かわいい娘が医学部を目指すというのは、応援すべきなのか、否かで、ゆる~く綴っているシリーズですが、家庭内では不評です。

 

娘 「パパのブログ見てやる気なくした!」

 

ママ 「なにブログに書いてる。せっかく、ダラダラ娘がやる気を出しかけていたのに!」←出しかけていただけで、出していたわけではない点に注意。また、仮にやる気が出ても、勉強を実際にしているわけではない。

いつも拝読している「お受験ブルース」さんのところで、「医師がオワコンになる時代がくるかも」との文があったので、考えてみました。

 

上記のサイトでは、佐藤ママは保守的な視点(これまで最上だったので、これからも良いであろう)で、理3に誘導したのかな?でも、時代を読み誤るリスクもあるのでは?と言った趣旨のようです(読み違えていたらごめんなさい)。

 

で、佐藤ママのお子様たちもお通いあそばされた灘中学校・高等学校での、動向をどうこう言える立場ではないパパが見てみました。

 

灘高はファンが多いのか、ネットで情報が充実しているので、ここ4年分の東大京大阪大の医学部をコピペしてエクセルに貼って表にしました(途中でかなり虚しくなったが、、、)

なんか、やっぱり灘高での最優秀者層の医学部進学熱は下がっているのでは??(筑駒は前からそうだけど)

 

灘高は、関西地区の算数・数学ができる男子を丸取りしているので、レベルが下がっていることは考えにくいです。

 

(最上位層の)受験者が時代の流れを敏感に感じていると思ったほうが良いのかも、、、

 

2019年に亡くなられた瀧本哲史さんの代表作に『僕は君たちに武器を配りたい』

 

(2011年9月)がある。1章目は、京大の客員准教授として行った「起業論」の授業についての記載から始まる。

 

その10ページの小見出しは「京都大学の医学生が「ワーキングプア」に?」である。

 

瀧本さんが自分の授業の受講者の学部別の比率を調べたら、医学部の割合が高く、ある年は医学部の40%の学生が瀧本さんの授業をとっていたとのことだ(14ページ)。

 

「かつて高給な仕事の代名詞であった医師が、現在ではいわば「ワーキングプア」の仕事となりつつあるのである。」と記されています。今回、実際にデータを集めてみたり、新聞報道をみると、パパもそんな気もしますね。

 

時代を先読みする投資家であり、尋常でない頭脳をもっていた瀧本さんの講義に殺到した京大医学部生の10年前の不安な予感が、灘高生には3年前からじわりと浸透してきたのでしょうか、、、

 

瀧本さんの本はどれも素晴らしいし、中学生でも読めるもの(ミライの授業)があるので、是非お子様に読ませて上げてくださいね。