16.海外移住 | 武闘派ろみか〜夫の不倫を笑い飛ばせる自分に〜

武闘派ろみか〜夫の不倫を笑い飛ばせる自分に〜

『自立系武闘派』と呼ばれる男性性優位な女性に属する私は夫を立てる『愛され妻』とは真逆

そんな私がどんな風に不倫問題を捉え、夫と闘い、自分と向き合い、何をギフトで受け取ってきたのか綴ります

あなたも夫の不倫を笑い飛ばし、本来の自分へ戻りませんか?


このブログは回顧録です
いまはオットと穏やかな日々


←前回の話



海外移住



私たちはヨーロッパで出会った




お互いヨーロッパに一年留学し、海外暮らしが性に合うタイプだった




お互い帰国し就職、同棲、結婚し1年経った頃、ヨーロッパでの求人をオットが見つけ応募した




採用が決まり、お互い会社を辞めて移住することを決めた




わたしにとってオットといちばん楽しかった時期は海外留学時代だった

社会人ではなく学生という身分だったし、何の責任も背負ってない分

当然気楽で時間的にも精神的にも余裕があった




日本に戻ってからのオットは仕事仕事ばかりの仕事人間で




こんな人だったっけ?


なんか描いてた生活と違う




そう感じることが多かった





元々わたしは男女対等なリベラルな関係が理想だった

今は時代が変わり、共働き、子育ても協力して分担

というのがスタンダードになりつつあるけれど

まさにそういうスタイルが理想だった





夫婦別姓が希望で結婚する際にも

どうしても籍を入れたいというオットと

事実婚を希望したわたしで意見が割れた





入籍はするけど

オットの姓は名乗らない




そういう落とし所になった

実際に子供の学校以外でオットの姓は名乗ったことはない




20年前はまだまだ共働きはスタンダードではなく

結婚したら男は働き、女は家事育児的な役割分担制が主だった




わたしは仕事も家事も子育ても一緒にやりたいタイプだった




海外に留学していたような人なら、リベラルなのだろう

オットに対しそう思っていたし、実際オットの理想もそうだと聞いていた




けれど帰国後のオットは割に後者で

当時の日本男性典型的な思想で、わたしはモヤモヤしていた




思い描いていた生活となんか違う


その違和感の理由はそこにあった





日本に暮らし、日本企業に勤めてるからこうなっているのかも知れない

そう考えていたわたしは、また海外で暮らせば

わたしの理想的な関係を築けるのではないか?

そんな希望を持っていた





そんな背景もあり、海外移住はわたしの希望でもあったので

すごく嬉しいことだった