冬支度の始まり | ポリテクセンター関東 | ビル設備サービス科 - 平成24年10月期生

ポリテクセンター関東 | ビル設備サービス科 - 平成24年10月期生

修了後から始まるビルメン修業を語るブログ。思い出6ヶ月間を振り返りながら、修行現場をご報告。同窓生からのコメントも待っています

9月の終わりになり、ビル設備もそろそろ冬支度をする季節になりました。

冬支度の準備は、いろいろとありますが、自分の現場では先週から
蒸気系の準備を行いました。

圧力容器やボイラーなどの安全弁などは、季節に入る前に業者にて整備を行い性能検査を
行いますが、それ以外にスチームトラップや減圧弁などの弁などの整備も必要となります。
自分の現場でも、スチームトラップや減圧弁の分解整備を先週行いました。
多分、現場によっては、業者に依頼する場合がありますが。

スチームトラップは、熱交換器などの数にもよりますが結構時間も掛かりますし、面倒です。

また、還水槽も相当汚れが溜まっていますのでシーズンを前にきれいに清掃します。
それらの清掃と分解整備は整備が終ると蒸気の通気試験を行います。

半年前まで、問題なく動いていても、久しぶりに蒸気の通気を行うと意外に
いろんなところで、蒸気漏れを起こしますので、増し閉めなど結構な力仕事があります。

蒸気漏れについては、少しくらいであれば蒸気の通気後温まると自然に蒸気漏れがなくなります。

このあたりの感覚は、ベテランの設備員の腕の見せ所です。
設備員になって半年ですが、自分では結構出来るつもりでいても、
実際には、経験の浅さがいろんなところで露呈するのが設備管理の奥の深さです。


来週は、10月に入ります。
去年の10月に、ポリテク関東に入所して、半年間の講習を経て、ビル設備の現場に入って半年、
自分的には、去年10月からの1年間は一生懸命にただひたすら走ってきましたが、
最近は、何とか仕事にも、宿直勤務にも慣れてきましたし、訓練校上がりの後輩も
現場に入ってきました。

今の自分があるのは、ポリテク関東の諸先生方のお陰だと今更ながら感謝しています。

また、そういった月日の流れの中でもポリテク関東で一緒に学んだ同期の人たちと
今もつながりがあることが、今の自分の資産です。

ここ数週間、時間の調整が難しいところではありますが、
みんなが久しぶりに飲もうといくつか声をかけて頂いています、
来月か再来月あたりは、飲み会が入りそうで今から楽しみです。

まずは、みんなの成長振りをみるというよりも、他の現場の話が聞きたいですな。
ビル設備管理の仕事は、現場によって本当に差があるので、
他の現場の事を知ることがこれからの設備管理の仕事を続ける上で重要ですから。

訓練校出身の場合、他の中途入社とは違い就職後の横のつながりが持てるので、
本当にいいです。