BOOTS STRAP 外国語と ゆかいな哲学の館 -28ページ目

BOOTS STRAP 外国語と ゆかいな哲学の館

ありふれた日常を考察する
<芦屋・三宮>

フクロウは、森の木陰でホーホーと鳴くのが特徴で、眼がぱっちりしていて、
その表情は何とも愛嬌がある。
そのせいか、世に「フクロウ・カフェ」なるものもある。
このフクロウは、樹上に止まって、いつも眠そうな眼をしている。
そんな様子から「森の哲学者」という異名もある。
漢字にすれば「福郎」ないし「福来郎」という名を当てられたり、
「不苦労」という漢字を当てられたりするように、縁起がいい動物のようだ。

旅の自由律の俳人・種田山頭火の句に、
「ふくろうは ふくろうで わたしは わたしで ねむれない」
という何ともユーモラスな俳句がある。

フクロウは、いかにも平和的な動物に見えるが、実際のところは夜行性で、
猛禽類の要素を持っている。
野ネズミや小動物を音も立てずに追っかけて、すばやく捕食する。
それができるのは、特殊な形状の翼があるため、飛び立つ時に静粛性がある。
かの500系新幹線には、その翼を模したパンタグラフが付いている。
500系新幹線

また、フクロウの耳は左右の位置が少しずれているため音を立体的に聞くことができる。
また、眼は、両眼視と単眼視が出来、夜でもくっきりと見える。
フクロウの、こんな性質を笑うような江戸の小咄がある。

「最近、歳をとったせいか、トリ目で困る。夜に眼の見えるクスリはないものかな?」
「それは、フクロウの眼を黒焼きにして煎じて呑めば、効果てき面、なんて話を聞きまさぁ」
それを聞くや、この男、フクロウを捉まえてきて、さっそく試してみると、
確かに、夜でも昼の如く遥か彼方まで見える。
「コイツはいいや」。
ところが、夜があけると、大変なことになっていた。
「夜は見えるんだが、明るいところじゃ、まるで見えない。
おまけに昼間は眠くて仕方がない」
まさにフクロウになってしまった。

私は?と言えば、
「わたしは わたしで ねむれない」(^^;)

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<了>

かつて世界的ヒットとなった書籍にアーノルド・トインビー『歴史の研究(A Study of History)』というのがある。
ここで表現されているのは、その名の如く人間の歴史。
国家は何らかの形で間違いなく興亡を繰り返している。
この国家の歴史を文明の興亡の視点から論じた著書と言えるもの。
そこでは、異文明や異文化の交わりや変化といったものが絡み合って興亡が起こると説いている。
すなわち国家の興亡は調和ではなく戦い。
その象徴的に使われているのが「挑戦と応戦(Challenge and Response)」という言葉。
すべてがこの構図に則った展開になっているという。
異質なものたちがお互いにぶつかり合い、自分の主張をし、
それに対する攻防をしながらついに一つの帰着点につくという発想。
まるで暴力的な弁証法のようでもある。

先ごろトランプ大統領がゼレンスキー大統領にロシア有利と見られる和平案に1週間以内に同意するようウクライナに迫ったという。


このロシアに有利となる終結案に対してゼレンスキー大統領は
「国の歴史上、有数の困難な局面」と語ったという。
この内容は、領土放棄や軍の規模縮小、NATO(北大西洋条約機構)非加盟の確約。
いずれもロシア大統領府の長年の要求そのもの。
一方的に侵略されたウクライナにとって屈辱的とも言える内容。
トランプ氏は記者団に対し「彼はこの和平案を気に入らなければならない。気に入らないなら、戦い続けるしかないだろう」とコメント。

「挑戦と応戦」で一つの帰着点に到達するということがよくある。
トインビー氏の著書の「挑戦と応戦」はゲーテの『ファウスト』から着想を得たという話もある。

今のゼレンスキー氏は、ファウストと言うより、まるで、ハムレットのようだ。

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<了>

最近、レストランで「ジビエ」料理がウケている。
特に冬場のアラカルト・メニューに載せられていることが多い。
ジビエの代表的なものとして、エゾシカ、イノシシ、ウズラ、ウサギなどの野生の動物。
今や高級料理の列せられるほどになったが、もともとは狩人食。
これが、戦時には兵士によって食された戦時食であったかも知れない。
ジビエ認証機構より

小説家の開高健氏は、従軍ジャーナリストとしてベトナム戦争を取材していたことがある。
その彼は、取材していたベトナム兵に「ひとつ、どうだい?」とすすめられ、
知らず、鍋で煮られた野ネズミの肉を食べたという。
その時、鴨肉や兎肉に匹敵するぐらいのウマさを感じたという。
こんな”苦肉の策”が料理を生み出し、当時、ハノイに行くと、
様々な種類のネズミ料理の店まであったという。
食欲を満たすためには様々な料理が生まれるということらしい。
ジビエも、ことによると狩人食というより戦時食かもしれない。

日本でも戦争が引きがねとなって生まれた料理が結構ある。
室町時代の末期から戦国時代に至る時代の兵士たちが、様々な保存料理を生み出したという。
携帯していたのは、まず、干し飯、焼き米。
これらはお湯をかけるとご飯になる、いわばインスタント食品。
インスタントラーメンは日本発祥というのもその辺りかもしれない。

最近は、各地でクマの出没が問題となっている。
人里に出てくる理由の一つには、山での食物不足。
それは、山に増えすぎたシカのせい、ということも言われる。
シカが、クマの食料を奪うことにより、クマは人里に向かうことになるという説もある。

ジビエで、シカ肉は人気メニューで、質の良いタンパク質とも言われる。
まずは、シカの駆除も一考というところでもある。
駆除されるべきクマも出てきている。
ジビエ・メニューとしてクマ肉の文字は見たことがないが、
いつか、そのような展開になるかも知れない。
野ネズミのように、通人の舌を魅了することもありうる。

寒い風と共に、ジビエの季節がやってきた。

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<了>