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BOOTS STRAP 外国語と ゆかいな哲学の館

ありふれた日常を考察する
<芦屋・三宮>

本日、Boots Strap のブログアップが6千回となりました。
2009年の暮れより始め、毎日書き続けて今回が記念号となります。
とは言え、変わらず、同じスタイルで今日もブログアップです。

今でも時々聴くのは、ジャニス・イアンが歌った曲 "Love is Blind"。
この歌が日本でヒットしたのは1976年のこと。
日本ではテレビドラマの主題歌となったり、大ヒットしたが、本場アメリカでは、
シングルカットもされず LP の中の一曲扱いでそんなにもヒットしていない。
当時、この曲に惹かれ、よく聴いていた憶えがある。
この歌の意味は、もちろん「恋は盲目」。
恋は人を甘美な世界へ誘うがために盲目にしてしまうこともある。

そういった恋の話として知られるものに『アーサー王物語』の中に登場してくる
魔術師マーリン(Merlin)のストーリーがある。


マーリンは、魔術世界ではサラブレッド的な存在。アーサー王の4代前の王から仕えていた。
ただ、女性に弱い一面を持っている。
そんなマーリンの前に現れたのは、美しい妖精ヴィヴィアーヌ。
魔術を身につけたいという若い彼女に手ほどきをつける。
教えの甲斐があって、メキメキと力をつけてゆく。
マーリンは、ヴィヴィアーヌにますますと魅かれ、持っている魔術の全てを伝授。
そして、想い抑え難く、ついにマーリンは彼女に言い寄るが拒絶される。
ヴィヴィアーヌは、そんなマーリンに魔術をかけ、彼をガラスの中に閉じ込めてしまう。
大魔術師マーリンのなんとも哀れな最後。

マーリンに、もう少し知恵があれば、そこまでの魔術のスキルは授けなかっただろうに、
といったところ。

恋は盲目。

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<了>

小説などの書評に「ユーモアとペーソス 溢れるドラマ」などと表現を見ることがある。
これは、笑いあり、涙ありのストーリーであることを表す文章。
このユーモアは、英単語では、"humor"。一方のペーソスは、 "pathos"と綴る。
この "pathos"の語源は、ギリシャ語の"πάθος" で、「パトス」と発音され、
現代でも演劇用語として使われている。
その場合、英単語の「ペーソス(寂寥)」と意味が変わり、「激情などの強い感情」となる。
さらに、哲学用語として使う場合、「感情のほとばしり」という意味で使われる。

1975年に撮影された記録映画『サルトルは語る』というのがある。


この映画の中でサルトルが「パトス」について語っている。
そこを抜粋すると、
「『パトス』とは感情だけではなく権利でもある。
演劇上の登場人物の主役と相手役とは、お互いに、この権利を持っていて、
とことんまでぶつかり合うほどに主張する。いわば、感情の上で相手が死ぬまで戦い合う。
それは、二人のうちのどちらかが相手の奴隷になるまで。
これが演劇だ!」
そんな激烈な言葉が残されている。

世界を見渡すと、そのような激烈な戦いと言えば、アメリカ・トランプ大統領vsイラン。
お互い、武器弾薬を使い切るほどに使った。これ以上の爆撃は得策ではない。
そのため、実行したのがホルムズ閉鎖と非難合戦。
どちらも、この方法でこれ以上続けるには様々な難がある。
だけども緩めた方が負け。相手の奴隷となるしかない。

これが「パトス」らしい。 

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<了>

今年のゴールデンウィークは、うまく休みを取れば12日にも及ぶ長い休暇となる。
そこまで長くはないにしても幾日かの休暇となる人は多い。
当方も休暇っぽい日を過ごすことになる。
先日のCNN News に「芝生に横になるウィリアム王子一家5人」という画像が掲載されていた。
写真を見ると、一段と成長した子供たちとキャサリン妃、それと犬。
芝生と言うより雑草の上に横たわり、おしゃべりしているような画像。


これを見ると、古いフランス映画『どん底』の中で、ジャン・ギャバン演じる山師ぺペルとギャンブル依存症の男爵ルイ・ジューヴェとの会話を思い出した。
下町育ちのペペルが「草の中に寝っ転がっている時が一番幸せだ」と言うセリフがある。
二人は意気投合し、河川敷あたりの草むらに寝そべって空を見上げるシーンが出てくる。
整った芝生ではなく、草むら。
それは、まるでウィリアム王子一家が寝っ転がっているような雑草の上。

我が少年時代も、そんな風に過ごすことに心地よさを感じたものだった。
自然の中にどっぷりと浸かりながら一日を過ごす。
いかにも自然を満喫するかの如し、でもあった。

芥川龍之介の箴言集『侏儒の言葉』に「自然」について書かれている箇所がある。
そこを抜粋すると、
「我々が自然を愛するのは、少なくともその理由の一つは、
自然は我々人間のように妬(ねた)んだり欺いたりしないこと」と出てくる。

このゴールデンウィークは、
河川敷あたりの草むらに寝っ転がって通りゆく雲を見て過ごす。

最高のゴールデンウィークの過ごし方かも知れない。

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