「④ゾンニッヒ」(牡・5、D.レーン騎手)。今年初めにオープン入り、前走は重賞初挑戦となった「ダービー卿チャレンジトロフィー」3着。レーン騎手は初騎乗です。
4番人気は、「⑯アヴェラーレ」(牝・5、C.ルメール騎手)。重賞は3歳時の「ニュージーランドトロフィー(GⅡ)」15着以来。前走条件戦「豊橋ステークス」優勝でオープン入りしました。ルメール騎手は2戦ぶりの騎乗ですが、これまでの12戦のうち10戦でコンビを組んできています。
5番人気は、「⑨ピクシーナイト」(牡・5、戸崎圭太騎手)。一昨年「スプリンターズステークス(GⅠ)を優勝、次走「香港スプリント(GⅠ)」に遠征した際に他馬の落馬に巻き込まれ、鞍上の福永祐一騎手が落馬して競争中止。更に骨折も判明して、前走「高松宮記念(GⅠ)」まで休養。同レースは13着に終わりました。戸崎騎手は、前走に続いての騎乗です。「けい太くん」ですね!
6番人気は、「⑮ダディーズビビッド」(牡・5、浜中俊騎手)。前々走「阪急杯(GⅢ)」はクビ差の2着でしたが、前走「高松宮記念」は11着。浜中騎手は、2戦ぶりの騎乗です。
7番人気は、「⑩ウインマーベル」(牡・4、松山弘平騎手)。昨年の「スプリンターズステークス」は「ジャンダルム」のクビ差2着、その後の成績が期待されましたが、続く前々走「シルクロードステークス(GⅢ)」7着、前走「高松宮記念」10着。松山騎手は、6戦連続の騎乗です。
8番人気は、「⑧トゥラヴェスーラ」(牡・8、丹内祐次騎手)。2021年の本レースで「⑭ラウダシオン」の2着でした(このレースを現地観戦できなかったことは、今でも不覚だったと後悔しています)。その後も重賞レースに参戦してきていますが、優勝は一昨年のリステッド「淀短距離ステークス」が最後となっていて、未だ重賞勝利は果たしていません。前走「高松宮記念」は3着でしたので、ここで勢いにのって頑張ってほしいと思います。丹内騎手は、前走に続いての騎乗です。
9番人気は、「⑭ラウダシオン」(牡・6、岩田康誠騎手)。2020年の「NHKマイルカップ」優勝馬。また、2021年の本レース優勝馬です。昨年の本レースにも出走していて5着。昨年末の「阪神カップ(GⅡ)」3着の後、海外遠征に出て、前々走サウジアラビアの「1351ターフスプリント(GⅢ)」9着、前走ドバイの「ゴドルフィンマイル(GⅡ)」11着。岩田康誠騎手は初騎乗です。
10番人気は、「⑤ベレヌス」(牡・6、西村淳也騎手)。昨年の「中京記念(GⅢ)」優勝馬です。その後は、今ひとつパッとしないレースが続いています。前々走「京都金杯(GⅢ)」16着、前走「ダービー卿チャレンジトロフィー」14着。西村淳也騎手は、7戦連続の騎乗です。
11番人気は、「⑬レイモンドバローズ」(牡・5、横山武史騎手)。昨秋、現地観戦した「府中牝馬ステークス(GⅡ)」の前の条件戦「白秋ステークス」で優勝してオープン入りしましたが、その後の成績がふるいません。前走はやはり現地観戦した「共同通信杯(GⅢ)」の前のオープン「バレンタインステークス」16着。横山武史騎手は、2戦ぶりの騎乗です。
12番人気は、「⑰タイムトゥヘヴン」(牡・5、大野拓弥騎手)。昨年の本レースに出走して3着。「富士ステークス(GⅡ)」7着、「東京新聞杯(GⅢ)」10着など、「⑬レイモンドバローズ」と同じくよく見ている馬なので、頑張ってほしいです。前々走「オーシャンステークス(GⅢ)」11着、前走「ダービー卿チャレンジトロフィー」9着。大野騎手は、4戦連続の騎乗です。
13番人気は、「⑦カルリーノ」(牡・7、田辺裕信騎手)。大ベテランですが、前走条件戦「晩春ステークス」で約3年ぶりの勝利をあげてオープン入りしました。重賞は、3歳時の「ニュージーランドトロフィー」以来です。2018年の「京王杯2歳ステークス」にも参戦していて3着でした。田辺騎手は、前走に続いての騎乗です。
14番人気は、「②ロードマックス」(牡・5、団野大成騎手)。2020年の「京王杯2歳ステークス」2着。私の中での世代No.2(この世代のNo.1である「モントライゼ」は、その後の勝利がありませんが。。)。前走は、「オーシャンステークス」6着。団野騎手は、3戦連続の騎乗です。
15番人気は、「⑪ミッキーブリランテ」(牡・7、菅原明良騎手)。本レースは、一昨年(4着)、昨年(11着)に続き3年連続の参戦です。最後の勝利は、約2年半前のリステッド「ニューイヤーステークス」。前々走「阪急杯」8着、前走「ダービー卿チャレンジトロフィー」6着。菅原明良騎手は、約1年半ぶりの騎乗です。
16番人気は、「⑱グラスミヤラビ」(牝・4、柴田善臣騎手)。前々走条件戦「雲雀ステークス」で優勝しオープン入りし、前走「オーシャンステークス」で重賞初挑戦して14着。柴田善臣騎手は、6戦連続の騎乗です。
17番人気は、「③ヴィクティファルス」(せん・5、石川裕紀人騎手)。3歳時「スプリングステークス(GⅡ)」に優勝して、「皐月賞(GⅠ)」(9着)、「ダービー(GⅠ)」(14着)、「菊花賞(GⅠ)」(10着)と、クラシックに3戦とも参戦しましたが、以降、勝利からは遠ざかったままです。前走は「京都金杯(GⅢ)」12着。石川騎手は初騎乗です。
18番人気は、「⑥ホープフルサイン」(牡・7、北村宏司騎手)。今年初めのリステッド「淀短距離ステークス」優勝、前々走「阪急杯」14着、前走リステッド「春雷ステークス」11着。北村宏司騎手は初騎乗です。
いよいよレースが始まります。
レースは、スタート後、「⑤ベレヌス」が先頭をとり、これに「⑭ラウダシオン」、「③ヴィクティファルス」が続きます。4角を周って直線に入ったところでは、依然として「⑤ベレヌス」が先頭、続いて「⑭ラウダシオン」と「⑮ダディーズビビッド」。残り200mでは、「⑭ラウダシオン」が粘っているものの、「⑮ダディーズビビッド」の勢いが勝っています。さらに外から、中段後位に控えていた「⑫レッドモンレーヴ」が、メンバー2位の上りで迫って来ました。馬群の真ん中、中段前方にいた「⑩ウインマーベル」が発進して、「⑫レッドモンレーヴ」にあわせます。「⑫レッドモンレーヴ」が軽やかにゴールを突き抜けて、重賞初勝利。半馬身差の2着に「⑩ウインマーベル」、クビ差の3着に「⑮ダディーズビビッド」。ここから集団でゴールになだれこんで、いずれもクビ差で4着「⑯アヴェーラ」、5着「⑬レイモンドバローズ」、6着「④ゾンニッヒ」、7着「⑭ラウダシオン」、8着「⑨ピクシーナイト」など。12着「⑧トゥラヴェスーラ」までクビ差でした。1番人気「①ダノンスコーピオン」は11着。
レース後の表彰式。横山和生騎手、蛯名正義調教師のコンビです。
「けい太くん」や「プラットガール」は参加していませんでした。
明日は、5週連続のGⅠ2戦目、「ヴィクトリアマイル(GⅠ)」です。
雨の「大國魂神社」。
今日は、(いつもと同じく)少し気落ちしながらの帰り道です。