一見、罪と罰との関連は対義語のように見えるが、そうではなく、
もちろん同義語でもない。
これに応えるのが、太宰治の小説『人間失格』。

この小説の中で登場人物の二人が、言葉遊びのようにアントニム(対義語) とシノニム(同義語)について語るシーンが出てくる。
様々な言葉から、やがて「罪」の対義語と同義語について議論を始める。
その部分を紹介すると、
一人が「罪のアントニムは何だらう。これは、むつかしいぞ」というのに対して、
もう一人が「法律さ」と答える。「罪ってのは、君、そんなものじゃないだろう」
という話が繰り広げられる。
「罪」の対義語が「法律」というのは意外と言えば意外だが、
それに答えを出すのは国際問題かも知れない。
イスラエルによる2年に及ぶガザ地区に対する攻撃はあまりに過酷。
遠いところであるがゆえに、あまり我々は、その現実を知らなさすぎるが、
あれは、やり過ぎだと思える行動。
道義的には、これを発令した首相は、明らかに罪人に見える。
と言って、彼を捕まえたり、罪を償わせることはできない。
それは「世界の法律」がないため。
法律がない以上、法律に抵触しようがないので「罪」を問うことができない。
イスラエルの首相に「指導者失格」や「人間失格」と言おうと、
彼には「どうぞ、ご勝手に」となる。
「罪」に問えないのは、そんな「法律」がないため。
「罪のアントニムは法律さ」は、正解かも知れない...。
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