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こちらのブログは私の体験談など実話を元にして

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大広間でスマホを弄って
手伝わないアヤノさんにミキちゃんが
手伝うように促すも、アヤノさんは
無視してアヤノ夫が
 
アヤノ夫
「あ、アヤちゃんは
今日そっち手伝わないから
ミキちゃん自分で
やってくれる?」
 
と言い、腹が立ったものの
それ以上関わりたくなかった
ミキちゃんは、取りに来た紙袋だけ
持ってまたキッチンに戻りました。
 
 
 
 
 
あ、ちなみにアヤノさんだけでは
なくて、酒盛りをしている男性陣も
手伝うべきだ!というのは
そもそもの話とズレるので
置いておいてくださいね(^^;)
 
 
 
 
 
こういう男尊女卑については
賛否両論ありますが、まぁ
そのご家庭それぞれの諷刺みたいな
ものもありますので、ここでは
男性陣は手伝わないものとします。
(彼らには後でうちの夫とその親戚の
爪の垢を送っておきますので。)
 
 
 
 
 
でも腹が立っていたミキちゃんは、
キッチンに戻ると一緒に作業を
していたミキ母に愚痴ります。
 
 
 
 
 
ミキちゃん
「アヤちゃんずっと
スマホ弄ってて手伝い
しないらしいんだけど?
いいの?
お煮染めアヤちゃんが
するんでしょ?」
 
 
 
 
 
 
ミキ母
「え?アヤちゃんもう
来てたん?広間におるん?
なら呼んできてよ。
もうすぐ仕出し屋さん
来るから急がないと!」
 
 
 
 
 
切り分けたお餅をトングで
ジップロックに入れながら、
ミキ母がアヤノさんを呼んで
来るように指示します。
 
 
 
 
 
すると……
 
 
 
 
 
アヤノ母
「アヤは今日はこっち
来なくていいって
言ってあるから!
人が足りないなら、
その分ミキちゃんが
自分でやりな!!!」
 
 
 
 
 
と、突然後ろで作業をしていた
アヤノ母がキレ気味に答えました。
 
 
 
 
 
それに驚いたミキちゃんとミキ母が
振り向くと、アヤノさんのお母さんが
ジトッとした目で睨んできました。
 
 
 
 
 
アヤノ母
「従姉妹同士でママ友イジメ
なんてされるなんて、
思いもしんかったわ。
仲良くしてたと思って
たのにね~。
ミキちゃんがこんなに
意地悪い女やとは
思いもせんかった。」
 
 
 
 
 
と吐き捨てました。
 
 
 
 
 
その言葉にその場にいた一同、
 
「( ゚д゚)!?」
 
という顔で固まっていたそうです。
 
 
 
 
 
もう一度ミキちゃんを睨んでから
作業に戻るアヤノ母に、別の
親戚女性が声をかけます。
 
 
 
 
 
親戚女性
「え……?イジメ?
ママ友イジメって?
ミキなんかしたん?」
 
 
 
 
 
ミキちゃん
「え!?してないよ!?」
 
 
 
 
 
アヤノ母
「嘘吐きなさんな!
ママ友と結託してアヤノだけ
仲間外れにして、しかも
支援センターで怒鳴り
散らしたそうやね!
アヤノからみ~んな
聞いとるからね!」
 
 
 
 
 
ミキちゃん
「いや、あれはイジメじゃ
ないから!アヤちゃんが
他のママ友にマウント取って
馬鹿にしたり、意地悪ばっか
してたからみんな怒って
付き合いやめただけだから!」
 
 
 
 
 
アヤノ母
「嘘吐きな言うてるでしょ!
こっちはアヤから全部
聞いとるんやからね!
刺青入れたろくでもない
ヤクザみたいな女と付き合って
脅しまでかけてからに!
やることがヤクザよ、ヤクザ!」
 
 
 
 
 
 
 
ミキちゃん
「はぁ!?なにそれ!
アヤちゃんからどう聞いて
のか知らんけど、
私もママ友達もアヤちゃん
イジメたりしてないから!
友達だってヤクザじゃ
ないし、脅したりなんか
してないから!
って言うか、なんなん!?
私達がアヤちゃんのために
どれだけ我慢してきたと
思ってんの!?
アヤちゃんから都合の
いいことだけ聞いて詳しいこと
何も知らないくせに
勝手なこと言わないでよ!
もう!もう!
ふざけん
じゃねぇよ
!!!ムカムカ
 
 
 
 
 
普段はおっとりしていて
大人しいミキちゃんのあまりの
剣幕に、ミキちゃん母娘を
睨んでいたアヤノ母も、事情を
聞こうとしていた親戚女性も
隣にいたミキちゃん母も
面食らっていましたΣ(゚ロ゚;)
 
 
 
 
 
そしてブチ切れたミキちゃんは
手に持っていた餅を入れる紙袋を
テーブルに叩き付けると、
勢いよくキッチンを出ていきます。
 
 
 
 
 
 
ミキ姉
「お母さんヤバい!
ミキがキレた!アセアセ
 
 
 
 
 
ミキ母
「ちょ、ちょっと!?
ミキどこ行くの!!アセアセ
 
 
 
 
 
ミキちゃんの後を慌てて追う
ミキちゃんの母と姉。
 
 
 
 
 
ドスドスと怒りの足音を立てながら
ミキちゃんは大広間に向かうと、
仁王立ちで引き戸の前で立ち止まりました。