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ふらっと歴史探訪

日々の暮らしや旅先で出会った身近な歴史など、綴ってみたいと思います。

石畳の路地なんかで有名な神楽坂


飯田橋駅(東西線の神楽坂駅は商店街よりだいぶ上の方です)からすぐの、いわゆる神楽坂の商店街の通りを中心に三つの城跡があります。


まず一つ目は言わずと知れた江戸城。


JR飯田橋駅西口改札を出ると、牛込門の石垣が残っています。そのまま外堀を眺めながら橋を渡り、江戸城外へ。


江戸城と言われて現在の皇居を思い浮かべる方は多いと思いますが、ここまでが江戸城の城内ということになります。



橋を渡った先が、いつもにぎやかな神楽坂の商店街です。


坂を上って行き、毘沙門天を過ぎたところの路地を左に入りしばらく坂を登ると、左手に光照寺というお寺があります。



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ここには室町~戦国時代に牛込城があったと伝えられています。


城主は後北条氏に仕えた牛込氏。


牛込氏はもとは大胡氏といい上野国よりこの地に移り住みました。(『寛政重修諸家譜』)


地名を取り牛込氏と改称するにあたり、それを許可した北条氏康の古文書(判物)が伝えられています。(『小田原市史』等)


小田原合戦後に廃城になり、その後は江戸の発展とともに市街地として開発された地域でもあり、残念ながら城の遺構はありません。



光照寺から神楽坂通りに戻り、神楽坂上の交差点を右に曲がり、飯田橋方面に下って行くと、筑土八幡町という交差点があり、左手に筑土八幡神社があります。



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この神社一帯の台地には、室町時代に上杉氏や太田道灌が城砦を築いたと伝えられています。


ここも牛込城同様、遺構は見られません。


東京ではどうしても江戸時代以降の歴史に注目が集まりますが、中世の史跡もなかなかあるものです。



参考文献:『日本城格大系』

      







今さらですが、今年の大河ドラマ「平清盛」、視聴率苦戦しているみたいですが…



中世史が好きな私は、かなり面白いと思って観ています。



まあ、普通悪役として登場することが多い主人公ということや、放送開始当初にあった「画面が暗い」という指摘などの、描写に関することもあると思いますが、


後者に関しては、ある意味歴史に忠実でそこが面白い、と私などは感じてしまいます。



そんなことを思いながら観てきたわけですが、ふと先週の放送「殿下乗合事件」を観て思いました。



「殿下」が誰を指すのか、わかる人は少ないんじゃないのかな?と。



考えてみればこのドラマ、儀式・儀礼考証を取り入れるなど、割と史実に忠実な部分を大事にしていると思うんですが、


それゆえに解説が必要じゃないかと思うような用語がさらっと使われている気がします。


私は歴史好きなので、今回の「清盛」以外でも大河ドラマは、わからないことがあると気になり自分なりに調べたりしながら観るのが好きなので、今回も普通に流してしまってましたが、


最近の放送を思い返してみても、詳しくない人にはわかりづらいことも結構あったんじゃないかと…



そこで、今回は官職について、いくつか挙げて勝手に解説をしてみたいと思います。




殿下(てんが)・・・摂政・関白の事。大まかに言うと、摂政は帝が幼少の時、成人後は関白。


相国(しょうこく)・・・太政大臣の唐名。


散位(さんに)・・・位階はあるが役職についていないもの。  


公卿・・・大臣・納言・参議・三位以上のもの。


殿上人・・・四位・五位で清涼殿(天皇の御殿)への昇殿を許されたもの。




いざ書こうと思ったらあまり思い出せず中途半端になってしまいました(汗)



参考文献:和田英松 『新訂 官職要解』 講談社学術文庫 1983年


東京でお城といえば何といっても江戸城でしょう。


しかし、中世以来、現在の東京都のあたりには無数に城が築かれてきました。


残念ながら江戸時代以降、都市や農地の開発により破壊され、今では遺構もほとんど残っていませんが…



そんなお城の中の、「中曽根城」と「石浜城」の伝承地に行ってきました。



中曽根・石浜両城は室町時代に築かれた武蔵千葉氏の城です。




千葉氏といえば房総半島、下総上総の名族ですが、平安時代以来の家系ですから、房総以外にも分家、支流がとても多いです。




まずは中曽根城。東武スカイツリーライン西新井駅から10分ちょっと歩いたところにある中曽根神社がその場所です。



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神社周辺の路地が、神社の周囲を廻るようにカーブしていたので堀の跡かとも思いましたが、なんとも言えません…


何せ江戸時代以前に廃城になっていますから。



次に石浜城へ。


石浜城の所在地は諸説ありますが、今回は南千住にある石浜神社を訪れました。


西新井から東武で東向島へ行き、明治通りを隅田川方面へ歩き、白鬚橋を渡っていると、対岸に石浜神社が見えてきました。



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当然遺構や城跡を思わせるものはありません。


ただ、所在地と伝えられる場所に立ち、当時の風景を想像しながら往時を偲ぶのが好きな人間にとっては、遺構がなくてもそれはそれで満足できてしまうんですよね…


もちろん遺構があるにこしたことはないですけど(笑)



今回は足立区在住の友人の案内によりたどり着くことができました。感謝です。