からのつづき。
帰りは中央線で帰ろうと思って武蔵境駅に向かっていたら、なにやら素敵な並木路が。
千川上水?
そうか、渋谷の街を通る玉川上水もたしか西東京から引かれてるんだった。
辿ったら、どこに行くんだろう?
この素敵な水路を歩いてみたいかも?!
のお江戸バージョン。
羽村取水口から四谷大木戸までの高低差はわずか92メートル(100メートルで21センチ)しかなく、創意工夫と粘り強い努力によって作られた。
桜の名所でもある。
wikiによると
上水沿いには桜(ヤマザクラ)の木が多く植えられた。花見客に堤を踏み固めてもらうのと、桜の花びらが水質を浄化すると信じられていたことによる。 なかでも「小金井の桜」は評判を得、江戸期から戦前にかけて多くの花見客で賑わった[11]。大正13年に国の名勝に指定された。
とある。
桜の花びら舞う水路、きれいだろうな。
玉川上水の上流には、かつて陸軍航空隊の基地があった。
トトロの森のある、多摩湖・狭山湖周辺は、自衛隊の入間基地とか、米軍横田基地とか、航空関連の施設があるが、その昔もが東京陸軍航空学校があった。
それに気づいたのは、ヨギの治療師に波動測定の機械をみせてもらいに行ったことがきっかけだった(さて、次は。 〜旧七夕・旧盆からみえてきたものは)。
以前、ある場所の宮司さんが、
「航空隊関係者は(物部の)仲間です」とおっしゃったが、どうも多摩湖・狭山湖周辺エリアはそうらしい。
気になって資料館などに通ううちに、その地は陰陽師土御門家が住まい、機織りもあり、そしてもっと古くの遺跡のある場所と知ったのだった。
陰陽師がいるこれだけのエリアから遥々江戸に送られる水。しかも精妙な技術を使って。
そんなの、「たまたま」などあり得ない。
「何か」はわからないが、たくさんの人の努力と思いで東京は支えられているみたいだ。
美しい水路を歩きながら、東京の魅力を実感した1日だった。