恐怖に対するリハビリ | 保護わんにゃん日記 〜わんだふる&にゃんだふるライフ〜

保護わんにゃん日記 〜わんだふる&にゃんだふるライフ〜

我が家のワンコ&ニャンコの日常を記録しています!
●ワンコ:2020年1月8日より家族に。1歳くらい、倉敷野犬っこ。
●ニャンコ:2017年10月末より、ママの仔に。2歳半のおにいちゃん。
○ママ:私。専業主婦なう。少し動物の専門知識あり。

ムーの恐怖の対象
火曜日より、ムーちゃんがヒドいお散歩恐がり魔人になっておりますが(3月17日の記事より)…今日、ムーの恐怖の対象が分かってきました。今、彼が怖がっているのは、①玄関への階段、②玄関ドア、③玄関から出てすぐの外の世界、④ハーネスのように首を通すもの、そして…⑤散歩に連れてくときの私、のようです(´;ω;`)

母ちゃん、悲しすぎるヨ!!泣笑

イヌが恐怖体験をするとき、その前後の出来事や周囲の状況も一緒に強く記憶されます。ムーは、玄関出てすぐに子供たちと遭遇し、えらいビックリしたので…玄関に行くまでに通った道や装着したハーネス(19日に装着後、玄関出て人がいてまた恐怖が強まりました)、散歩に連れ出そうとしていた私まで恐怖の対象になっているようです。

それが判明したのは、今日の夕方散歩のとき。
朝の散歩、夫が連れ出すと割とスタスタ階段降りるのです。初めは、朝で人が少ないから、或いはオシッコしたいから行けるのかと思っていましたが…薄々、私が怖いのかなとも思い始めました。
夕方散歩に連れて行こうとすると、夫がリードを持っていても、私の姿が玄関先に見えると降りない。試しに私が先に玄関から出てみると…外へ連れだせました。でも、家の前で尻尾巻きこんでキョロキョロ、やはり怖いようです。

…ママしゃん、大ショックです。(T^T)ぴえん


朝散歩後、ノンビリおやすみタイム。
パパしゃんとならお散歩行けます…!


ムーの恐怖の関連記憶に組み込まれてしまった。もうね、悲しいです!!!!相当落ち込んでいますよ、ええ!笑
でも、それは散歩に連れ出す時間帯を誤った私の責任。ムーに不必要に恐怖を抱かせてしまった訳であって…何とか、記憶の消去を行うしかありません。


恐怖体験の記憶は厄介で、なかなか簡単に消せるものではありません。正直、私そのものに恐怖が関連付けされていなくてラッキーなくらいです!!(家にいる間は甘えてきてくれるので、散歩に連れ出すときだけ怖いようです。)
方法としては、楽しい記憶で上書きするしかないです。今日はまず、玄関から出てすぐ、私からトリーツをたくさんあげて優しくナデナデしました。ママとの散歩も外も怖くない、玄関出ると良いことが起こるという記憶に塗り替えるためです。少しずつ、毎日、わんこを信じて気長にトレーニングするしかないです。

人間も同じですが、恐怖心って簡単に消せないです。
これは犬のトレーニングにも同じですが、体罰を与えるしつけはいたずらに恐怖心を植えつけ、最終的には攻撃性を引き出すとされています。確かに、体罰を用いれば、訓練の効果が見えるのは早いかもしれませんが…代償として、その体罰を与えた人間に対して恐怖を抱き、心を許すことはないでしょう。次第に体罰が行き過ぎ、恐怖で満ちたイヌは自己防衛のために攻撃するのです。


恐がり野犬っこを家族に迎え、その恐怖心を消すことに苦労しています。色々と解き放ってあげたいよ、ママは。長い道かもしれませんが、完全に信頼してもらえるよう、どんなところでも寛いでもらえるよう、ニンゲンは全力を尽くします!!!


夕散歩後のムーちゃん。
今日も一日、気を張って疲れましたぁ!!


ムーちゃん、今日も一日、がんばってくれてありがとう(´;ω;`)ゆっくり少しずつ、パパ&ママと一緒に克服しようね。ゆっくりゆーーーーーーっくり!



オマケ:ノンビリ甘えん坊なビーちゃん。
弟に甘え方のお手本、見せてあげてね!



猫ぽこると犬