私は関東のとある県、県庁所在地の隣の市という
まぁまぁの規模の町に生まれ育ち
仕事の関係で北関東の山中にやってきました。
公共交通機関も少なく（１日往復2〜３本のバスのみ）
店は皆無で（半径30km圏内には蕎麦屋が数件あるのみ）
スーパーのある町までは１時間の運転が強いられ
県内では野生動物と豪雪で知られる正真正銘の田舎。
大学を卒業したての若い娘が
果たしてこんな田舎でやっていけるのか？
車の運転はまだ初心者マークをつけていたので
断崖スレスレの細い山道には泣けましたし、
降り積もる雪と水道の凍結には手こずりましたが、
パリピとは正反対の超インドア派なので
田舎暮らしは全く苦になりませんでした。
職場であてがわれたオンボロの寮で5年暮らし
静かな環境に心地よささえ覚えました。
そしてこの間に同業の男性と知り合い結婚し
なんと夫も田舎暮らしが気に入ったということで
（夫は私よりさらに都会出身）
ここに家建てちゃおう！となり
土地を探して永住を決めました。
家が完成して引っ越してきた当初のこと、
今思えば周囲の人たちは私たちのことを
「家まで建てて都会から引っ越してきた変人」
と思っていたと思います。
そしてきっと
「ここでの暮らしはどれだけもつかな？」とも。
それでも先のブログにあげた動画の女性のように
嫌がらせを受けるようなことは一切なく
むしろ親切に声をかけていただきながら
本格的な田舎の住人としての暮らしが始まりました。
今日の一言 
人間だったら脇腹がつりそうな寝相。
少し秋めいてきて食欲も戻りつつある猫息子です。