プレデター:ザ・プレイ | ヲタクの生きる道

プレデター:ザ・プレイ

ディズニープラス

 

【オススメ対象】

・プレデターが好き

・一連のプレデターシリーズは見る

・一連のプレデターシリーズに飽きてきた

・派手なシーンをそれほど期待しない

 

この評価を読む前に
映画の嗜好について
を一読してください。

レンタルは劇場での上映時期とはズレてます。

 

ジャンル・・・SF

 1)オススメ・・・7
 2)ツボ・・・9
 3)脚本・・・8
 4)映像美・・・7
 5)特殊効果・・・7
 6)俳優・・・9
 7)監督・・・7
 8)音楽・・・8

 9)独自性・・・8
10)キャラ・・・7
合計・・・78点

 

【概要】

上映時間:100分

ディズニープラスにて鑑賞。

ディズニープラス

2022年配信のアメリカ映画。

ディズニープラス独占配信。

監督:ダン・トラクテンバーグ

脚本:パトリック・アイソン

出演:アンバー・ミッドサンダー 他

 

【ストーリー紹介】ディズニープラスより引用。

1700年代初頭のコマンチ族を舞台にしたアクション・スリラーで、「プレデター」シリーズの最新作となる。グレートプレーンズを駆け巡る偉大なハンターたちの中で育ったナル。これは、残酷で有能な女性戦士ナルの知られざる物語である。他の若いハンターたちに勝るとも劣らないという自負があるナルは、コマンチ族に危機が迫った時に、人々を守ために動き出す。ナルは原始的な武器で獲物を追いかけ、最後に高度に進化したエイリアンのプレデターと対決することになる。そして両者は熾烈な死闘を繰り広げる。

 

【トレーラー】

 

【総評】ネタバレなし

下記の項目でまとめてみた。

1)作品概要

2)全体的に地味

3)プレデター雑談 ※私的などうでもいい話

 

1)作品概要

SF映画の金字塔的エイリアンである「プレデター」の作品はかなり増えたけど、今作は1700年代初頭という時代設定の今までにない舞台設定で、コマンチ族の女性戦士vsプレデターという構図もあり、一連のプレデター作品の中ではかなり斬新ではないかと。

 

あのプレデターに対し、弓矢や手斧くらいしか武器がない戦士がどう対抗するのか。それが最大の見どころと言えるし、自分はとても面白いと思ったが、一連のプレデター作品の中では映像的におそらく最も地味な作品でもある。かなり古い銃は登場するが、要するに派手な銃撃戦のようなものがないわけだから。

 

よって一連のプレデター作品に期待する、SF的な派手なシーンは皆無なので、期待する要素次第では、ガッカリすることが予想される。あと、人間vsプレデターに絞った作品ではなく、女性戦士ナル(アンバー・ミッドサンダー)の成長物語の要素も大きくあるので、それが鬱陶しいと感じる人もいるだろう。

 

2)全体的に地味

今までの一連のプレデター作品に比べると映像的にかなり地味であり、映像的な力に乏しいと言わざるを得ない。時代設定的に連発式の銃とかはないし、たくさんの軍勢でプレデターに挑むわけではない。さらに全体的に暗い時間帯で戦うシーンが主なプレデター戦で、暗くて見づらいのも難点。私的に言えば、もうちょっとカメラワークを派手に動かしたりして、映像的な見せ場を増やして欲しかった。

 

私的にはとても面白いと思ったが、人にオススメするにはあまりに地味で、ストロングポイントが少ないのが気になる。例えばヒグマが登場するが、ヒグマの脅威といえば「レヴェナント: 蘇えりし者」がすごかったが、見せ方次第でこういう派手なアクションシーンは作り出せたはず。アクションシーンはあるんだが、見せ方も地味。ストーリーは面白いんだけどなぁ。

 

これを見たいがためにディズニープラスに入会するにはちょっと弱い。

でも元々ディズニープラスユーザーなら見てもいいのではないかと。

 

 

 

 

 

 

3)プレデター雑談 ※私的などうでもいい話

この作品を見て、最初のプレデターのことを思い出した。

最初のプレデターは、劇場で見た。当時、まだネットも普及していない時代で、ほぼ前情報がなく、アーノルド・シュワルツェネッガーが主演で、マシンガンを持った映像しか見られず、コマンドーの2年後の映画だったので、またコマンドー的な映画だと思ってた。おそらく劇場公開当時、誰しもが映画鑑賞前は同じようなことを思い、劇場で衝撃的な展開を味わうことになる。だって戦争もののミリタリーアクション映画かと思ってたら、なんだかわからない怪物とのSF的な戦いなんだもの。

 

プレデターを見ればわかるんだけど、当時はあの有名なプレデターの様相はなかなか登場せず、一体シュワルツェネッガーたちは何と戦っているんだ?っていう、非常に戸惑った記憶がある。今ではあの独特のデザインを知ってる前提で映画を見ているが、劇場で見たときは、一体何を見せられてるんだ?っていう、あの時でしか味わえない衝撃をリアルタイムで感じられたのは、今では非常に幸せな出来事だったと思える。

 

見終わった時、なんだかわからないけど、すごい映画を見たぞっていう興奮があった。だって確か宇宙船も登場しなかったと思う。だから宇宙から来たっていう説明もなかったんで、ほんとになんだったんだ?あの怪物?でも超面白い!っていう興奮。だからこそ、プレデターにハマったんだな。一連のプレデター作品はおそらく全部見てるから。

 

後発のプレデター作品で好きなのは、「プレデターズ」。あれは面白かった。