BOOTS STRAP 外国語と ゆかいな哲学の館

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ありふれた日常を考察する
<芦屋・三宮>

中国の歴史書『史記』に出てくる一文に
「桃李もの言わざれども 下(しも) 自ずから蹊(けい)を成す」というのがある。
「桃の木や李(すもも) の木は、見事な花をつけるので、語らなくても、
その木の下には、見るために道ができるほどになる。
人徳のある人のところには、語らなくても自然と集まってくるものだ」となる。

この言葉に対して、芥川龍之介は、
『侏儒の言葉』の中で、この言葉をパロって、
「『桃李もの言わざれども』ではない。『桃李もの言わざれば』である」と表現している。
すなわち、しゃべらないからこそ、人が集まるということらしい。


世の中で言われる同様なる言葉に、「沈黙は金」というのがある。
これは19世紀のイギリスの思想家トーマス・カーライル(Thomas Carlyle)の言葉で、
その表現は、 "Speech is silver, Silence is golden"
すなわち、「雄弁は銀、沈黙は金」ということらしい。

この5月14から15日にかけて、中国・北京で米中首脳会談が予定されているという。
この時期の米中首脳会談は、
気軽に自由闊達なる議論というわけにはいかない。

お互いが目指すのは、決して譲歩しない。
この会談で要求に対しては、沈黙を貫くことが肝要ということらしい。
すなわち、「沈黙は金」

『史記』の時代から2千年あまり。変わるものはなさそうだ。

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<了>

四字熟語には、故事にちなむものや状況などを如実に語るものがある。
誰もが知っているもので言えば、「四面楚歌」「弱肉強食」など。
かつて、大学入試の穴埋め問題に「○肉○食」として出題されたが、
答案用紙に「焼肉定食」と書いたものがあったということで話題となった。
「焼肉定食」も言葉としてはあるが、四字熟語としての意味は成さない。

そのほか、「隔靴掻痒(かっかそうよう)」なる言葉がある。
これは、足が痒(かゆ)くなって、靴の上から掻くと、
本当の痒いところにズバリ当たらず、かゆみがおさまらない、というところから、
はがゆくもどかしいことの意味に使われる。
また、「多岐亡羊(たきぼうよう)」というのもある。
これは「コトの本筋を見失うのは愚かなことだ」という意味に使われる。
英語で四字熟語

今の国際情勢で一番の問題を抱えているのは、イラン問題。
今の世界は、石油がなければ、世界は回っていかないほどになっている。
身体に例えるならば血液のようなもの。これが枯渇すれば、生命維持すら難しい。
同様に、国家も成り立っていかないほどになっている。

今、中心的には、アメリカとイランの問題となっている。
遠い我々からすれば、トランプ大統領のすることは、「隔靴掻痒」。
ことの正義が中心に行われるのではなく、いわば「弱肉強食」のように見える。
弱いものは、食われるしかない。イランもそのような、戦い方。
両国のカギは、ホルムズ海峡。
アメリカもイランも、どちらも正義というものが窺えない。
そのため、両国ともに「四面楚歌」の傾向がある。
今や、アメリカは、ヨーロッパの国々から冷たい視線が送られている。

トランプ大統領の弁は、「イランに核を持たせない」。
その弁や「良し」だが、
周りの国とすれば、早い解決を「一日千秋」の思いで見つめるしかない。

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<了>

紫式部と清少納言は、平安時代のほぼ同時代を生き、文章力においても才気煥発な二人。
だけども、歴史上の人物としての人気の面では、紫式部の圧勝といったところのようだ。
それが現れているのは、『百人一首』絵札。
多くの姫札があるが、清少納言だけは、後ろ向きに描かれて長い髪だけ。
横顔すら描かれていない。
それらは、もちろん後世の人が描いたものだが、
これは清少納言に対して、高慢でスノッビーといったものを感じた結果のように見える。


実際のところ、清少納言はファッションセンスが良かったのではないかと思われる。
それは、『枕草子』の105段から類推できそうでもある。
この段の冒頭部を抜粋すると、
「衣(きぬ)の背縫い、片寄せてきたる。またのけ頸(くび)したる。
例ならぬ人の前に子負いて出きたる。法師陰陽師の紙冠して祓へしたる」
と出てくる。
これをわかりやすく言うと、
「着物の背縫いがしっかり中心に合わず、片側に寄ったり、
抜き衣紋など、頸のところをずらして着たり、
たまたま、子供を背負って出て来たりしている姿や、
陰陽師が紙の冠をつけてお祓いをしている格好は、どうも見ても不格好だ」
こんな表現がなされている。
つまり、人の着こなしが気になるらしい。
こんな人は、たいていファッションセンスもいい傾向にある。

今の世の中にも、人の着こなしが気になる人がいるようだ。
先日、SNS に、街で外国人のキモノの着崩れを、見知らぬマダムたちが修正、
という記事が出ていた。
たしかに、キモノは、着崩れるとだらしなく見える。
それを通りすがりのマダムたちが繕う姿が、画像と共にアップされていた。
お金も取らないことが絶賛されていたが、このマダムたちの気持ちは、
人のためというより、「見てられない」といったところがホンネだろう。

おそらく、清少納言も。

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<了>