買った洋書が全ページ、ネットにあがっていた・・・
- アメリカの宗教右派 (中公新書ラクレ)/飯山 雅史
- ¥798
- Amazon.co.jp
2008年9月
アメリカにおいて宗教がどれくらい政治に影響を及ぼしてきたかについて。
そのことを、宗教右派に焦点を当てて書いた本。
第1章、第2章は前史みたいな風に、プロテスタントの分裂とそれぞれの教派について簡単に説明。
この2つの章がなかったら、本書は分かりにくくなってただろう。
結局、religious rightが何なのかは、アメリカにおいてもいまいち不明らしい。
また、それは福音派や原理主義も同じことみたい。
最初に書いたけれども、政治史。
久々に「記事」を書いてみる。
「記事」っていうのは、アメーバが「記事を書く」っていう何とかがあるから。
立ち位置っていうのは、なかなか決まらないもんだ。
ブログに関して言えば、文字の大きさにしても、書く内容も、どうしようかと。
相対的っていう便利な言葉を使えば、簡単だけど、何と比較かを選ぶことから始めて、さらに、それに対する自分のポジションを結局は、決めなくちゃいけない。
とにかく、この場所から始めていきましょうっていうことです。
the same is true for other people.
ってことですね。どこに行っても同じですよーってこと。
- 信頼の構造―こころと社会の進化ゲーム/山岸 俊男
- ¥3,360
- Amazon.co.jp
信頼とは何か。
ということをわかりやすく説明している本。
著者は、社会心理学の人で、いろんな実験を通して信頼の構造を解き明かそうとしてる。
信頼についての概念を細かく分類したり、面白いたとえを使ったり、してる。
印象的なところを引用。
「生活者の意識している「現実」をいくら丹念に調べても、彼ら自身が気づいていない現実に対する洞察は得られないだろう。これらの実験の参加者の主観的な「現実世界」から出発する限り、彼らの行動が実験操作によって生み出されたものだとういう洞察には至らないだろう。同様に、そして同じ理由により、現実に生活している人々の主観的な意味の世界をいくら丹念に理解したところで、彼らの心や行動を生み出しているしくみについての洞察には決して到達しないだろう。この実験結果は、現在の一部の社会科学者の間に見られる主観主義的なアプローチがもつこの問題点を、端的なかたちで表現している」(p.199)
ま、日米での人の信頼(ここでは一般的に使用されている意味での信頼、本書によれば、日本は安心社会であり、アメリカは信頼社会であるという)のレベルが違ったりするらしい。
ひとつ気になったところは、信頼のレベルによって高い信頼を持つ人と低い信頼を持つ人がどうしているのかということ、それは当然内外の要因によると思うが、それについての詳しい言及がなされていなかったこと。国家レベルでの信頼についての差異を挙げているが、国家内部での差異についての言及がなかった。ここでは、そんなことは問題にしていないといわれたらそれまでですが・・・
だからこそ、終章では、日本社会がどうあるべきかとかどういう方向へいくのがいいとか述べている。
国家内部の差異については言及されていないのに、それをどうするべきかというのは、これはまた難しい問題でしょうね。国家間の比較からそれらの特徴は分かったけれど。こういう方法では、歴史的に国内の差異の説明をすることはできないのかなとも思いました。
- 気流の鳴る音―交響するコミューン (ちくま学芸文庫)/真木 悠介
- ¥945
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確か70年代後半に書かれた本。
文体は平易で読みやすかった。
人類学者とメキシコあたりのインディアンとの話。
カスタネダという人類学者がきっと本にした本を基にそれを分析を交えながら文章を進めている。
それが中心。
内容は、
近代の人間像のあり方を批判したり、分析の限界を示そうとしたり、
マルクスを引いてみたり、という感じ。
いっていることはわからなくもないがという感想。
