BOOTS STRAP 外国語と ゆかいな哲学の館 -26ページ目

BOOTS STRAP 外国語と ゆかいな哲学の館

ありふれた日常を考察する
<芦屋・三宮>

先日のニュースに、歌舞伎の「まねき」看板を掲げる京都南座の「まねき上げ」
が映し出されていた。
これは、この季節の風物詩の一つ。


そして、テレビCM には鍋物料理が増え、ネットにはおせち料理の最終注文の広告が出ていた。
この季節、まさに「食」が主役と言わんばかりである。
美味しい料理を「ごちそう」と言ったりする。これを漢字にすれば「ご馳走」となる。
「馳走」の文字は「馳(はや)」く「走る」という言葉が当てられる。
だけども、何とも奇妙。
その辺を探ってみると、台所の守り神となるのが「大黒」。
禅宗の表現では「韋駄天(いだてん)」と呼ばれている。
この韋駄天はブッダに対する食事を準備する役割。
韋駄天は足が速く、宇宙の彼方まで行き食事を集めてくる。
そんなところから「馳(はや)く走る」という言葉が使われることになり、
「ご馳走」となったという。
走り回って準備する人のおかげて、食事にありつけるということでもある。
「ご馳走」ありがたし、というところだろう。

この「ご馳走」だが、歌舞伎用語に「ご馳走」と呼ばれるウラ用語がある。
これは、ある演目で主役をつとめている役者よりも格上の役者ないし、
かなりの看板役者やベテラン役者などの、よく知られた人物が、その他大勢の役など、
何でもない「端役」でひょいと出ている。
おなじみの観客が「あんなところに出てるよ」と見つけて観客が喜んだりする。
これが「ご馳走」。

「ご馳走」と呼ばれるものは、空腹を満たすだけではなく、
人を喜ばせる作用があるようだ♪( ´▽`)♪

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<了>

先日、とある場所を訪ねた。そこは、廃墟となったホテル。
ゆっくりと入っていくと、一角から人の話し声が響いてくる。
薄暗いカーテンの向こうは、ラウンジのようである。
目を凝らさなければ見ることができない暗い中に侵入すると、
広いラウンジの中には二人掛けのソファが幾つか見えてくる。
その前には小さなテーブルがあり、小さなあかり灯り、それぞれ二つのグラスが置かれている。
誰もいない。


ただ、話し声がする。よくある女同士の井戸端会議のようでもあり、
場違いなほど軽妙な女子会のような声にも聞こえる。
また、別のソファに近づくと、そこにも同じようにあかりが灯り、二つのグラスがあり、
別の人たちの話し声が聞こえてくる。置かれているグラスには何やら文字が...。
ラウンジの中央部分には、古い井戸。手押しポンプが上に置かれている。
誰もいないのに、暗がりの中、話し声ばかりが妙に響いている。
死後の世界や天国での会話のようでもある。
ここは...?

ここは、六甲山にある、かつて六甲スカイヴィラと呼ばれたホテル。
今は使われなくなった状態でひっそりとしているが、
今、六甲ミーツ・アートとして現代アートの会場となっている。
そのラウンジそのものがアーティスト・岡田裕子氏のインスタレーションであり、
「井戸端で、その女たちは」という名が刻まれたアート作品となっていた。
当方は、この作品の中に入り込んだ。

六甲ミーツ・アートというイベントの会期末も近づき、足早に作品を見て回った。
その中で、印象に残った作品も多い。

このラウンジ「井戸端で、その女たちは」に登場する声の主はアーティスト・岡田裕子氏。
彼女がさまざまな声色を使い録音をしたもの。
友人の会話のようでもあるそれぞれは、9人の物故アーティスト。
江戸から昭和までの時代を生き、
それぞれ芸術に魂を捧げた神戸やその周辺にゆかりのある女性たち。
そんな9人の思いを題材として台本を書き、対話形式にしてアーティスト自らの声で演じたもの。
エンドレスで、そのラウンジに響いている。
まるで魔界を彷徨(さまよ)うような気分にさせるアート作品。


数日経った今も、どこか、井戸端会議のような声が、耳について離れない。
これが現代アートというものか。。。

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<了>

"サディズム" でその名を残しているマルキ・ド・サドは、この呼称が一般的だが、
ちょっと変でもある。
通常、姓と名で著者を表しているもの。
このマルキ・ド (Marquis de) というのは侯爵の意味で、
マルキ・ド・サド (Marquis de Sade) は「サド侯爵」の意味になる。

彼は、数奇な運命を辿りバスティーユ牢獄に11年、サン・ラザール監獄にも入れられている。
サン・ラザール監獄には、彼がいた部屋まで残っている。
その後、シャラントン精神病院に13年。
ほとんどが幽閉された状態だったと言ってもいいほどだが、
生涯は意外に長く74歳の天寿を全うしている。

彼の代表的著書は『悪徳の栄え』。
その一節には、「虚偽は女の本質的な性格の一種。虚偽は弱者の武器である。
男は欺かれることを好む」と出てくる。
男心をくすぐるのは、小悪魔的な香りのする女性。
そういった女性には、決まってヒミツがあり、男はそんな女性に魅かれてしまうものらしい。
清楚な香りのする女性のウソは、さらに刺激的に映るものらしい。
そのウソに溺れてしまうところがある。

室町時代に書かれた「葛の葉」伝説なるものがある。
葛の葉姫

これは、男と、かつて助けた白狐の化身との恋物語。
女性に化けた白狐は、それを隠し男と恋仲になる。
その正体を知られる前に、白狐は、そっと身を隠し去ってしまう。
遺された手紙には「恋しくば たずね来て見よ 和泉なる 信太の森の うらみ葛の葉」
と書かれていた。
この白狐から生まれた子が陰陽師・安倍晴明という。

また、よく知られる物語『夕鶴』も秘密のある女性が主人公。
これも鶴の化身という秘密を持つ「つう」と男の物語であった。

秘密を持つ女性に魅かれるというのは、欺かれることを好むということでもある。
だけども、これらの顛末は男の罪で終わっている。

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<了>