BOOTS STRAP 外国語と ゆかいな哲学の館 -4ページ目

BOOTS STRAP 外国語と ゆかいな哲学の館

ありふれた日常を考察する
<芦屋・三宮>

「世界4大スピリッツ(蒸留酒) 」と呼ばれるものがある。
これを挙げてみれば、ジン、ウォッカ、ラム、テキーラの4種類。
これらは、たいていアルコール度数40%ぐらいの高度数で販売されている。
度数が高いせいか問題も指摘される。
18世紀のイギリスの版画家ウイリアム・ホガース(William Hogarth)によって描かれた
『ジン横丁』などを見ると何と悲惨な?!
と思わせる構図になっている。


描かれている人物像だが、どの人を見ても正体がない程に酩酊してしまっている。
これでは、ジンは有害なアルコールというイメージがつけられている。
実際のところ、昔は薬として用いられていた。
ジンに含まれるハーブで胃腸を整えたり尿を増やして老廃物を流したり、
デトックス効果に優れている。
蒸留酒であるためダイエットにも効果が期待できるハズ。
ジンのイメージが、そうならないのは、まずは、おしゃれなリキュールではないこと。
たいてい、入れられているのは、ありきたりの透明瓶。デザインも月並みなものが多い。

そこで、おしゃれなボトルに入れられるとどうなるのか?
フランス産の「ジェネラス ジン」

この挑戦で装いを新たにすると、これまでのジンのイメージを変えてしまうほどになる。
このおしゃれなボトルは、
ホガースの『ジン横丁』のイメージを刷新するインパクトがありそうだ。

そういえば、今、世は衆議院選挙 酣(たけなわ)といったところ。
今回、この選挙に向けて、新しい政党を名乗って出発したところが幾つかある。
党としての「名称」が変わり、中の様子も違っているようだ。

名称と組み合わせから「イメージ刷新」といったところだが、
果たして、その「ラベル」が受け入れられるかどうか。

その結末は、約1週間後。

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<了>

パリを作った人物として、まずその名が挙げられるのはジョルジュ・オスマン(Georges Haussmann)。
彼はナポレオン3世の命を受け、パリの大改造にあたった人物。
現在あるパリの街の骨格は彼によって作られた。
メインの通りにオスマン通り、アパルトマンの形態に「オスマン調」とあるが如く、
彼の名をとどめている。
もう一人の立役者は、アンドレ・マルロー(André Malraux)。
彼は、小説家でもありド・ゴール大統領時代に文化大臣となった。
そのことでパリは大きく変わったとも言える。
その一つは、パリの街並みにある建物の色は総じてグレイだった。
1954年のパリの街を撮った写真家・木村伊兵衛のカメラには、そんな街並みが収められている。
その街並みを白くすることを提唱したのは、このアンドレ・マルロー。
パリは、その白さで輝きを取り戻したとも言える。
その彼の大きな功績の一つは、オペラ座の天井画を変えたこと。
彼が、コンサートでオペラ座に行ったときにふと見上げた時にあった天井画。


これは歴史画で名の知れたジュール=ウジェーヌ・ルヌヴーが 1872年に完成した
『昼と夜のミューズと時間』と題する天井画。
歴史を感じさせる立派な絵ではあったが、時代遅れを感じた。
そこで、30年来の友人であったシャガールに依頼したところ、
ここで、マスコミが動いた。
「大臣の友人ということでシャガールに描かせるのは問題だ」
「シャガールの画風から言ってバランスが崩れるぞ」という批判の声が拡大。


それゆえに、それ以降、極秘裏に制作させ、1964年に付け替えた。
それが、大ヒット。
この天井画を見るためにとオペラ座を訪ねる人は、数多(あまた)。
当方もその一人。
彼も案じて、いつでもすげ替えられるようにとルヌヴーの天井画は、
そのままの形で保存されていたという。

マスコミの言うことに左右されるようでは、何も進んではいかない。
人間、信念が大切。

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<了>

古本屋巡りには、常に新しい発見がある。
それらには、多くの資料となるものがある。
先日見つけたフランスの作家アルベール・カミュが遺した『手帖(Carnets)』は、
1935年から1959年に至るまでの彼の日記風走り書きを集めたもの。
これを手に入れた。
いわば、反故(ほご=ゴミ)を集めたものに過ぎないが、本音や創作プランを知ることができたり、
カミュの心象を映し出すよき客観的資料でもある。
カミュ『手帖(Carnets)』

この本の一つの文に、「一人の人間の行動が、我々にとって未知のものとしてとどまり、
解き難いものが常にあるということは、おそらく本当だ」とある。
ちょっと言い回しが難しいが、平易に表すと、
「人が理解できない行動は、人の理解の範囲を超えたところに、その要因があるものだ」

この言葉を証明するかのようなのは、エドガー・ポーの短編小説『"X"だらけの社説』。
この小説を簡単に紹介すると、
ある小さな街に東洋から一人の人物がやってきたところから始まる。
この街には、もともと有力な地方新聞があったが、
この男が、その向こうを張って新たな地方新聞を立ち上げた。
最初から挑発的な筆を振るい、もとからあった地方新聞をこっぴどく批判した。
これに負けてなるものかと地方新聞も今度は新たな地方新聞を叩いた。
読者は、どうなるのかと翌日の新聞を期待した。
新参者の編集長は、さらに挑発的な文言で書き、その原稿を印刷所に送って、
翌日、新聞が発行される手配をして帰った。
編集長が書いた原稿は同じ言葉が繰り返されていたため印刷所の活字が足りなくなってしまった。
そこで、印刷工は習慣的に足りない言葉は"X"の文字を写植した。
翌日の新聞には、"X"があふれる社説が掲載されることになった。
(印刷工たちの事情を知らず) 町の人たちは編集長が書いたこの「ナゾ」の社説を解き合った。
単に印刷の写植活字がなかっただけなのに、
人々は、編集長の深い「意図」を探り合ったというもの。
まさにカミュの『手帖』の言葉。
「人が理解できない行動は人の理解の範囲を超えたところに、その要因があるものだ」となる。

高市首相の真冬の衆議院「解散」。「なぜ?」という疑問が飛び交った。
ご本人には、それなりの「意味」が存在するハズ。
だけども、人は、その要因を他に見出そうとする。

まるで、アルベール・カミュの『手帖』

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