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"追加情報です。
岩木先生、ご回答をありがとうございます。
補足情報です。
点鼻薬は、スプレキュアです。
採卵の2日前23:00左右3回と23:15左右2回するよう指示がありました。
排卵しないようにするためと言われた様な気がします。
また、6月の採卵は、
初めてということで、
新鮮胚移植になりました。
看護師さんに尋ねた所、
初めての方で子宮の状態や卵巣の状態が良い場合は新鮮胚移植をすることが多いというお話を聞きました。
4つ中、1つ未熟卵、
3つ成熟卵でそのうち1つを新鮮胚移植に、もう1つが胚盤胞まで育ち凍結、
残りの1つは途中で成長が止まりました。
11月の2回目の採卵では、
3つ採卵→2つ胚盤胞まで育ち、
(1つは4日目で成長が止まりました)凍結をしました。
よろしくお願いします。"

MEMO
スプレキュアが先発品で、
ブセレリンは後発品です。
同じ薬です。
スプレキュアの方が圧倒的に値段が高いので、
後発品のブセレリンが使われる事の方が、
とても多いです。
正直に言えば、
患者様思いの先生ならば、
ブセレリンを処方すると思います。
その方が患者様への負担が、
少なくなるためです。
点鼻薬の働き【ショート法/ロング法】
ショート法・ロング法での、
点鼻薬の働きについて

ショート法・ロング法の場合には、


これを「フレアアップ」と呼びます。












点鼻薬の働き【アンタゴニスト法】
アンタゴニスト・アゴニスト法での
点鼻薬の働きについて
上記に書いた通り、
点鼻薬の役割としては、
体内のFSH・LHを分泌させる働きです。
アンタゴニスト法の場合は、
点鼻薬を使わずに、
そのままHMGを使い、
FSHを注射して卵子を育てていきます。
しかし、
体内にLHが残っているため、
そのままでは、
排卵のために、
自然にLHが高くなってしまいます。
(卵子の発育を脳が感じ取って、
LHサージが起こる。)
LHの急上昇(LHサージ)が起こり、
排卵が起こってしまってしまうと、
採卵が出来ません。
排卵済みを防ぐために、
排卵抑制剤という、
排卵を防ぐための、
「セトロタイド」もしくは「レルミナ」
どちらかが必須となります。
Point
アンタゴニスト・アゴニスト法
アンタゴニスト薬=セトロタイドかレルミナ
アゴニスト薬=点鼻薬
採卵の2日前に点鼻薬をしている、
ということは、
アンタゴニスト・アゴニスト法ですね。
つまり、
アンタゴニスト薬を必ず使っているはずです。
セトロタイド・・・注射
レルミナ・・・飲み薬
セトロタイドの方が値段が非常に高いです。
どちらか使いませんでしたか?
排卵しないようにするために、
と言われた記憶があって、
おうちで飲んだ飲み薬の中に、
レルミナという薬がないならば、
セトロタイドを病院で打って頂いたのではないでしょうか。
または、
何か他の薬を使った記憶はありますか?

文・イラスト:理事 岩城桃子
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