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名古屋~足と脚の自然療法ケアサロン@歩こ&歩こ

靴と歩行から足を見直して元気よく歩こう♪
それが自然療法フットケア


靴屋さんで試し履きをしたとき、店員さんに
「指先に余裕がありますか?」と
聞かれたことがあると思います。


この「指先の余裕」のことを
「捨て寸」と言います。


メーカーや靴によって違いますが、
だいたい10~20mmくらいです。




なぜ捨て寸があるのでしょうか


それは、足の指が靴の中で圧迫されずに
自由に動けるようにするためです。



無理な圧迫は、足指の変形、爪の変形、ハンマートゥなどの
原因となります。




では幅に対してはどうでしょうか


幅に対しても捨て寸が必要でしょうか?



答えは「NO」です。




幅広の靴の方が楽だから・・・、足が痛くなりにくいから・・・
と思って靴を選んでいるとしたら大間違いです




足の付け根部分、すなわち横幅で一番太い部分
(ここを「ボールジョイント」と呼びます)がしっかり
フィットしていることが大切です。



ここがフィットしていないと足が「前すべり」して
しまい、かかとはパカパカ、指は圧迫、という
状態になってしまいます。



また、ゆるい靴は歩くたびに足が靴の中で前後左右に
動いてしまうため、不安定で歩きにくく非常に疲れます。




一般的に外反母趾は足幅の広い人が先のとがった靴を
履くことで起こると言われていますが、実は足幅の合って
いない広めの靴を履くことでも起こります。



これは子どもの足にも当てはまります。
「すぐ大きくなるから」と大きめの靴を履かせていると
外反母趾等の足のトラブルを招きかねません。



ご注意下さい。





靴のサイズ表記が日本と外国のものでは違うことは
周知の事実ですが、

日本の靴が「足入れサイズ」なのに対し、

外国の靴は「木型(靴型)サイズ」だということを

知らない人は多いかもしれません。




足のサイズ23cmの女性がいたとしましょう。



足入れサイズとは、その23cmの足が入る靴を
「23cm」と表記することです。


例えば、
23cm四方の箱に同じ大きさの23cm四方の箱は入りません。


それと同じで、23cmの足を入れるには、靴は23cmより
少し大きくないと入りません。



これが足入れサイズです。



23cmと表記された靴を測ってみると、24cm~24.5cm位
になると思います。



この1cm~1.5cmのことを「捨て寸」と言います。






木型(靴型)サイズは、その名の通り23cmの型を
使って作った靴のサイズです。



ですから、靴の大きさは23cmです。


当然23cmの足は入りません。



靴を買うときには捨て寸の1cm~1.5cmを足して
24cm~25.5cmの靴を買うことになります。





ネット通販などでは、サイズ換算表なるものが
掲載されている場合があります。



それにはご丁寧に捨て寸を含めて日本のサイズに
換算してある場合が多いように思います。



また、日本人と外国人では足の幅も違います。
足長だけで選ぶと靴が入らないこともありますので
外国製の靴を買うときはくれぐれも慎重に



できれば、実際に履いて確かめてからの購入を
お勧めします。


靴を選ぶ前に、自分の足のサイズを測りましょう
というお話をしました。




今日は、足のサイズの測り方を簡単にご説明します



その前に足を測る上での注意点です。

 足を肩幅に開く

 両足に均等に体重をかける

 目線はまっすぐ前を見る

 両足測る(左右でサイズが違う場合がある)




ご自分で測ると多少の誤差が生じますので、他の人に
測ってもらって下さい。





【足長の測り方】
かかとの中心点と人さし指を結ぶラインを基準にし、
一番長い指までの長さを測る。



足がのる程度の大きさの紙(A4のコピー用紙等)に
ラインを引き、そのラインの上に足をのせます。


ラインに対して垂直になるように、ティッシュ箱か
厚めの電話帳などを置いて測ると、測り易いと
思います。





【足囲の測り方】
親指と小指の付け根の部分(一番出っ張っているところ)
の周囲を測る。



立ったまま足先を少しだけ浮かせて、メジャーを滑り
込ませ、足でメジャーを踏んだ状態で測ります。






足長と足囲のサイズがわかったら、下の表に当てはめて
下さい。それがご自分の靴のサイズになります。



例えば足長が23.0cm、足囲が24.0cmなら、23cm3Eが
靴のサイズとなります。



靴のサイズ


いかがでしたか


左右の足のサイズが違う人は、大きい方を基準に
選んでくださいね。





そして重要なのが上の表が「日本工業規格」のもので
あるということ。



そう、日本製の靴にしか当てはまりません。
海外製の靴は、少し勝手が違います。




次回は日本製の靴と海外製の靴の違いについて
お話していきます。



興味のある方は、またお付き合い下さい。