昨年の11月は、明治神宮100年の節目で、大きな祭があった。
記念にあがった100発の花火はみそびれた。
なぜなら、伊勢平氏おじさんとヨギの治療師との飲み会(満月と酒と、アワとスワ)の最中だったから。
こっちも百年大祭の花火に匹敵するくらい、あり得ない祭りだった。
そして、普段は参拝できない本殿裏を参拝できるチャンスに恵まれた。
白州の石。
神奈川県の箱根、埼玉県の朝日山(飯能市)、千葉県の国府台、茨城県の筑波山、静岡県の富士山などの、明治神宮の候補地があったこと。
神様しかお通りになれない秘密の鳥居。
延長戦みたいな今年。
滑り込みみたいに、今わたしの周りではいろんなことが起きている。
代々木のこの地に、わたしは確かに呼ばれちゃったんだな、って思う。
25年以上も前に。
そして、亀が好きな元ダンナと出会い、
アフリカに行ったにもかかわらずまたこの地に戻り、
スペインに行き、波照間島に行ったのにもかかわらず、またこの地に連れ戻された。
移住するチャンスはあったのに必ずここに戻される。
伊勢平氏おじさんとも、ヨギの治療師とも、源氏方のある人とも、意外なことに最近知り合ったブロ友さんともこの地がかぶる。
この年を待っていたかのように、今このエリアの工事がはじまっている。
まるでなにかを包み込んでいたこの土地がベールを脱ぐように。