震災の街と祟り神 〜天神さんは北極星?! | かんながら

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旅の記録です

 

 

昨日もいろいろあった。

美しさは罪だ(嘘)。

 

わたしは今まで受け身だったけど、守られて来たんだなって感じる。

わたしの守護神が出てきてくれないと、「俺が」っていうのが現れる。

うん?なんかこの話も聞いたことがある(次のステージへ行け。その後)。

 

「燻っているものを燃やさないと、オレが燃やしてやる!っていう余計なお世話の変なのがくるよ」

 

そうでした。

言われてたのは3月じゃん。

もう半年以上経ってて同じところにいるわたし。

 

 

 

 

とりあえず神戸にきてみた。

予定ないから。

 

もう聖地巡礼とかするつもりないし。

とにかく食べよう。

食べまくってやる!!

 

食べると元気になるみたいだし。

何食べていいのかわからないから、学生時代食べていたのを制覇だ。

 

で、最初に老祥記のぶたまん。

 

昔は一個から買えたんだけどな。

小さいから1個ってことはなくていっぱい食べたけど。

今は6個か10個。

 

くまさんときた時は行列にうんざりしたけど、それはなくなってた。

 

やっぱりあれが異常だったと思う。

 

甘くない、ビールにあう豚まん。

でも、ビールは飲んでない。

 

で、次。

観音屋のチーズケーキ。

 

ランチの時間だったのでランチプレートを食べた。

 

あーーここで食べるんじゃなかった。

「もん」のとんかつを食べたかった。

 

 

 

でも、チーズケーキはちゃんと食べた。

 

学生時代、同級生は、お父さんとお母さんがデートした元町ケーキとか観音屋につれてきてくれたものだけど、

今の時代親(私たち)の世代が行ってた店にはいかないかもね。

それは、過去を追わない世代だからかもしれないし、予算があわないのかもしれないし、どっちかはわからないけど。

 

元町ケーキも制覇しようと思ったけど、さすがに食べ過ぎだと思ってやめた。

 

 

 

それにしても神戸、ピンとこない。

 

生田神社によってみた。

平清盛に関係あるらしくて石碑かなんかをみた記憶があったから。

 

学生時代は一度も来ていない。

本当に興味なかった。神社も寺も。

 

 

 

港に歩いてみようかと思い立った。

しろくまさんが生きていたとき、一度神戸に来たことがあるけど、異人館のあたりから見下ろした景色があまりにも記憶と違うから気持ち悪くなった。

 

そもそも、当時の記憶は喪失したままである。

いろんなできごとがあったはずだがほとんど覚えていない。

 

忘れておきたいらしいから忘れたままにしている。

 

 

船舶免許とってから、港をみるときの視点が変わったなって感じる。

ロープとか、あと、船みて「乗れるんだ」って思ったりとか。

 

こんなとこもわたしの記憶にない。初めてくる場所って感じ。

新しくできたんだと思う。

当時の様子を思い出したらたぶん気持ち悪くなると思う。

 

喪失の体験って意外とショックなんだな。

 

生まれてこの方喪失体験多すぎて、慣れてて大丈夫って思ってたけど。

 

 

 

 

あのお魚のモニュメントは昔もあった。

 

 

 

 

このあいだ気仙沼かどこかでこんな感じのところみた。

デジャヴ。

 

 

わたしにとっては、こちらの方が自分の記憶で、今の景色が「知らない街」。

 

 

ちょっとだけ残されている震災のあと。

なんとなく、思い出される当時の様子。

 

 
 
船に手を振ったら、返してくれて嬉しかった。
わたしの中に流れる海人族の血かな。

 
結局ピンとこないので、高槻に移動。
ずっと気になっている「上宮天満宮」。
 
だって、日本で2番目に古い天満宮だって。
京都の北野天満宮より古いってことだし。
 
 
大きい鳥居。
高槻には、やんごとなき方のお寺の仏様を拝しにきたことがある。
 
すごい飛鳥仏らしい。不空羂索観音。
日本で三体しかない、みたいなことを聞いたと思う。
しろくまさんがメモってたけど、わたしは覚えてない。
やさしいお顔に、わたしたちにはみえた。
 
そのときから、なんか、天神さまが気になるなとは思っていた。
 
 
 
あるとき、「なぜ天満宮には牛がいるんですか」ってやんごとなきお方にきいたら、
 
「天神祭のほうが祇園祭より先にあるなぁ」(逆かも?)
 
 
みたいなことを言われてそのときの目力が迫力ありすぎて、天神さんが気になっていたんだもの。
 
最近になってようやく、「そういえば、熊野権現(牛頭天王)も牛で、紀州特産は梅だった」って
菅原道真(天神)と牛頭天王(祇園)は、牛と梅が共通だったって気づいた次第。
 
 
 
 
 
ようやく参拝。
高い場所にある神社=天御中主(あめのみなかぬし)ってわたしには思える。
だいたい、梅のマークって五芒星に見えるしさ。北極星。
 
 
 
そうそう、天神祭の由来を市場の紹介の記述でみたんだけど、
天神祭って庶民の不満を発散?させるのにかなり重要だったってこととか、
神輿は船大工が作ったとか、なかなか興味深いことがたくさんかかれていた。

 

 

 

 

あと、太宰府は、菅公(菅原道真)を乗せた牛車が止まったところに建てた、って丹後の神人からのお手紙に書かれていたけど、

どうもここも牛車が止まったから建てたってことみたいなんだよね。

 

そうそう、あと「上宮」ってかいて「じょうぐう」って読むんだけど、

これ、八代妙見と同じ(高千穂・真名井の水を豊受大神のご神前に(その3・八代妙見宮 霊符神社))。

 

あれも「じょうぐう」っていう山の上のお宮がある。

 

鎮宅さん(八代妙見)はガメにのって大陸から来たらしいんだけど、

最初は山の上にあがって、少しずつ里に降りてきたんだって。

 

なんか似てるよな。

ここもイメージは「天御中主」だけど、鎮宅さんは妙見信仰だから、北極星だし。

 

ちなみに鎮宅さんは、霊符だけど、御所の北にある閑臥庵には、天皇の帽子?をかぶって、靴を履いたお姿の御神像として祀られていたよ(都をつなぐ旅 2(その3) 〜いにしえの都に帰る旅( 飛鳥・大和路編)安曇の庭に誘われて(安曇野から丹後へ その10) 〜 麒麟はくるか!?)。

 

 

やっぱり天満宮は北極星の宮だったか(謎)。

 

 
 
古墳のある神社。
 
 
本殿は竹。
 
 
あと、なぜか猫を祀ってる。
 
猫ってスピリチュアルな動物らしい。
って、亡くなった琉球のママが言っていた。
13番目の干支って言ってたかな。
 
で、なぜかわからないけど、猫。守護天神。
なに?絶対何か意味あると思うんだけど、
思い出せない。
 
 
 
 
 
野見宿禰の古墳のところに季節外れのゆりが咲いていた。
 
 
もう一泊するはずだったけど、どうしてもしっくりこないから帰ることに。
満月。
満月ってわたし、ダメだよな。ぐったりしちゃう。
人のエネルギーがマックスだからだと思うんだけど。
 
反対にわたしのようにぐったりする人もいて、そういう人は同じ匂いを感じる。
 
 
とにかく帰るまでに食べだめをしておかねば。
大阪は食いだおれの街。
食欲があった頃の記憶があるから、まだ食べたいものが浮かぶかも。
 
 
 
 
ということで、ビーフカツ。
東京ではカツもカレーも豚だけど、大阪では安い食堂のカレーでもデフォルトがビーフである。
 
たしかにカレーうどんにビーフなくていいなって今はもう思わなくもないんだけど。