シャトー・ポール・マス
クロ・デュ・ミュール 2015
生産地:フランス、ラングドック
生産者:ポール・マス
品種:シラー、グルナッシュ、ムールヴェードル
色・粘性:スモーキーなガーネット色、粘性は強め
香り:ベリー、アルコール、タバコ、めんつゆ?
百合の花、バニラ
ボリューム:軽い○○○●○重い
タンニン:控えめ○○○●○強い
甘味:ドライ○○●○○甘い
酸味:まろやか○○●○○シャープ
果実味:スパイシー○●○○○フルーティ
飲んだ日:2019.8.14.Wed
購入日:2019.7.16.
購入場所・値段:うきうきワインの玉手箱 1782円
ボリューミーでジューシー、アルコール感も強し(14.5%)。
甘味がアタックから余韻まで存在感を示すが
しつこさはなくあくまでも柔らかく程よい印象。
その甘味をフルーティで程よい酸味が追いかける。
余韻になってから出現するほろ苦さも嫌味がない。
余韻のニュアンスは多面的で、オレガノ、コーヒー、
(注いでからしばらく経って開く)百合の花など。
ラストにほんのりコクも加わる。
これだけのボリュームと複雑さ、上品さがあれば、
千円台後半はリーズナブルどころかお得とも思える。
マリアージュはほぼ万能系で、
合わせる相手によって自身のニュアンスを変えるタイプ。
例1)トマト → フローラルさが増幅
例2)アボカド → ケミカルさ(揮発系)が出現
エチケットにも、コルクキャップにも、コルクの側面にも、
葡萄の蔓をくわえた鳥の絵が。コウノトリかな?サギかな?
ポール・マスはマス家の3代目醸造家。
私が何本か飲んだことのあるジャン・クロード・マスは4代目。
以下、4代目ジャンのワインノート。
Il e La Forge Cabernet Sauvignon 2014 ◯
Vinus Caberunet Sauvignon (Classique) 2014 ◎