15. 2021年のわたしが思うこと | 武闘派ろみか〜夫の不倫を笑い飛ばせる自分に〜

武闘派ろみか〜夫の不倫を笑い飛ばせる自分に〜

『自立系武闘派』と呼ばれる男性性優位な女性に属する私は夫を立てる『愛され妻』とは真逆

そんな私がどんな風に不倫問題を捉え、夫と闘い、自分と向き合い、何をギフトで受け取ってきたのか綴ります

あなたも夫の不倫を笑い飛ばし、本来の自分へ戻りませんか?



2021年のいま思うこと


最近、ラブジェネレーションというキムタクと松たか子主演のドラマを観た


1997年10月から年末まで放映されていた有名なドラマ



リアルタイムでも観ていたのでそれ以来24年ぶりくらいに観たのだが
自分でも驚くほど後半は毎話号泣してしまった



当時もドラマと自分の感情を重ね合わせて観ていたが
切ないドラマの内容と当時の自分の気持ちがぶり返し
切なさと寂しさと好きな気持ちが混ざり合って溢れ出てきた



まさにこのドラマの時期に結婚したので
当時蓋をしていた感情が多々あったのだと思う



まだ20代前半で結婚を焦っていたわけではなかった


  • プロポーズがなかったこと
  • 婚約指輪がなかったこと
  • 結納したいなら結婚しないと言われたこと
  • 教会や神前式の挙式ならやらないと言われたこと
  • 引越もせず古く狭い住まいなままなこと
  • 家電も家具も何も新調しなかったこと



上のようなわたしの胸がチクチク痛んでいたこと
愛されていない証拠と感じていたようなことを
もう少し経済的に叶えられる状況になってから
結婚すれば良かったと思う




結婚当時のドラマを観てシアワセな気持ちが蘇るのではなく
ネガティブな気持ちが蘇るってのはそれだけ辛かったのだろう
当時のわたしが可哀想で胸が痛くなった




最近オットに聞いた話だと
この頃が一番大好きだった
そうなので
現実には愛されてないわけでも
わたしの方ばかり好きだったわけでもなかったのに



オットの愛も見えない


オットの愛も受け取れない


そのくらい自信を失くしていたし
自己価値も低かったし
もう傷つきたくないと思っていたのだろうと思う




愛する人に全幅の信頼を置けない



オット=裏切る人、嘘つく人、浮気をする人




悲しくもオットは結婚前にわたしの中でそう位置付けられた
信じていなければ今後のキズが浅く済むから
ありったけのエゴで自分を守っていた




このあと起こる不倫問題でわたしが地獄の苦しみを
味わうことがなかったのは
結婚前にすでに信頼を失い
オットはわたしの中で前科者で
もう十分に傷ついていたからだった




これだけ傷が深かったということは
それだけカレのことが好きで信頼していた裏返し




こうして振り返るとやはり
結婚前に別れたらよかったと心底思う




本当に縁があればまた復縁して繋がっただろうし
別れることを怖れるのではなく
結婚ということに舞い上がるのではなく
わたしの傷を癒すには




まず自分を大切にすることが
必要だった





それでも色々有った末、25年経った今も
一緒にいるということは縁が深い人なのだと思う
だからこそ、あの時一度別れてリセットしても良かったと思う




オットはオットで言葉で伝えなかった過去を今になって悔やんでいる



くだらない意地とかプライドとかが邪魔をして
愛してないような素振りをしていたこと


言葉で伝えるのはダサいと思っていたこと


わたしの嫌がる気持ちより我を通すことを優先したこと
元カノに会わないでとか、悲しいとかも含めて、あれこれ言われることがイヤなので常にキミの意見は二の次にしていた



全面的に自分が悪く思いやりに欠けていた

そのことで傷つけたのは今は分かる

不倫のことより何よりこの頃のことを一番申し訳なく思う

キミに非は一切なかったから





あの頃は本当に可愛くて好きでたまらなかった





オットの後悔が滲む顔を当時のわたしに
見せてあげたいと思ったら涙が出た




そう言ってくれたらよかったのに!


わたしはずっと愛されていないと思っていた



こうやって人はすれ違うんだなあ




思っていることを伝える

素直な思いを相手に差し出すってだいじ






このブログは回顧録です
いまはオットと穏やかな日々