20名で競われた三次予選を通過し
ファイナルラウンドに進めるのは
基本的には10名ですが同点がいたようで
以下11名となりました。
(名前に三次予選の演奏動画リンクを貼りました)
David khrikuli(ジョージア24歳)
桑原志織さん(日本30歳)
Tianyou Li(中国21歳)
Tianyao Lyu(中国16歳)
Vincent Ong(マレーシア24歳)
進藤実優(日本23歳)
Ziton Wang(中国26歳)
William Yang(アメリカ24歳)
Piotr Alexewicz(ポーランド25歳)
Kevin Chen(カナダ20歳)
Eric Lu(アメリカ27歳)
今回はおおむね納得できる結果でした。
通過できなかった人に関しても、
ちょっと硬くなっちゃってたよなぁとか、
一杯一杯な感じだったなとか、
選曲が偏っていたよね(*1)とか、
一次・二次より精彩を欠いていたかも(*2)とか、
それなりの理由がわかるような気がしました。
どれも素晴らしい演奏でしたけどね。
(*1)Piotr Pawlak(ポーランド27歳)
(*2)Hyo Lee(韓国18歳)Hyuk Lee(韓国25歳)
彼らのコンチェルトが聴けないのは残念です。
唯一、通過できない理由がわからないのが
Yehuda Prokopowicz(ポーランド19歳)で
素晴らしい表現力だったと思うのですが
楽曲の理解度や構想の問題?
目立つミスタッチがあったせい?
んー、何か大きなひとつの問題というよりも
総合的にちょっと点数が足りなかった
ということかもしれませんね、
素人の私にはいくら考えても正解はわかりません。
彼は若くてチャンスはまだまだあるので
次回、次々回にさらに成長した演奏を
聴かせてくれるのを楽しみに待ちたいと思います。
19歳という今でしかできない
ファイナルの演奏があったはずで
それを聴いてみたかったですけれど。
三次予選20名の演奏を聴いていて
実は途中で嫌になった瞬間がありました。
みんなこんなに上手いのに、
そしてみんな一生懸命演奏しているのに、
点数をつけて合否を分けるなんて・・
ファイナリストになれるかどうかは大きな問題で、
ファイナルに向かって頑張って、頑張って、
やっとここまで辿り着いたのに・・
ファイナルに手が届きそうなところまで来て
寸前で道を断たれるコンテスタントの気持ちを思うと、
こんな残酷なシステム今すぐなくなってしまえ!
ここまで残った人全員
コンチェルト弾かせてあげればいいじゃないか!
そんなふうに思ってしまったのでした。
それでも・・
渾身の演奏を評価され、
ふるいにかけられ、
傷ついたとしても、
このコンクールに出たい、
この独特の緊張感の中で演奏したい、
そう思える演奏者たちのメンタルと志は
どれほど強く固いのか・・
軟弱な私には想像もできません。
ただただ尊敬するばかりです。
なにはともあれ前回大会からお気に入りの
進藤実優さんと
今大会で初めて聴いてその響きに虜になった
桑原詩織さんが
ファイナル進出です。
本当に嬉しい!!
今回のショパコンに関する記事の
目次はこちら ショパコン2005目次
趣味で視聴してるだけなのに嫌になるって・・
そこまで入れ込んじゃう母さんの性格が心配だにゃ
気楽にいったほうがいいにゃすよ