靴のサイズ表記が日本と外国のものでは違うことは
周知の事実ですが、
日本の靴が「足入れサイズ」なのに対し、
外国の靴は「木型(靴型)サイズ」だということを
知らない人は多いかもしれません。
足のサイズ23cmの女性がいたとしましょう。
足入れサイズとは、その23cmの足が入る靴を
「23cm」と表記することです。
例えば、
23cm四方の箱に同じ大きさの23cm四方の箱は入りません。
それと同じで、23cmの足を入れるには、靴は23cmより
少し大きくないと入りません。
これが足入れサイズです。
23cmと表記された靴を測ってみると、24cm~24.5cm位
になると思います。
この1cm~1.5cmのことを「捨て寸」と言います。
木型(靴型)サイズは、その名の通り23cmの型を
使って作った靴のサイズです。
ですから、靴の大きさは23cmです。
当然23cmの足は入りません。
靴を買うときには捨て寸の1cm~1.5cmを足して
24cm~25.5cmの靴を買うことになります。
ネット通販などでは、サイズ換算表なるものが
掲載されている場合があります。
それにはご丁寧に捨て寸を含めて日本のサイズに
換算してある場合が多いように思います。
また、日本人と外国人では足の幅も違います。
足長だけで選ぶと靴が入らないこともありますので
外国製の靴を買うときはくれぐれも慎重に

できれば、実際に履いて確かめてからの購入を
お勧めします。
