アクアマン/失われた王国 | ヲタクの生きる道

アクアマン/失われた王国

公式サイト

>>前作レビュー

 

【オススメ対象】

・DCが好き

・DCEUが好き

・アメコミ実写化に関心あり

・DCEU最終作を見届けたい

・ジェームズ・ワン監督作品が好き

 

この評価を読む前に
映画の嗜好について
を一読してください。

レンタルは劇場での上映時期とはズレてます。

 

ジャンル・・・SF

 1)オススメ・・・10
 2)ツボ・・・10
 3)脚本・・・8
 4)映像美・・・10
 5)特殊効果・・・10
 6)俳優・・・10
 7)監督・・・10
 8)音楽・・・10

 9)独自性・・・8
10)キャラ・・・10
合計・・・96点

 

【概要】

上映時間:124分

公式サイト

劇場鑑賞。

劇場公開日2024.01.12のアメリカ映画。

原作:DCコミックス

監督:ジェームズ・ワン

出演:ジェイソン・モモア

 パトリック・ウィルソン、アンバー・ハード、ヤーヤ・アブドゥル=マティーン2世、ランドール・パーク、ドルフ・ラングレン、ニコール・キッドマン 他

 

【トレーラー】

 

【ストーリー紹介】公式サイトより引用

海のすべてを従えて、戦え。

はるか昔、南極の氷河の奥深くに”失われた王国”が封印された。世界を滅亡させる力を持つ古代兵器、ブラック・トライデントとともに。

しかし今その封印は解かれ、かつてない邪悪な力が解き放たれてしまう。立ち向かうのは、海の生物を操る海底アトランティスの王であり、ユーモア溢れるお調子者、アクアマン。5億の海の仲間とともに、かつてない脅威から海と地上の世界を守れるのか!?

 

【総評】ネタバレなし

下記の項目でまとめてみた。

1)作品概要

2)見どころ

3)結局どうなの?

4)DCEU最終作に思うこと

 

1)作品概要

DCコミックの実写映画であるDCエクステンデッド・ユニバース(以下DCEU)として、世界観を同一にして、スーパーマン(ヘンリー・カヴィル)やバットマン(ベン・アフレック)やワンダーウーマン(ガル・ガドット)やフラッシュ(エズラ・ミラー)などを輩出したが、興行的に最もヒットしたのが前作のアクアマン(ジェイソン・モモア)で、その2作目であり、DCEUシリーズでは最後の作品になる。DCヒーローの実写映画はこれで終了というわけではなく、キャスティングを一新した映画の製作予定は発表されている。

 

DCEUに関しては思うところがあるので、最後にまとめることにする。

 

ストーリーを簡単に紹介。

前作で正式にアトランティスの王となった人間と海底人のハーフであるアーサー・カリーことアクアマン。日々の王としての仕事に追われながらも、子宝に恵まれ順風満帆であった。しかしアクアマンに恨みを持つブラックマンタは、対抗できる力を求めて世界中を探索していた。そんな彼がついにその力を見つけ出すのだが。。。

 

2)見どころ

アクアマンを主役に据えたシリーズの2作目で、前作はこのブログレビューで満点の評価をしたほどの完成度を正当に引き継いだ形で、今作も全体的に非常に高いレベルでまとまっている。特に映像面で世界最高峰の映像世界を実現しており、前作同様に水の中にいるっていう簡単なようで非常に難しい表現を、当たり前のように実現している。自覚なくそれでいてちゃんと認識する水の中の表現がとにかく素晴らしい。この感覚は、大きなものを大きく見せるっていうのに近いかも。

 

アクションシーンの派手さとスピード感とカメラワークの面白さも、相変わらずのジェームズ・ガン監督の卓越さを感じさせてくれる。ストーリー展開のテンポもいい。しかし私的にちょっと気になったのは、ストーリーそのものが無難すぎて新鮮な驚きの展開が全くなく、ちょっと物足りなく感じた。

 

3)結局どうなの?

DCEUの最終作で、そのフィナーレを飾るのに相応しい仕上がりになっているので、是非とも見て欲しい。前作の説明も冒頭にあるので、前作を見てなくても、DCEUを初めて見る人でも良いのではないかと。

 

万人受けするヒーロー映画。

 

 

 

4)DCEU最終作に思うこと

MCUの大成功を受け、DCコミックスのヒーローの実写映画でも世界観を合わせて、スーパーマンやバットマンが同じ世界観で一緒の画角に存在する夢の映画の実現ということで、私的にはこのDCEUは正直MCUより好きだった。ヘンリー・カヴィル演じるスーパーマンに始まり、ベン・アフレック演じるバットマンと、最も大好きなガル・ガドット演じるワンダーマンの登場にはマジでときめいた。

 

DCコミックスには魅力的なヴィランが多い。そのヴィランたちを主役に据えた「スーサイド・スクワッド」も大好きだったし、特にマーゴット・ロビー演じるハーレイクインは最高だった。私的にはキャラクターは圧倒的に成功していたように思うんだが、なぜか興行的には成功とは言えなかった。なぜ興行的に伸びなかったのかが全然わからない。あんなに面白かったのに。ジャスティスリーグvsスーサイドスクワッドの実現に無茶苦茶期待していたんだけど、実現することなくDCEUは終わってしまった。無念。

 

そういや NETFLIXで、ザック・スナイダー監督で、ジャスティスリーグ2の話があったはずだけど、これも実現することなく終わったということなんだろうか。すんげー期待してる映画なんだけど。

 

未練タラタラではあるが、新しいバットマンやジョーカーに期待してるので、そちらへシフトチェンジするしかないんだよな。