9月の終わりになり、ビル設備もそろそろ冬支度をする季節になりました。
冬支度の準備は、いろいろとありますが、自分の現場では先週から
蒸気系の準備を行いました。
圧力容器やボイラーなどの安全弁などは、季節に入る前に業者にて整備を行い性能検査を
行いますが、それ以外にスチームトラップや減圧弁などの弁などの整備も必要となります。
自分の現場でも、スチームトラップや減圧弁の分解整備を先週行いました。
多分、現場によっては、業者に依頼する場合がありますが。
スチームトラップは、熱交換器などの数にもよりますが結構時間も掛かりますし、面倒です。
また、還水槽も相当汚れが溜まっていますのでシーズンを前にきれいに清掃します。
それらの清掃と分解整備は整備が終ると蒸気の通気試験を行います。
半年前まで、問題なく動いていても、久しぶりに蒸気の通気を行うと意外に
いろんなところで、蒸気漏れを起こしますので、増し閉めなど結構な力仕事があります。
蒸気漏れについては、少しくらいであれば蒸気の通気後温まると自然に蒸気漏れがなくなります。
このあたりの感覚は、ベテランの設備員の腕の見せ所です。
設備員になって半年ですが、自分では結構出来るつもりでいても、
実際には、経験の浅さがいろんなところで露呈するのが設備管理の奥の深さです。
来週は、10月に入ります。
去年の10月に、ポリテク関東に入所して、半年間の講習を経て、ビル設備の現場に入って半年、
自分的には、去年10月からの1年間は一生懸命にただひたすら走ってきましたが、
最近は、何とか仕事にも、宿直勤務にも慣れてきましたし、訓練校上がりの後輩も
現場に入ってきました。
今の自分があるのは、ポリテク関東の諸先生方のお陰だと今更ながら感謝しています。
また、そういった月日の流れの中でもポリテク関東で一緒に学んだ同期の人たちと
今もつながりがあることが、今の自分の資産です。
ここ数週間、時間の調整が難しいところではありますが、
みんなが久しぶりに飲もうといくつか声をかけて頂いています、
来月か再来月あたりは、飲み会が入りそうで今から楽しみです。
まずは、みんなの成長振りをみるというよりも、他の現場の話が聞きたいですな。
ビル設備管理の仕事は、現場によって本当に差があるので、
他の現場の事を知ることがこれからの設備管理の仕事を続ける上で重要ですから。
訓練校出身の場合、他の中途入社とは違い就職後の横のつながりが持てるので、
本当にいいです。
台風シーズン到来間近になり、今年最初の関東上陸が予想されている台風18号がまもなく
関東地方に近づきます。
ビル設備の仕事でも、台風が近づくと準備することがあります。
基本的には、台風前点検といわれるものですが、屋上に風で飛ばされるようなものがないか?
風で動くようなものはないか?、冷却塔などの扉が開いていないか?
屋上のルーフドレインなどがゴミや土砂で詰まっていないかを、確認します。
また、今朝のような激しい雨が降ると、必ず漏水点検なども行います。
オフィスなどで働いていると気付きませんが、ビル管理の立場で働いていると
ビルでは、結構漏水があちこちで起こるもので雨が降るたんびに、点検が必要となります。
その他、大雨が予想される場合、雨水などをためる雑排水槽の雑排水を事前に
ポンプアップして、雑排水槽を空にしておく必要があります。
大雨が降ってからポンプアップしても、ビル周辺の排水が多すぎて下水道の処理能力を
すぐに超え、水が溢れてマンホールの蓋などが浮いたり、逆流して危険になるからです。
ちなみに、東京都の場合 1時間に最大50mmの雨を想定して、下水道を設計していますので
それを超える雨が降った場合、下水道から雨水などが溢れ出るようになっています。
そういうこともあり、雨が降る前に雑排水槽を空にして、雨が降っているときは逆流を
防ぐためにポンプアップをしない時があります。
最近はゲリラ豪雨などという想定外の雨が多いので、風だけでなく雨にも備える必要があります。
最後に、最近同期の人から連絡が来るようになりました。
みんなこの世界に入って半年ほど経ってきたので少しずつ余裕が出てきたみたいです。
来週あたりに、久しぶりに飲み会が入りそうな予感がします。
関東地方に近づきます。
ビル設備の仕事でも、台風が近づくと準備することがあります。
基本的には、台風前点検といわれるものですが、屋上に風で飛ばされるようなものがないか?
風で動くようなものはないか?、冷却塔などの扉が開いていないか?
屋上のルーフドレインなどがゴミや土砂で詰まっていないかを、確認します。
また、今朝のような激しい雨が降ると、必ず漏水点検なども行います。
オフィスなどで働いていると気付きませんが、ビル管理の立場で働いていると
ビルでは、結構漏水があちこちで起こるもので雨が降るたんびに、点検が必要となります。
その他、大雨が予想される場合、雨水などをためる雑排水槽の雑排水を事前に
ポンプアップして、雑排水槽を空にしておく必要があります。
大雨が降ってからポンプアップしても、ビル周辺の排水が多すぎて下水道の処理能力を
すぐに超え、水が溢れてマンホールの蓋などが浮いたり、逆流して危険になるからです。
ちなみに、東京都の場合 1時間に最大50mmの雨を想定して、下水道を設計していますので
それを超える雨が降った場合、下水道から雨水などが溢れ出るようになっています。
そういうこともあり、雨が降る前に雑排水槽を空にして、雨が降っているときは逆流を
防ぐためにポンプアップをしない時があります。
最近はゲリラ豪雨などという想定外の雨が多いので、風だけでなく雨にも備える必要があります。
最後に、最近同期の人から連絡が来るようになりました。
みんなこの世界に入って半年ほど経ってきたので少しずつ余裕が出てきたみたいです。
来週あたりに、久しぶりに飲み会が入りそうな予感がします。
2020年 東京オリンピック開催が決定されたニュースは誰もが知っていると思いますが、
これによって、設備管理業界も活気が出てくるかも知れませんね。
オリンピックといえば、インフラ整備が中心になりますので、
これからオリンピック開催までは、大型ホテルの新築ラッシュや
老朽化したビル群などの大型再開発などが大幅に進むことで、
ビル設備管理業界も活気に満ちてくるでしょうね。
今の都心には、前回の東京オリンピック後の高度成長期に作られたビルが
まだまだ沢山ありますが、今まで不景気できっかけがなく
なかなか立替や再開発が進んでいない状況でしたが、
このオリンピック開催を契機に、新しい道路建設や鉄道などの拡充が進むので
それに対応した再開発案件がどかっと出て、建設業界が潤った後に
ビル設備業界に仕事が流れ込んで来るでしょうね。
勿論、オリンピックの後は不景気になることは当然あると思いますが。
でも、まあ7年後ならその頃はベテランにもなっているので、
今、この業界に入ったのはいい機会だったと自分は、思っています。
これによって、設備管理業界も活気が出てくるかも知れませんね。
オリンピックといえば、インフラ整備が中心になりますので、
これからオリンピック開催までは、大型ホテルの新築ラッシュや
老朽化したビル群などの大型再開発などが大幅に進むことで、
ビル設備管理業界も活気に満ちてくるでしょうね。
今の都心には、前回の東京オリンピック後の高度成長期に作られたビルが
まだまだ沢山ありますが、今まで不景気できっかけがなく
なかなか立替や再開発が進んでいない状況でしたが、
このオリンピック開催を契機に、新しい道路建設や鉄道などの拡充が進むので
それに対応した再開発案件がどかっと出て、建設業界が潤った後に
ビル設備業界に仕事が流れ込んで来るでしょうね。
勿論、オリンピックの後は不景気になることは当然あると思いますが。
でも、まあ7年後ならその頃はベテランにもなっているので、
今、この業界に入ったのはいい機会だったと自分は、思っています。
ビル設備管理の現場にも一般の会社と同様、見習いも含め設備員から、サブリーダー、リーダー、統括などの出世コースがありますが、独立系の設備管理会社ではあまり出世を望まない傾向があります。
勿論、管理職になると手当てもありますが、
正直言って管理職の手当てはそれほど高くはなく、その「責任」と「負担」に見合った待遇ではないからです。
具体的に
「責任」とは、元請けの統括管理会社やビルオーナーの窓口は、すべてリーダーが矢面に立ちますし、部下のつまらないミスやちょっとした見落としなども全ての責任を負うというプレッシャーの
ある職位です。
元請けやオーナーからの問い合わせや報告書作成など、正直回りで見ていて可哀そうなほどのボリュームです。
設備管理の事務所の電話で一番多いのは、テナントや警備からではなくそういった元請けや
オーナー会社からの連絡が一番多いのが現実です。
そういった状況を見ているので、みんなビル管の資格をとっても、隠している人はなぜか
一杯います。
資格手当てをもらうよりも、自由に楽に働こうと思っている人が実は意外に多いんですよ。
勿論、管理職になると手当てもありますが、
正直言って管理職の手当てはそれほど高くはなく、その「責任」と「負担」に見合った待遇ではないからです。
具体的に
「責任」とは、元請けの統括管理会社やビルオーナーの窓口は、すべてリーダーが矢面に立ちますし、部下のつまらないミスやちょっとした見落としなども全ての責任を負うというプレッシャーの
ある職位です。
元請けやオーナーからの問い合わせや報告書作成など、正直回りで見ていて可哀そうなほどのボリュームです。
設備管理の事務所の電話で一番多いのは、テナントや警備からではなくそういった元請けや
オーナー会社からの連絡が一番多いのが現実です。
そういった状況を見ているので、みんなビル管の資格をとっても、隠している人はなぜか
一杯います。
資格手当てをもらうよりも、自由に楽に働こうと思っている人が実は意外に多いんですよ。
題名の通り、ビル設備管理で働くなら新しいビルがいいですよ!
ちなみに自分は、築35年の高層ツインビルと道路を隔てた築45年の高層オフィスビルを、日替わりで
常駐していますが、とにかく古いビルはあちこち毎日故障と修理を繰り返してばかりで忙しいし、
トイレの詰まりもほぼ毎日どこかで起こっているし、
ポンプや電動機のメンテナンスも毎日どこかでやらないといけないし、
安定器もどこもボロボロで、管球交換してもすぐに切れます。
勿論、安定器の交換も週に数個ペースで交換していますが、
何しろ、電灯の数も膨大にあるのでいくらやってもきりがないのが、
辛いところです。
まあ、回りで見れば仕事を覚えられると思いますが、やってみると毎日かなりタフで、
昼休みもろくに取れない現場です。
正直、どの現場でも会社でも給料はあまり変わらないので、どうせやるなら新しいビルが
オススメです。
ちなみに自分は、築35年の高層ツインビルと道路を隔てた築45年の高層オフィスビルを、日替わりで
常駐していますが、とにかく古いビルはあちこち毎日故障と修理を繰り返してばかりで忙しいし、
トイレの詰まりもほぼ毎日どこかで起こっているし、
ポンプや電動機のメンテナンスも毎日どこかでやらないといけないし、
安定器もどこもボロボロで、管球交換してもすぐに切れます。
勿論、安定器の交換も週に数個ペースで交換していますが、
何しろ、電灯の数も膨大にあるのでいくらやってもきりがないのが、
辛いところです。
まあ、回りで見れば仕事を覚えられると思いますが、やってみると毎日かなりタフで、
昼休みもろくに取れない現場です。
正直、どの現場でも会社でも給料はあまり変わらないので、どうせやるなら新しいビルが
オススメです。
空調機というと一般家庭ではエアコンという形で、小さくコンパクトにまとめた高機能のものがありますが、ビルとかの大型施設では冷凍機から、外調機、AHU、余剰排気ファンなどの大型の機械を
ダクトやパイプというったもので接続して、空調を行います。
勿論、最近の新しい中小ビルでは、空冷式のパッケージエアコンなどの導入が進んでおり、
冷凍機などがないビルも多くなってきましたが、
大規模なオフィスビルやショッピング複合施設などの大型施設などでは、大量の熱源が必要なので
まだまだ冷凍機が活躍しています。
勿論、DHCなどの地域冷暖房から冷水をもらってビルも増えていますが、全体のシェアで見れば
まだまだ発展途上です。
冷凍機には、ターボ式と吸収式の冷凍機が多く使われており、その2つを組み合わせて運用して
いるビルが多いと思います。
自分が働いているビルにも、DHC施設があり近くの5つ程の大型ビルや駅に冷水と蒸気を
供給していますが、
なぜか一緒に管理している道路を隔てた隣のビルには、蒸気のみしか送っておらず、
ビル独自で、大型ターボ式冷凍機と大型吸収式冷凍機2台があります。
もしかしたら、都心の基幹道路を隔てて、冷水の太い配管を敷設するのは面倒だったのかもしれませんね。
ちなみに
熱源の配管をみるとどちらか蒸気で冷水かという質問は、配管の太さを見れば簡単に分かります。
勿論どちらの配管にも保温材が巻かれていて手で触れば冷たいとか熱いとかが分かりますが、
配管の太さは、明らかに分かるくらい違います。
冷水の配管の方が、全然太いのですぐに分かります。
これは、ビル内のパイプシャフトの配管についても同じで、冷水が太く、蒸気の方が細いです。
で空調の話が戻りますが、
冷凍機の勉強する際、「冷媒の流れ」で勉強し、
ボイラーの勉強する時は、「水の流れ」で勉強するように、
空調機の勉強は、「空気の流れ」で勉強します。
空気の流れで考えると、外の空気で外気を、ビルの給気塔から取り入れ
外調機に取り込まれます。
外調機に取り込まれた外気は、冷水(夏季)の熱交換を経て、OAとしてAHUに送り込まれます。
AHUに送られたOAは、AHU内で、冷水(夏季)の熱交換を経て、SAとしてダクトとアネモを通じて、室内に送りこまれます。
外気→外調機(熱交換)→OA→AHU(熱交換)→SA(給気)→ダクト→アネモ→室内
SAの温度管理は、AHUからのダクトに温度センサーが付けられ、そこで給気温度を調整します。
室内に送られた空気は、室内の吸い込み口を通して回収し、RA(環気)として再度ダクトで
AHUの手前まで送られます。
RAのダクトには、CO2センサーや温度センサーがあり、室内のCO2濃度や温度の状態を見て
AHUに戻す空気量と外調機からAHUに送るOA量を、可変ダンパで調整し、AHUに送ります。
AHUに戻さなかったRAは余剰排気としてファンで、外に放出します。
余剰排気(AHUへ送れなかったRA)→→外に放出
↑
室内→吸い込み口→RA(環気)→ダクト→可変ダンパ→外気(OA)と環気(RA)が混ざってAHUへ
外気→外調機(熱交換)→OA→ダクト→→→↑↑
外調機は、何をするのいうと外気のほこりやごみを取り除き、夏なら空気を冷やします。
具体的には、30度以上の高温の外気を、20度以下まで一気に落とします。
外調機で冷やすことで、空気に含まれる湿気を取り除きます。
夏場は、この外調機で一気に冷やして湿気を取ることが、一番重要です。
なぜかというと、外調機で空気中の湿気を取らないと、ビル内のダクトやアネモ(給気口)で
大量の結露を起こし、天井内やアネモ回りで漏水事故を起こすからです。
正直猛暑期の結露などによ漏水事故は結構多く、また大きな事故になります。
結露の水滴が天井内を伝わって、照明機器の漏電や、吹きだし口から滴下した水滴が机上や
サーバーラックなどに落ちるなどの大きな事故になることがあります。
冷房期は外調機などで湿気対策をしっかりしないと、本当に面倒なことになりますので
ご注意下さい。
ダクトやパイプというったもので接続して、空調を行います。
勿論、最近の新しい中小ビルでは、空冷式のパッケージエアコンなどの導入が進んでおり、
冷凍機などがないビルも多くなってきましたが、
大規模なオフィスビルやショッピング複合施設などの大型施設などでは、大量の熱源が必要なので
まだまだ冷凍機が活躍しています。
勿論、DHCなどの地域冷暖房から冷水をもらってビルも増えていますが、全体のシェアで見れば
まだまだ発展途上です。
冷凍機には、ターボ式と吸収式の冷凍機が多く使われており、その2つを組み合わせて運用して
いるビルが多いと思います。
自分が働いているビルにも、DHC施設があり近くの5つ程の大型ビルや駅に冷水と蒸気を
供給していますが、
なぜか一緒に管理している道路を隔てた隣のビルには、蒸気のみしか送っておらず、
ビル独自で、大型ターボ式冷凍機と大型吸収式冷凍機2台があります。
もしかしたら、都心の基幹道路を隔てて、冷水の太い配管を敷設するのは面倒だったのかもしれませんね。
ちなみに
熱源の配管をみるとどちらか蒸気で冷水かという質問は、配管の太さを見れば簡単に分かります。
勿論どちらの配管にも保温材が巻かれていて手で触れば冷たいとか熱いとかが分かりますが、
配管の太さは、明らかに分かるくらい違います。
冷水の配管の方が、全然太いのですぐに分かります。
これは、ビル内のパイプシャフトの配管についても同じで、冷水が太く、蒸気の方が細いです。
で空調の話が戻りますが、
冷凍機の勉強する際、「冷媒の流れ」で勉強し、
ボイラーの勉強する時は、「水の流れ」で勉強するように、
空調機の勉強は、「空気の流れ」で勉強します。
空気の流れで考えると、外の空気で外気を、ビルの給気塔から取り入れ
外調機に取り込まれます。
外調機に取り込まれた外気は、冷水(夏季)の熱交換を経て、OAとしてAHUに送り込まれます。
AHUに送られたOAは、AHU内で、冷水(夏季)の熱交換を経て、SAとしてダクトとアネモを通じて、室内に送りこまれます。
外気→外調機(熱交換)→OA→AHU(熱交換)→SA(給気)→ダクト→アネモ→室内
SAの温度管理は、AHUからのダクトに温度センサーが付けられ、そこで給気温度を調整します。
室内に送られた空気は、室内の吸い込み口を通して回収し、RA(環気)として再度ダクトで
AHUの手前まで送られます。
RAのダクトには、CO2センサーや温度センサーがあり、室内のCO2濃度や温度の状態を見て
AHUに戻す空気量と外調機からAHUに送るOA量を、可変ダンパで調整し、AHUに送ります。
AHUに戻さなかったRAは余剰排気としてファンで、外に放出します。
余剰排気(AHUへ送れなかったRA)→→外に放出
↑
室内→吸い込み口→RA(環気)→ダクト→可変ダンパ→外気(OA)と環気(RA)が混ざってAHUへ
外気→外調機(熱交換)→OA→ダクト→→→↑↑
外調機は、何をするのいうと外気のほこりやごみを取り除き、夏なら空気を冷やします。
具体的には、30度以上の高温の外気を、20度以下まで一気に落とします。
外調機で冷やすことで、空気に含まれる湿気を取り除きます。
夏場は、この外調機で一気に冷やして湿気を取ることが、一番重要です。
なぜかというと、外調機で空気中の湿気を取らないと、ビル内のダクトやアネモ(給気口)で
大量の結露を起こし、天井内やアネモ回りで漏水事故を起こすからです。
正直猛暑期の結露などによ漏水事故は結構多く、また大きな事故になります。
結露の水滴が天井内を伝わって、照明機器の漏電や、吹きだし口から滴下した水滴が机上や
サーバーラックなどに落ちるなどの大きな事故になることがあります。
冷房期は外調機などで湿気対策をしっかりしないと、本当に面倒なことになりますので
ご注意下さい。
ビル設備の仕事について、感じたことですが、
やたら「○○訓練」というものが多いということです。
「停電訓練」、「帰宅困難者対応訓練」、「消防設備訓練」、「消火訓練」、「避難訓練」、「地震災害訓練」、そして今日もあった「総合防災訓練」などやたらと多いです。
訓練の中には、警備が主体となって手伝う程度のものもありますが、
ただどの訓練にも、練習が1ヶ月前~数週間前からあり結構面倒
しかも、どの訓練にも毎回シナリオがあってセリフ満載の台本もあります。
忙しい仕事の中で練習するのが大変ですし、台本のセリフを覚えるのが毎回大変なんですよ。
また、訓練には ビルのオーナー会社の役員を始め、元請け管理会社、警備やビル設備、清掃の
所属会社の役員たちもみんな勢ぞろいで立ち会いをします。
当然、訓練日が近くなると練習でサービス残業も多くなり、
訓練当日は朝早くから準備し、訓練後に参加者と見学者全員で総括までしますので、
その日1日がつぶれてしまいます。
ただ、訓練自体はつまらなくても、
実際にいろんな訓練をすることで勉強にもなることも確かなので
決して無駄なことではなく、必要な物とは思いますが、
ただ、忙しい業務の中で、毎回いろんな訓練をするのは正直かなりの負担になります。
これから、この世界に入る方も、そういった事があるということを覚えておいて下さい。
やたら「○○訓練」というものが多いということです。
「停電訓練」、「帰宅困難者対応訓練」、「消防設備訓練」、「消火訓練」、「避難訓練」、「地震災害訓練」、そして今日もあった「総合防災訓練」などやたらと多いです。
訓練の中には、警備が主体となって手伝う程度のものもありますが、
ただどの訓練にも、練習が1ヶ月前~数週間前からあり結構面倒
しかも、どの訓練にも毎回シナリオがあってセリフ満載の台本もあります。
忙しい仕事の中で練習するのが大変ですし、台本のセリフを覚えるのが毎回大変なんですよ。
また、訓練には ビルのオーナー会社の役員を始め、元請け管理会社、警備やビル設備、清掃の
所属会社の役員たちもみんな勢ぞろいで立ち会いをします。
当然、訓練日が近くなると練習でサービス残業も多くなり、
訓練当日は朝早くから準備し、訓練後に参加者と見学者全員で総括までしますので、
その日1日がつぶれてしまいます。
ただ、訓練自体はつまらなくても、
実際にいろんな訓練をすることで勉強にもなることも確かなので
決して無駄なことではなく、必要な物とは思いますが、
ただ、忙しい業務の中で、毎回いろんな訓練をするのは正直かなりの負担になります。
これから、この世界に入る方も、そういった事があるということを覚えておいて下さい。
久しぶりの更新です、ここ数ヶ月は本当に忙しくて、つい更新する時間がなくこんなに時間が空いてしまいました。
4月に入社して、あと1ヶ月頑張れば半年になります。
10月からは、有給もついてくるので今よりはもう少し余裕のある生活が出来ると思っていますが、
どうでしょうか?
いやあ~、今年の夏は本当に忙しくてしんどかった~。
朝から夕方まで1日中ビル内を走り回り、汗をかきながら、ビルメンの修業をしてきましたが、
おかげさまでやっと仕事にも慣れ始め、それなりに経験をつむことができ、
個人的には結構成長したと思います。
自分のいる現場にも、7月から新しく訓練校出身の後輩が二人も着任し、仕事を覚える立場から
教える立場にもなってきました。
まあ、久しぶりに更新し、今までサボっていた言い訳だけになりましたが、
明日以降は、もう少し現場実務について、触れて見たいと思いますので、
乞うご期待,,,,,,
4月に入社して、あと1ヶ月頑張れば半年になります。
10月からは、有給もついてくるので今よりはもう少し余裕のある生活が出来ると思っていますが、
どうでしょうか?
いやあ~、今年の夏は本当に忙しくてしんどかった~。
朝から夕方まで1日中ビル内を走り回り、汗をかきながら、ビルメンの修業をしてきましたが、
おかげさまでやっと仕事にも慣れ始め、それなりに経験をつむことができ、
個人的には結構成長したと思います。
自分のいる現場にも、7月から新しく訓練校出身の後輩が二人も着任し、仕事を覚える立場から
教える立場にもなってきました。
まあ、久しぶりに更新し、今までサボっていた言い訳だけになりましたが、
明日以降は、もう少し現場実務について、触れて見たいと思いますので、
乞うご期待,,,,,,
ビル管理の仕事には、脚立やはしごを昇る作業が多くあります。
管球の交換や水槽などの機器や機械の点検などを行う場合、
どうしても脚立を伸ばして天板に乗って管球を行ったり、
屋上や屋外のはしごを昇って、足元が不安定な高置水槽の上で点検をしたりします。
また、その他にもパイプシャフトでパイプを追いかける時も
はしごを使って、パイプに乗り移りパイプ木登りみたいに昇る作業も結構多くあります。
多分、訓練校の授業や会社の研修では、「脚立の天板を絶対に乗らない」、「屋上の高い機器を点検する場合は、安全帯をつける」等と教えられていると思いますが、
現場では、残念ながら徹底されていません。
管球の交換では、天板に乗らないと交換できない電灯や電球はいっぱいありますし、
安全帯ところか、ヘルメットもなしにはしごを昇って、風や強く足場の悪い所を一杯点検することになります。
足場が悪いので、身体を支えるのに割と下半身の筋力が必要になりますし、高所が苦手の方には、正直地獄かもしれません。
あと、図面が全て揃っていれば別ですが古いビルやテナントさんの入退居毎に改修を繰り返しているビルでは、正しい図面がないところが多いです。
その為、何かをする度に、事前に確認ということで、足場が悪い天井にもぐり込んで配管や配線を追っかけて言ったり、狭いパイプの隙間に身体を通して、パイプを渡りながらパイプを昇って各種弁を確認しに行ったりして、結構大変な事が多いと思います。
その為、切り傷や裂傷などは日常茶飯事ですが、どうしても骨折などのケガも多い業種です。
残念ながら安全意識の問題ではなく、現場の構造上や業務効率、人員の関係上を駄目だと
分かっていてもやらざる負えない危険が相当にありますので、これからこの業界を目指す方は
ご承知おき下さい。
話が変わりますが、日曜日に久しぶりに、同期の訓練生を会い、それぞれの現場の話を聞きましたが、この仕事は会社というより現場によって本当に違います。
仕事量や負担度は、まさに千差万別なんだなと改めて思いました。
自分がいる現場は、設備だけで20人以上いるにも関わらず、めちゃめちゃ忙しい現場で、
昼休みの1時間を取るのが毎日精一杯で、ほぼ毎日サービス残業も多少ありますが、
他の訓練生が入った現場では、午前中の1時間半くらいで毎日終ってしまうような現場も
あるそうです。
まあ、いろいろとありますが、先日の話で分かった事は、暇や余裕のある現場は、親方と言われる古参社員を中心とする派閥争いや複雑な人間関係に追い回されたり気を使うことが多い現場もありますが、自分のように1日中、歩いたり小走りしたり、全力疾走を繰り返す現場では、
正直人間関係に気を配るような事は、一切ありません。
勿論、両方ともある辛い現場も多数あるとは思いますが。
体力を取るか?、精神衛生をとるかは、これからこの世界を目指す人には難しい判断だと思います。
管球の交換や水槽などの機器や機械の点検などを行う場合、
どうしても脚立を伸ばして天板に乗って管球を行ったり、
屋上や屋外のはしごを昇って、足元が不安定な高置水槽の上で点検をしたりします。
また、その他にもパイプシャフトでパイプを追いかける時も
はしごを使って、パイプに乗り移りパイプ木登りみたいに昇る作業も結構多くあります。
多分、訓練校の授業や会社の研修では、「脚立の天板を絶対に乗らない」、「屋上の高い機器を点検する場合は、安全帯をつける」等と教えられていると思いますが、
現場では、残念ながら徹底されていません。
管球の交換では、天板に乗らないと交換できない電灯や電球はいっぱいありますし、
安全帯ところか、ヘルメットもなしにはしごを昇って、風や強く足場の悪い所を一杯点検することになります。
足場が悪いので、身体を支えるのに割と下半身の筋力が必要になりますし、高所が苦手の方には、正直地獄かもしれません。
あと、図面が全て揃っていれば別ですが古いビルやテナントさんの入退居毎に改修を繰り返しているビルでは、正しい図面がないところが多いです。
その為、何かをする度に、事前に確認ということで、足場が悪い天井にもぐり込んで配管や配線を追っかけて言ったり、狭いパイプの隙間に身体を通して、パイプを渡りながらパイプを昇って各種弁を確認しに行ったりして、結構大変な事が多いと思います。
その為、切り傷や裂傷などは日常茶飯事ですが、どうしても骨折などのケガも多い業種です。
残念ながら安全意識の問題ではなく、現場の構造上や業務効率、人員の関係上を駄目だと
分かっていてもやらざる負えない危険が相当にありますので、これからこの業界を目指す方は
ご承知おき下さい。
話が変わりますが、日曜日に久しぶりに、同期の訓練生を会い、それぞれの現場の話を聞きましたが、この仕事は会社というより現場によって本当に違います。
仕事量や負担度は、まさに千差万別なんだなと改めて思いました。
自分がいる現場は、設備だけで20人以上いるにも関わらず、めちゃめちゃ忙しい現場で、
昼休みの1時間を取るのが毎日精一杯で、ほぼ毎日サービス残業も多少ありますが、
他の訓練生が入った現場では、午前中の1時間半くらいで毎日終ってしまうような現場も
あるそうです。
まあ、いろいろとありますが、先日の話で分かった事は、暇や余裕のある現場は、親方と言われる古参社員を中心とする派閥争いや複雑な人間関係に追い回されたり気を使うことが多い現場もありますが、自分のように1日中、歩いたり小走りしたり、全力疾走を繰り返す現場では、
正直人間関係に気を配るような事は、一切ありません。
勿論、両方ともある辛い現場も多数あるとは思いますが。
体力を取るか?、精神衛生をとるかは、これからこの世界を目指す人には難しい判断だと思います。
久しぶりの更新です。
実は、私事で恐縮ですがゴールデンウイークが始まった初日の早朝に
いきなり父が心筋梗塞で倒れ、そのまま大掛かりなバイパス手術を行いその看病で
5月はずうっと田舎の実家に行ったり来たりを繰り返していたので、ブログを更新する事ができませんでした。
まだ、当分は続きますが久しぶりに更新して見ました。
ということで、本論に入りますが今日は電工二種の筆記試験がありました。
自分は、4月に入社して以来平日フルタイムの勤務が続いた上、週末は父の看病で帰省を繰り返していたので、正直かなり厳しい状況です。
後は、神頼みです。ははは
お陰で試験はかなり難しく感じました。
でも、3月末に修了して以来久しぶりに、何人かの同窓の訓練生に会えてよかったです。
みんなそれぞれの会社で、新入り社員として奮闘していることを聞いて自分ももっと頑張らないといけないなと思いました。
でも、昔の仲間に久しぶりに会うと、一緒に学んでいた時の楽しい思い出が浮かんできて
懐かしく思いました。 本当にいいモンですね。
実は、私事で恐縮ですがゴールデンウイークが始まった初日の早朝に
いきなり父が心筋梗塞で倒れ、そのまま大掛かりなバイパス手術を行いその看病で
5月はずうっと田舎の実家に行ったり来たりを繰り返していたので、ブログを更新する事ができませんでした。
まだ、当分は続きますが久しぶりに更新して見ました。
ということで、本論に入りますが今日は電工二種の筆記試験がありました。
自分は、4月に入社して以来平日フルタイムの勤務が続いた上、週末は父の看病で帰省を繰り返していたので、正直かなり厳しい状況です。
後は、神頼みです。ははは
お陰で試験はかなり難しく感じました。
でも、3月末に修了して以来久しぶりに、何人かの同窓の訓練生に会えてよかったです。
みんなそれぞれの会社で、新入り社員として奮闘していることを聞いて自分ももっと頑張らないといけないなと思いました。
でも、昔の仲間に久しぶりに会うと、一緒に学んでいた時の楽しい思い出が浮かんできて
懐かしく思いました。 本当にいいモンですね。