午後11時06分の所感 -13ページ目

雑感/12月12日

・金曜ロードショー


いよいよ今週ですね。楽しみです。

映画版は映画館でばっちり楽しませてもらいましたが、

劇団四季吹き替えで見られるなんてなんだか贅沢な気分です。


どのシーンも楽しみなのですが、ミラーとマスカレードは特に期待しています。

ただ残念ながら、放映時間には見れなさそうです。

しっかり録画練習をしておかなくては…うっかり録画失敗したら、きっと泣きます(笑)


オペラ座つながりですが、新グッズでブックマーカーが登場したそうですね。

「名古屋公演ファイナルグッズ」とか言われると切ないですが、

次回観劇の際にでも買おうと思います。



・観劇予定


年内はオペラ座ばかりですが、年明けからは色々観ていきたいと思っています。

観劇初め予定はスルース。

ミステリーはとても好きです。頑張って推理しながら観ようと思います!


赤毛のアンのチケットも無事ゲットしました。

笠松さんのアンが観たいなあと密かに願っています。


続いて決まっているのは、ゾロ・ザ・ミュージカル。

マイ・フェア・レディで出てらした石井さんと上條さんが楽しみです。

役どころというか、役柄がきっとガラッと違っているんでしょうね。

もちろん、主役の坂本さんのゾロも楽しみです。


スルースと赤毛のアンは共に初日、ゾロ・ザ・ミュージカルは3月13日の観劇予定です。

オペラ座ももちろん行きます!年明け後は、千秋楽までに2回行く予定。

同日に観劇に行かれるみなさん、どうぞよろしくお願いします。



・観たいもの


前回の雑感にも書きましたが、アンナ・カレーニナ。

やっぱり観たいです。ちなみにチケット発売予定は金曜ロードショーの日。

もう気持ち的には、九割がたチケットを取るつもりでいます。

どんな音楽なのか楽しみです!


しまった、と思ったのがクレイジー・フォー・ユー。

東海地域、3月13日ぐらいしか行けそうな日程がありません。

その3月13日には、ゾロ・ザ・ミュージカルを入れてしまいました。

静岡に行けば行けないことはないのですが、翌日のことを考えると…

ああ、やってしまいました。とっても残念ですが、またの機会になりそうです。


あとは、自由劇場で上演が決定したオンディーヌ。

これはもう、遠征してしまいそうなくらい観たいです。

スルースみたいに他都市でやらないでしょうか??

むしろ、名古屋に来てください(笑)



・少年少女合唱団


ちょっと毛色が違いますが、多治見の少年少女合唱団のコンサートに行く予定です。

クリスマスチャリティーコンサートとして、キャッツのナンバーを披露するとのこと。


キャッツはまだ観たことがありません。

せっかくなので、これを機に観劇予定を立てようかなあと思います。

(いつになるか分かりませんが…)


自分自身、合唱団というもののコンサートへ行くのは初めてなのですが、

とっても良いそうなので、お近くの方はぜひ。

場所は多治見市文化会館、12月19日の18時からです。

観劇所感/「オペラ座の怪人」【ミュージカルアカデミー】(2010年11月23日・マチネ後)


・イベント初参加


今回のミュージカルアカデミーが、劇団四季のイベントへの初参加でした。

カーテンコールが終わった後ロビーに出て、またもう一度劇場内に戻る。

これだけでもうなんだか特別な感じがして、すっかり舞い上がってしまいました。


観劇後の興奮もあり、初参加の緊張もあり、

もちろんアカデミーに参加したことによるテンションアップもあり…といっぱいいっぱいで、

細かな部分は十分にレポートできなさそうですが、感想を地味につづりたいと思います。



・導入


進行役として、まずは岡本さんご登場。

その後ずらっと俳優さんたちが舞台に並び、自己紹介してくれました。

そんな俳優さんたちに、「みんな、いつもより大人しいね」と岡本さんのひとこと。

岡本さんは以降も所々でたくさん笑わせてくださったのですが、

カンパニーの皆さんの親密さを、導入部で早くも感じました。


俳優さんたちが舞台に出てくる時に、ひとつ感動が。

みなさん、姿勢がすっごくきれいです!歩く姿も、すばらしくピシっとしていて。

…いや、当然と言われれば当然なのですが。

それでも、衣装を脱いで稽古着の状態の俳優さんたちは身近に感じられて、

だからこそ、その立ち姿のきれいさに感動しました。

劇場を出てしばらくは、妙に姿勢良く歩こうと努力してしまったくらい感動しました(笑。



・歌指導


ああいったホールで声をはりあげるなんて、いつぶりでしょうか。

(なんとなくですが、中学の合唱コンクールをうっすら思い出しました。)


一生懸命大きな声を出してたつもりなのですが、自分の声が小さく感じるものですね。

ホールに拡散していってしまうというか…

周りには、何回か参加されたのかもともとお上手なのか、

よく通る声で歌っている方もいました。


それにしても、聞くのと歌うのでは大違いです。

「♪マスカレーーーード」の「ド」の音を俳優さんたちはしっかり発音していますが、

自分がいざ歌おうと思うと、うっかり省略してしまいます。

気がつくと「♪マスカレーーー…、 ! 、仮面舞踏会っ」

と、次のフレーズがきてしまうというか。


しかもマスカレードの発音って、mskrid、つまり「do」、という母音つきの発音でなく、

「d」、という子音だけの発音。とっても言いにくい。

日本語歌詞なんだと割り切って考えたとしても、どっちにしても言いにくいですよね。


いえ、すみません。ぜんぶ、音感がないという事実の言い訳です。

もし次回、他演目でアカデミーに参加する機会があれば、

その部分のフレーズを猛練習しておこうと固く決意しました。



・踊り指導


振り付けを教えてもらえるのは、とっても新鮮でした。

ひとつひとつ分解して示される振り付けは、何度も見ているからか見慣れた印象で、

「ああ、あったあったそんな動き!」とそれだけで楽しくなります。

でもその次にどんな振り付けがくるのか、という所までは覚えていないので、

「そうか、この動きの次はこの動きなんだなあ」と、これもまた楽しい。


また、各々が好きな動きをしてもいい部分がすごく面白かったです。

はじめの新年の挨拶部分と、2回ある決めポーズの部分。

言われてみると確かに舞台の中で、俳優さんたちそれぞれで表現してますね。

次回観劇の要注目ポイントとして、心にしっかりメモしました。

俳優さんたちの決めポーズもまたきれいで。堪能しました。


振り付け練習中、「いいですね、そんな感じです」と、客席側におりてきてくれていた

俳優さんたちがこまめに声をかけてくれたのも、嬉しかったです。


問題は、踊りに気をとられると歌うことをいっさい忘れることですね(笑。



・舞台発表


舞台発表は、各班リハーサル一回、照明有りの本番が一回ずつでした。

岡本さんが舞台上のお客さんに話しかけるたびに笑いが起こるといった状態。

見るのもやるのも、本当にとっても楽しかったです。


いよいよ舞台に立ったとき、近くで俳優さんも踊ってくれていました。

「振り付けが分からなくなったら、僕を見てください。チラ見してください!」

と、周りのお客さんにニコニコ笑顔。

恥ずかしながらどなたなのか分からなかったのですが、

一緒に楽しんでくれている感じがして、すごく嬉しく思いました。


舞台に上がった感想として、客席がかなり意外なほど近く感じる、というのがあります。

客席の明かりが落ちて照明が当たってしまえばずいぶん見えなくなりましたが、

それでも、最前列のお客さんたちの姿は、思ったよりハッキリ見えます。

客席の明かりさえついていれば、2階席の奥の方でもわりとしっかり見えました。

カーテンコール拍手の時は、これぐらい俳優さんたちから客席が見えてるのかも、

と思うと嬉しくなります。益々拍手に熱が入りますね。


最後の班は人数が少なく、せっかくなのでもう一度踊りたい人はどうぞ、という事になりました。

参加希望が多すぎて結局2回に分けての実施になっていましたが、

会場中あったかい笑いにあふれて、参加してよかったなあと思いました。



・イベント終了


感覚的にあっという間だったので、終了後、意外と時間が経っていたことに驚きました。

妙に姿勢の良さに気をつけながら帰ったことは上に書いたとおりですが、

カンパニーのみなさんが、惜しみなく歌って踊ってくれたことに感動しながら帰途につきました。


中でも、半場さんには感服しました。

すごく観る人を大切にしてくれていることが伝わってきて、いっぺんにファンになったほど。

いえ、もともとピアンジは大好きです。「♪今宵は共にうたえや」の長さにはいつも感嘆のため息。

ただそれとはまた別で、お人柄に惚れたというか…


また、アンサンブルの方たちにも、次はもっと注目して観たいと思いました。


2回ずつ舞台で発表するのを何班も繰り返していたわけですが、

そのたびに、俳優のみなさんは客席近くで歌ってくれていました。

真後ろあたりに俳優の方がいたので、何度も何度も舞台さながらを味わえました。


のどの調子も、体調も、舞台後の疲れもあるでしょうに…本当に、ありがとうございました!

とても素敵な記念になりました。千秋楽まであと少し。また感動をもらいに行きたいと思います。



観劇所感/「オペラ座の怪人」(2010年11月23日・マチネ)

・演目:「オペラ座の怪人」(2010年11月23日・マチネ)

・劇場:新名古屋ミュージカル劇場/劇団四季

・座席:2階B席下手寄り

・観劇回数:9回目




・沼尾クリス&高井ファントム


前回の観劇所感にも、このクリスとファントムには強い絆を感じると書きました。

今回は以前にも増して、それを感じました。

もう、クリスがファントム寄りとかそんなレベルじゃない感じです。

お互いに、お互いをすでに選択してしまっているというか。


まずそれを感じたのはミラーの場面。

クリスが、ラウルに再会の抱擁をした直後「しまった!」という表情をしました。

「音楽の天使」の視線を意識した表情だと思うのですが、

それがなんだか、まるで神さまだけに仕える敬虔な巫女の振る舞いみたいで。


次に感じたのはアンマスクの場面。

高井さんのアンマスク場面は激しくぶちきれるイメージなのですが、

今回は確実に、ファントム、あんまり怒ってない!

ここから(勝手に)導きだしてみたのは、「ファントムは、クリスを信頼してるから怒らない」というもの。

ファントムに余裕があるんですよね。「クリスティーヌは絶対分かってくれる」、みたいな。

「呪われろ!」と叫んだ後のファントムの姿もそれを裏付けます。

ここは以前は確か、ファントムがクリスさえも拒絶するように顔を伏せてうずくまっていた気がします。

でも今日の高井ファントムは、「呪われろ」と言いながらクリスを見つめていました。

呪いの言葉を浴びせながら、同時に許してる。そんな風に見えました。


そしてきわめ付けは墓場シーン。

クリスが敬虔な巫女のように見えて、とはすでに書きましたが、ここでも強く感じました。

苦しくなっても、助けを求めるのは亡き父親。

そして「音楽の天使」。

神さま以外には魂を捧げない「巫女」の中には、

助けを求める相手として、恋人、という選択肢は初めからない。

…そりゃラウルに分がないわけだな、と、勝手に納得。

そしてまた、墓地でのファントム&クリスの歌が最高で。

「♪エンジェルオブミュージック」と声が重なる部分には、たっぷり酔わされました。


だからもう、最後の地下場面での焦点は、

「ラウルかファントムか」ではなくて、「取り返せないさだめの受け入れ」。

まさに「♪もはや退けないぞ」、ですね。

どこかで何かを間違えてしまったことを互いに嘆いて、

互いに折り合いをつける場面…という解釈でした。


うーん、好きなペアだなあ。



・飯田ラウル


とはいえ、いくらファントムびいきで、沼尾クリスと高井ファントムのペアが好きといっても、

ラウルを憎々しく思うわけではありません。

むしろ今回ばかりは、あんまりにクリスとファントムが

ラウルそっちのけで固く結ばれてるものだから、ラウルへの同情が募って募って…


飯田さんの「♪あれはクリスティーヌ…ブラボー!」でのぴかぴか笑顔が大好きなだけに、

以降どんどん険しくなっていく眉間の皺が悲しいです。


屋上のシーンでも、飯田ラウルはもっとガンガンにクリスをおしていくイメージだったのですが、

今日はなんだか控えめ。

クリスが求めているものと、自分が与えられるものが噛みあってない、

ということを無意識に自覚しているような…。


マスカレードのファントム登場時は、特に印象深いです。

ファントムの手招き直後、ラウルは懸命にクリスの顔をのぞきこもうとするのに、

やっぱりクリスは、ラウルを見ようともしない。


その後にくるマダムジリーへの詰問も、ラウル、なんだか疲弊気味。

発砲直後でファントムにクリスをかっさらわれた場面、

すぐ追いかけようとして周りから羽交い絞めで止められる所なんかは、もう見ていられません。


でも、それでもクリスを追って地下まで駆けつけてくるラウルだからこそ、

最後にクリスに手をとってもらえたのかもしれませんね。


正直、見てて切なくなってくるラウルですが、そんなラウルも好きです。

頑張れラウル!



・その他


オークショナー・ルフェーブルが岡本さんでした。

初見だったのですが、この役どころは演じられる方によってかなり印象が変わりますね。

あんなにおおらかに退場するルフェーブルを見たのは初めてです(笑。


キャスト変更といえばメグとフィルマン。

岡田さんのメグはとってもかわいらしかったです。

そして平良さん。

青木フィルマンはキャラクターがコミカル、という印象でしたが、

平良フィルマンは仕草がコミカル、という印象でした。

前回オペラ座で見た時に比べて、痩せられたような…?

気のせいですかね??


そういえば、カルロッタが蛙声になってしまう所、初めてしっかりファントムを見つめてみました。

あの、アーチの上に出てくるファントムです。

高井さん、けっこう悪い顔で笑っていらっしゃいました(笑。

そして相変わらず、マントはとっても綺麗にひるがえっていました。


あとは、支配人オフィスでクリスが「やめてちょうだい!」と叫ぶ場面。

今まで見た中で一番すとん!とハマって、小気味よかったです。





今回はこの後、ミュージカルアカデミーへも参加しました。

そちらの所感は、また後日に。

雑感/11月22日

・オペラ座キャスト


明日が観劇なので、キャストをチェック。(比較は前回観劇時(11月6日))

ファントム・クリス・ラウルの三人は変動なしですね。

高井ファントム&沼尾クリスがまた見られそうで嬉しいです。

主に変わってるのは、メグ(磯谷さん→岡田さん)、フィルマン(青木さん→平良さん)。

平良さんはソンダンからの直行でしょうか?

増田さん&平良さんの支配人ペアは初見です。

増田さん&青木さんの支配人ペアが楽しくて好きなのですが、

以前見た林さん&平良さんのペアも良かったので、楽しみです!



・イベント


明日のミュージカルアカデミーが劇団四季イベントへの初参加になります。

ああ緊張します。どんな感じなんですかね。

イベントといえば、オペラ座のクリスマスカーテンコール。

先行時に12月23日のチケット予約を入れたのですが、

それは噂に聞くクリスマスカテコを見たいがためでした。

今年もやるとは限らないのでどきどきしてたのですが、

無事開催が決定されてとっても嬉しいです。

もうひとつ予約した12月29日にもカウントダウントークイベントが入ってきたので、

ここから先はイベント続き。

観劇予定が入ってるだけでその週はうきうきしてしまうのに、

こんなにイベント続きで大丈夫でしょうか。

色々と頑張れる力の源になるのは間違いありません。



・行きたいミュージカル


オペラ座千秋楽後の、赤毛のアン。かなり迷っています。

気持ち的には迷いなく行きたいのですが、年明けからは中々スケジュールが読めず。

なんとか調整をつけたいとは思うのですが、11月28日には会員先行発売ですよね。

同様の理由で、アンナ・カレーニナとゾロ・ザ・ミュージカルも迷っています。

(こちらは、共に中日劇場公演)

でもそんなことを言い出してしまうと、

「東京方面のロングランものを一気に観に行きたい」とか、

「福岡に行ってしまう前にウィキッドを…」とか、

「CFYが名古屋に巡演でまわってくる!」などなど、きりがありません。

続々と発売開始が迫ってくるので、早いところ覚悟を決めようと思います。

読後所感/『夜の虹 灰色の幽霊』(毛利志生子・コバルト文庫)

・書名:『夜の虹 灰色の幽霊』

・著者:毛利志生子

・出版社:集英社・コバルト文庫

・既読他作品:『風の王国』(1巻目のみ)



・物語について


父親の件が縦軸で、もうひとつ、作品中で起こる事件が横軸といった感じでしょうか。

前巻同様、オリガが上手い具合に巻き込まれながら話が進んでいきます。

2巻目である今回の本は、おそらく「おじさん」登場が一番のトピックスだと思います。


伏線のめぐらせ方や回収の仕方からも感じることですが、

パズルのピースをはめていくように、重要なことがらが次々あらわれてくるので心地よいです。

巻をつないで描かれる、大きな物語の姿がきっとあるんだろうと感じさせてくれるので、

次が楽しみになります。多分まだまだ、物語全体としては序盤ですよね。


冒頭のステッキの名前うんぬんの会話とか、足を痛めたとロジオンが気をつかう所とか…

伏線回収された時、わりと分かりやすいとはいえ、すとんとはまる感じがしました。


あとは、ユダヤ人であるということ、とか、裁判が行われる上でのゴタゴタとか、

このへんはまた難しい問題ですね。

シンプルに、建前どおりに…とは、なかなかいかないものです。



・登場人物について


オリガ:

ご令嬢、という雰囲気が良いですよね。

時代背景とか社会慣習とかも、しっかり織り込んであるというか…

結婚観とかなんかは、「そうとらえて、そう思考するかー」と感心します。

「こんなふるまいは令嬢らしくない」とかの思考も同様。

自分というものをわきまえて、その上で行動・思考しようとする姿がとても好ましいヒロインです。

わきまえた上でやりすぎてしまうというか、はみだしてしまう所も含めて。

ただ今巻では、ロジオンにつんとした態度をほとんどとらなくなってしまって寂しい。

かわりに信頼が存在してるのは分かるのですが…うーん、やっぱりあれがないと、少し寂しいですね。

死にゆく人の口元を見続けた場面には、拍手です。


ロジオン:

今巻は、正直存在感が薄くてちょっとびっくりしました。

人畜無害すぎるのが原因でしょうか。けして魅力がないわけじゃないんですが…

オリガ目線で読み進めていくと、ロジオンの登場場面は、状況はともかく心情が穏やかに感じます。

レオニードやアーサーが登場する時にあるような身構えがないというか。

そのせいで、どうしても印象が薄くなってしまいます。

窮地に駆けつけたり窮地を救ったり、結構派手に活躍してるはずなのになぁ。

次巻に期待です。


レオニード:

この作品中で、一番登場を待ちわびてしまう人物です。

オリガにとっては緊張の種でしょうが、問答無用で我が道を突き進む姿が小気味よくて。

「老人はいたわられるべきだろう」の辺りの発言とかは、いいこと言う!とか頷いてしまいました。

ロジオンとほぼ同様の形で窮地を救ってくれた姿は、もうヒーローと呼びたいほどです。


アーサー:

前巻では、自分の中で最初から最後までうさんくさい印象がぬぐえなかった人物でした。

でも今巻、「そんなにかわいくお願いされてはね」の辺りでちょっと好感度アップです。


ヘルムート:

あそこまで一貫してしっかり非道だと、逆に潔いと思います。

全然ゆらぎそうにない非道の論理が、オリガとの関わりも含めてどうなっていくのかとても楽しみです。



・その他


この作者さんは、『風の王国』が既読でした。

ただ1巻目を読んだあと特に続きを読むこともなく、止まってしまっていました。

作者さんと自分が合わないのかな?と思っていたのですが、

たまたま短編を雑誌コバルトで読んだ縁もあり、『夜の虹』を購入。

その続きが今回の『夜の虹 灰色の幽霊』です。

合わないわけじゃないようなので、『風の王国』も、もう一度読んでみようかなあと思います。


あとは、あまり本筋とは関係ないのですが、オリガとタチアーナの和解場面が好きです。

ああいうやりとりっていいなあと思います。