寒川神社正式参拝と横須賀軍港巡り 〜 真珠湾攻撃から80年 | かんながら

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旅の記録です

12月8日。
 
東郷神社の崇敬会の研修旅行。
コロナがあったから2年ぶり。
団体行動は苦手だから基本的には団体旅行には参加しないけど、
なんかこの旅行は「行こう」って思ってすぐさま申し込んだ。
 
12月8日?なんかの日だった、って思ってたけど、そうだった。
太平洋戦争の開戦の日だったと思い出したのは、旅に出てから。
 
この日に東郷平八郎元帥ゆかりの人たちと共に、横須賀にいくことになるとは。
 
寒川神社の正式参拝は予定されていたが、本来の目的地は、「猿島」だった。
初めて聞く「無人島」。
 
晴天が続いていたというのに、なぜかこの日だけ大荒れ。
前回の旅は晴天だった。
それがふさわしいメンバーである。
なのに、この荒天はなにっていう荒れっぷり。
 
土砂降りの中の出発。
 
 

 

寒川神社に到着したときには、雨は上がった。

きれいに清められた境内。

龍神さんが降りていらっしゃるときのように。

 

朝一番も突風が吹いて、御神酒が倒れて、、みたいなことをおっしゃっていた。

寒川神社さんには2度ほど行ったが平日なのに人がいっぱいで、境内に人がいないなんて初めてである。

 

 

 

裏の御神苑もとても清らかだった。

「寒川」の「寒」って「清らか」っていう意味だってバスガイドさんが言っていた。

 

 

鎌倉の海。

なんておだやかできれいなんだろう。

荒天予報が嘘みたい。

 

実はこの日、強風で波も高くて、「猿島」行き渡船が欠航になり、猿島にはいけなくなった。

で、代案が「横須賀軍港クルーズ」。

海軍関係者が多いので、何度も行っている人が大半。

この船すら「欠航するかも」っていう状況で、もし、それもダメだったら「八景島シーパラダイスでイルカを見る」ことになっていた。

 

でも、こちらの方は船がでることに。

わたし、実ははじめて。

だって、戦艦とか苦手なんだもの。

 

東郷神社の崇敬会は、地元のお世話になっている人の紹介で入会したわけだけど、本当にわたし、軍隊とか縁がなかった。

陸軍関係の場所ばっかりいってるように思われているけど、そもそものはじまりは昔の結婚の影響。

それにしても恐ろしいくらい関係者ばっかり引き寄せる。

 

そこに出会ったのがしろくまさん。

しろくまさんは特攻兵の生まれ変わりと信じていた人。

だから、なのか、彼は知覧特攻平和会館の本に関わっている。

 

 

 

 

そして東京大空襲で戦争孤児になって弟二人と生き延びた寡黙なお父さん。

祖父は戦地に送られる直前に終戦を迎えた。

もうひとりの祖父は中国で戦死した(ことになっている)。

戦争未亡人になってたくましく密貿易の女王として生き延びた祖母。

空襲ですべて失って、戦後すべてを一からつくりあげた祖母。

 

 

たしかにわたしの命は、たくさんの戦争の犠牲によって支えられている。

そして、私の住む街もまた、多くの民間人の犠牲を出した。

折口信夫は、「300万の未浄化霊」を心配したっていうけど、それが報われる方法があるとしたら

今生きているわたしたちが、「託された今」を幸せに生きることだけだと思う。

 

 

反旗、っていうらしい。

今日は、ナショナル・パールハーバーデー。

80年の節目。

 

もう今はアメリカと日本は、戦っていない。

いろんな思いはあるんだろうけど、今はミサイルを向ける関係ではない。

 

今は日本の潜水艦は、米軍基地側にあり、

イージス艦を見学させてもらえる関係。

 

不調和はもちろんある。

でも、それを超えていくことでしか、戦争を超えていくことってできない。

 

中国の脅威とか、ロシアの脅威とか。

でもわたしたち、どうも同じ大事なものを共有している気がする。

それが、お金であり、経済。

 

たぶん、「お金いらない」って思ってるのは、すごく少ない。

 

お金のため、なら心ひとつにできそうだって、ようやく「お金いらない」って思ってたわたしも思うようになった。

 

 

だって、みんな大なり小なり、お金が必要なんだもん。

コロナで気づいたことはそれ(兆しに気づく、神に委ねる 〜緊急事態宣言発令中)。

 

 

「経済」は、「経世済民」のはずなのに(インターネットの社会の中のリアル 〜 経世済民・アフターコロナの世界のゆくえ

「済民」の方は「福祉」として切り離されて、貧富の差はひろがるばかりで、正直、わたしは絶望していた。

 

でも、2年目のコロナをみて、もしかしたら現代の「経済」は

「戦争」が回避して「平和」を維持してくれているような気もしてきた。

 

母のいう「顔のない人」(顔のない人)って言葉に反発し続けてきたけど、

仕事したい、って思うようになってきた。

 

 

 

平和な社会を望んだしろくまさん。

彼の思いをとどけたくて、彼の秘蔵の写真で卓上カレンダーを作りました。

友達だと思っていた、イルカ、

理想の母子と重ね合わせていたしろくま。

思い入れがありすぎて、世の中に出すことができなかった写真たち。

だから、愛のある写真ばかりです。

 

大切な人へのプレゼントにいかがでしょうか。

 

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