子供が動き始めたときに気をつけるべき、親のつぶやきは? | 10代20代の引きこもりを解決!  “人生どん底”から抜け出す  親子のリスタート実践プログラム

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今からでも遅くはありません。最悪な関係になっていたとしても、親が子どもを信頼するための心の在り方を知り、具体的な方法「聞くこと」を実践していくことで、安心感を持って子どもの将来を信じて見守ることができます。

こんにちは。安藤ひさこです。

 

 

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【子供が動き始めたときに気をつけるべき、親のつぶやきは?】



昨日東京に行ったのですが、帰りの新幹線である光景に出くわしました。


Facebookにも書きましたが

私より少し年上のご夫婦と
20代後半くらいの娘さんお二人が
新横浜から乗ってこられたんですね。


横並びで座ったのですが、

発車してもお母さんが仁王立ちで
すごい形相で娘さんたちを睨んで

「どっちか場所を代わりなさい!!」

って怒鳴り始めたんですね。


ご主人の隣に座るのが

嫌だったのか何なのか


とうとう

「あんたたちが大事にしなくてはいけないのはお母さん!!!

よその人ばっかりにいい子になって!!!」


って鞄を娘さんに投げつけたんです。


娘さんはずーっとうつむき加減で黙ったまま。


結局お母さんはご主人の隣に座ったんですけど、

「あの子たちはね~~~

勝手し放題で~~~何だと思ってるの!!」

ってブツブツ


娘さんに聞こえちゃうよなー
聞こえるように言っているんだろうなー

って見ていました。



で、言いたいのはこのお母さんが

良い悪いではなくてね。


要らんおせっかい分析だけど、

お母さんは満たしてほしい思いが

あったんだろうなって。


自分で自分を満たすことを

知ればってことはあるけど


子供が自分の思ういい子であるとか
自分の言うことを聞いてくれることが良い子の証

そうでないと自分は満たされない、報われないと
思い込んでしまうことはあるよね。


私もずー―っとそうでしたね。

 

 

そうでないと自分は

大事にしてもらえていないと

思っていました。

 

今でもそんな気持ちになることもあります。




私たちが動き始めた子供を
サポートしていく上で大事なのは

自分の心配を満たすために、
子供を「いい子」に仕立てないこと。


子供が自らの意思で動き始めたとき、
これまでのことに
NOを言うことも出てきます。


すると親にどう見えるかというと
お母さんのつぶやきが教えてくれます。


『今まではこうだったのに…』


お母さんにとっては

厳しい言葉かもしれませんが、

(私も味わってるから、お気持ちはわかります。)

子供が自ら動きだすと
お母さんを必要としなくなっていくんです。



ストレス発散も外でするようになるし

お母さんを話し相手として

求めなくなるし

お母さんが用意した

ご飯も食べなくなるし

お母さんにはそれこそ
「私は家政婦か?」くらいなことでしか
親を求めなくなります。



回復過程の中で
一緒にやってくれたことも
やらなくなることもあります。


『自分』を優先し始めるんですね。


そのときにお母さんには、虚しさがわくかもしれません。


それは「今までは話してくれたのに、しゃべってくれなくなったから、何かあったのかと心配で」

って心配の顔をしてやってくるかもしれません。


『親を大事にしない、不適切な行動をしている」
という顔をしてやってくることもあります。






でも!!

それはすべて子供が自立していく上で、
親が引き受ける親の課題なんです。



「親を大事にしない不適切な行動だ。

ちゃんと親の差し出したものは食べるべき、飲むべき」と

優しく「ご飯だよー食べなさい」って持っていき

食べてくれたら「あー良かった。うちの子は大丈夫」

ってことじゃないんです。



大事なのは

子供が「要らない」って言ったら、
「要らないんだな」ってそのままを受けとったり


外に出かけることを
「どこかで発散しているんだなー」
って子供が選んだことを尊重することです。



で、こういう話をすると

「じゃあ、もう何も言わなくていいんですね!」とか

「ごはんの支度はしなくていいってことですか?」

みたいになっちゃうけど、そうじゃないんですよ。


子供が選んだ行動を子供の後ろから
「そーなんだ」って尊重する。


でも子供が何か困って、
後ろを振り返ったときに

いつでもどんなときでも味方だよって存在として
そこに居続けることなんです。



ご飯を作っても食べてくれなかったら悲しいし、

今日は要らないかなって思ってたら、
「ご飯は?」って聞かれて
「なんだよー」って思うこともあるかもしれません。


そういう時に味わう虚しさやいら立ちはあってもいいんです。


でもそれは枝葉に過ぎないんです。


要のところで

「この子は自分で道を探しているんだなー」
「自分でやろうとしているんだなー」


って任せたり、見守ることを増やしていってください。




で、そうするために一番大事なのは、


お母さんがお母さんの人生を自分で満たすこと

 

です。


自分の好きなこと、楽しいこと
やってみたいことをやっていきましょう。


自分の人生を満たすのは自分自身。


誰かに満たしてもらわないと
価値がない…


そう思い込んでいると
ずっとその誰かの顔色をみて

その誰かに満たしてもらわないと
幸せになれません。


それを子供に求めるのは
子供の人生を奪うことです。


まず私たちが自分の人生は
自分で創れるんだ

ってことをやっていきましょう。


そうやって生きている親のエネルギーを
子供は感じていきます。


「今まではこうだったのに」
「今まではこうしてくれたのに」


そのつぶやきが出てきたときは

その行動はこれからの子供に
本当に必要なものなのか?


それにNOを言う子供は
今、本当は何を求めているのか?


親の私たちがそれをするのは
誰のためなのか?



ちょっと立ち止まってみてね。



で、例えば、ご飯を作ってあげたいなら
作ってもいいんですよ。


でもそれを食べるか、食べないかは子供が選びます。

どれだけ一生懸命作っても
「要らない~」もあるんです。


その時に

「食べてもらえないと、私は虚しいんだな~。」

「なんか親はもう要らないって言われているようで寂しんだな」

って自分の感情を俯瞰してみていけるといいですね。



これね、子供が動き始めると、結構悩まれる方が多いです。

『動かなくても心配だけど、動いても心配』ってよく言われます。


親もそうやって悶々とする思いを抱えながら、
動き出しをサポートしていくのが普通です。


虚しさを感じたときは、自立への一歩が始まったんだなって思ってくださいね。


親の出番はだんだん減っていくものです。

 

寂しいけどね。

 



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