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前回の記事
2通目のメールです。
続きです。
説明不足で申し訳ありません。
子宮頸管拡張は最初の採卵を始める前に、
卵管造影を予定していた日にチューブが全く入らなかったのですることになりました。
(子宮の入口？が閉じてしまっている？と言われた気がします)
原因は定かではありませんが、
過去に円錐切除をしたことがある人に稀にこうゆう人がいると言われました。
拡張しないことには検査自体が出来ないので、
まずはこれをしてから別日に卵管造影をすることになり、
その後チューブは入り検査をすることができました。
→結果、左が✕
2回目の拡張は子宮鏡検査をする際に再びチューブが入らなくてしました。
その他、回答しやすい所から記載していきます。
順番前後しますがよろしくお願いします。
②TSHの数値
◆チラージン服用前
3.253
◆25服用後
約1年間服用。
4.207だったのでこの日から50に増量。
◆50増量後
1.06(2023年7月時点)
③精液検査の項目と数値
◎1番最初の精液検査◎
精液量1.9ml
精子濃度2200万/ml
運動率27％
奇形率23％
白血球数30万/ml
◎その他◎
・採卵①
量2.3ml 濃度1300万/ml 運動率23％
・採卵②
量2ml 濃度700万/ml 運動率20％
・採卵③
量2.3ml 濃度2300万/ml 運動率38％
・採卵④
量3.5ml 濃度830万/ml 運動率18％
・採卵⑤【凍結精子使用】
量1.2ml
濃度800万/ml
運動率15％
奇形率70％
白血球数130万/ml
◆調整(沈渣)◆
量0.2ml
濃度150万/ml
運動率50％
奇形率30％
・採卵⑥【凍結精子使用】
量1.9ml
濃度450万/ml
運動率24％
奇形率33％
白血球数250万/ml
◆調整(沈渣)◆
量0.35ml
濃度300万/ml
運動率65％
奇形率15％
・採卵⑦
量3.4ml 濃度3500万/ml 運動率20％
・採卵⑧
量2ml 濃度770万/ml 運動率22％
↓フレッシュが状態よくない為、凍結を使うことに…。
(凍結しているどれを使ったかは不明ですが多分これだと思います↓)
【凍結精子使用】
量4.1ml
濃度4300万/ml
運動率37％
奇形率40％
白血球数480万/ml
・採卵⑨
量2.9ml 濃度89×10の6乗 運動率36％
・採卵⑩
量2.2ml 濃度22×10の6乗 運動率14％
・採卵⑪
量3.5ml 濃度28.7×10の6乗 運動率23％
採卵・移植の内容については次に続きます。
院長の回答 前回の続きですね。
情報まとめ
⬜︎ ご年齢
女性：42歳
男性：40歳
⬜︎ 現在の治療：4年前から顕微授精
(最初の2年はタイミングをとった)
⬜︎ 採卵：11回
⬜︎ 移植：11回
→ 全て陰性
⬜︎ 女性のホルモン値
AMH：最新不明
2年以上前に2.32
FSH：不明
LH：不明
E2：不明
⬜︎ 現在服用中の薬：チラーヂン50
⬜︎ TSHの数値
チラーヂン開始前 TSH3.253
チラーヂン25 TSH4.207
チラーヂン50 TSH1.06
(2023年7月)
⬜︎ カリウム：2.8〜3.0を行き来
＊過換気症候群あり
⬜︎ 精液検査：
※男性不妊あり、
顕微授精一択と言われている。
⬜︎ お悩み：着床しない。
子宮内膜が厚くなりにくい。
→ PFC-FDを1回するも効果なし。
→ アルギニンも効果なし。
転院すべきか。
・2年以上経過して、
AMHの測り直しがない
・子宮鏡検査も自分から言わないとない
などの事から、
転院はかなり難しいが、
無理にでもするべきか。
精液検査
確かに、男性の結果は悪いので、
顕微授精一択ですね。
最初の2年は、
タイミング法をされていた
との事なので、
最初に精液検査も受けるべきでしたね。
残念ながら、
自然妊娠は厳しい数値です。
TSHの数値
検査の頻度が低いので、
もう少し頻繁に調べた方が良い
かと思います。
直近での検査も、
2023年7月なので、
およそ半年経過しています。
当院ではチラーヂン不要
チラーヂン開始前の数値が、
TSH 3.253なので、
当院ならば、
チラーヂンは不要とします。
TSHの基準値は、
年々変わっています。
TSHの基準値の変化
それは、特に、
ここ5,6年、
TSH2.5を基準にして治療しても、
妊娠率・出産率の上昇が得られず、
結果が出なかった事が、
徐々にわかってきているからです。
今や「TSHは4.0まで正常」と、
ヨーロッパのガイドラインで
発表されています。
また、TSHは下がりすぎると、
妊娠率・出産率が低下してしまうので、
チラーヂンは、
慎重に投与する必要があります。
類似記事
2.5基準
仮に、TSH2.5を、
基準として治療するにも、
検査のスパンをもう少し短く、
定期的に検査した方が良いと思います。
子宮頸管が細い
“説明不足で申し訳ありません。
子宮頸管拡張は最初の採卵を始める前に、
卵管造影を予定していた日にチューブが全く入らなかったのですることになりました。(子宮の入口？が閉じてしまっている？と言われた気がします)
原因は定かではありませんが、
過去に円錐切除をしたことがある人に稀にこうゆう人がいると言われました。
拡張しないことには検査自体が出来ないので、まずはこれをしてから別日に卵管造影をすることになり、
その後チューブは入り検査をすることができました。
→結果、左が✕
2回目の拡張は子宮鏡検査をする際に再びチューブが入らなくてしました。“
ご質問者様は、
子宮頸管が細いタイプで、
カテーテル類が、
入りにくいのかもしれませんね。
円錐切除をされているとの事で、
実際に見ないとわかりませんが、
短めで細めかもしれません。
文・イラスト：理事 岩城桃子
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