BOOTS STRAP 外国語と ゆかいな哲学の館 -29ページ目

BOOTS STRAP 外国語と ゆかいな哲学の館

ありふれた日常を考察する
<芦屋・三宮>

新酒の季節になってきた。
かつての造り酒屋の風習に、新酒ができると軒先に「杉玉」を吊るすというのがあった。
今でもその伝統を守っている造り酒屋もある。
青々とした杉玉から葉の香りが漂ってくるようでもある。
新しい畳にもそのような新鮮な香りがする。
俗な表現に「女房とタタミは新しいのがいい」というのがある。
初々しさが残るような奥方と、おろしたての新しい畳には、
どこか重なるようなイメージがあるということらしい。
杉玉 by wiki

香りは人間の原初的な本能と直接結びついたところがあり、
良い香りを嗅ぐことによって生命力がくすぐられ、様々な治癒効果が高まるとも言われている。
その効果のせいか、そんな香りが認知症の治癒に使われるそうだ。

昨日は11月の第3木曜日。
この日は、フランスのボージョレ・ヌーヴォーの解禁日となり、
各地で、それにちなんだ催しが開かれていた。
このボージョレ・ヌーヴォーは、その名の如くボジョレ地方で作られる新酒のワイン。
その葡萄の品種となるガメ種は他の種と比べて発酵が早く、
いち早く、その年のワインとして発売されるもの。
販売される日付がしっかりと守られ、世界のどの国でもフライングは許されない。
そういうことがあり、その日は新酒のお祭り状態となる。

フランスの諺では「女 (妻) とワインは、年をとるほど味が出る」
という表現がある。
こんな言葉を言われると、熟女も満更でない気分になる。

新酒、そしてボージョレ・ヌーヴォーの話題が街を席巻しているが新米の話にはならない。
本来ならば、とっくに店頭に出てきておかしくないのに、
今のところ、その影が見えない。

ボージョレ・ヌーヴォーはあるのに、コメ・ヌーヴォー(新米)、
今、何処(いずこ)?

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<了>

遠い昔に読んだ『遠野物語』が急に懐かしく思い出されてきて、
蔵書としている書棚から取り出してみた。
この本は民俗学者として名高い柳田国男が著したもので、初版は1910年。
これには岩手県遠野地方に伝わる逸話、伝承が集められている。
中でも座敷童子(わらし)や河童、天狗といった妖怪の話には、興味をそそられる。
昔には、よくあった神隠しや人の臨死体験やオシラサマの記述などがある。
遠野には、よくまあこんなにも伝承があるもんだと思えるほど。


この本は出版されてより反響を呼び、三島由紀夫、吉本隆明などもコメントを寄せている。
芥川龍之介も19歳の時にこれを読み「此頃、柳田國男氏の遠野物語と云ふをよみ大へん面白く感じ候」と、親友に手紙として書き送っている。
思えば、芥川がいかにも好みそうな奇々怪々が集められた作品集でもある。
こんな手紙が残されているのも「さもありなん」という気がする。

目をアメリカに転じれば、今、話題になっているのは、
奇々怪々というわけではないが、「エプスタイン文書」なるもののこと。
これは、先ごろ性犯罪で起訴され、勾留中に死亡した米富豪ジェフリー・エプスタイン元被告が残した文書。
トランプ大統領とジェフリー・エプスタインは、親しい間柄だったとも伝えられている。


性犯罪で勾留されていたエプスタイン氏が残した記述には、
トランプ大統領も関与していたとも取れる内容がある。
そこで「政府はそれを明らかにせよ」として、国会決議が行なわれ、
昨日、その文書を明らかにすることが可決され、これから明らかになっていく。

『遠野物語』の記述に、「我々が空想で描いてみる世界よりも隠れた現実の方が遥かに物深い」
という文が出てくる。
その如く、この「エプスタイン文書」もまた「隠れた現実の方が遥かに物深い」
ようである。
この先も一波乱ありそうだ。

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<了>

急に寒波が押し寄せ、冷たい風が吹きすさび、いよいよ冬来たるというところでもある。
この「こがらし」は冬の季語でもあり「木枯らし」や「凩」と綴ったりする。
木枯らしは、「恋に焦がれる」意味で「焦(こ)がらし」という文字が使われることもある。
吹きすさぶ冷たい風と、
思い焦がれる感情としての「こがらし」が合わさる妙というものがある。

「こがらし」の文字が入った松尾芭蕉の句に
「狂歌 こがらしの身は 竹斎に 似たるかな」とある。
この俳句の字面だけを見ると、芭蕉にしては、字余りも甚だしい。
オマケに意味も捉えにくい。
この句の解釈をすれば、まず、この「竹斎」は、芭蕉の時代に浮名を流したヤブ医者の名。
当時、この「竹斎」を揶揄した狂歌がもてはやされていた。
それは「竹斎は、女に入れあげて、ついには都を離れてしまったそうだ〜」
という意味の狂歌。
これを踏まえて詠んだのがこの俳句。

そういえば、ビートルズの曲に「シー・ラヴズ・ユー"She Loves You"」というのがある。


この歌詞は、「キミは彼女に失恋したって言ってたけどさ、
彼女は、キミのことが好きだって言ってたぞ。Yah,Yah,Yah.」
友人たちは、皆んなで「良かったじゃないか!」と友人の恋心を励ます歌詞。

こんな恋心を応援するのはいいが、世の人が求めるのはスキャンダル。
週刊誌の記者などは、どう嗅ぎつけてくるのか、
不倫などのスキャンダルを暴くのを得意としている。
暴かれる方は、尻尾を掴まれないよう周到に準備したつもりなのに、
しっかりと写真などが撮られている。

そういった記者たちは、今日みたいな「木枯らし」の吹く夜さえも乗り越えて街頭で、
「焦がらし」の人たちを密かに追いかけている。

「竹斎」のような人の恋路を暴いてスキャンダルを囃し立てることは、いつの世でも、
人の興味を惹くものらしい。

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<了>