冥王星移住計画 -21ページ目

"I Fought The Law"

Green Dayのこの曲を聴くと、Apple(とPepsi)のCMを思い出す。音楽の違法ダウンロードで告訴された少年少女たちが出てくるCM。
彼らは時代の変化の狭間にいた。ある種の先駆者だった。同時に、犯罪者であり、犠牲者だった。どう見なすかは見る側の立場次第。

I fought the law and the law won.
この曲には気怠さ・やりきれなさ・無力感が漂ってる。
それでも彼らは唄う。それだからこそ彼らは唄う。

Jet

"Are You Gonna Be My Girl" がいい。曲名といい、歌詞といい、軽薄そのものだけど、ここまで軽薄さを貫いて突き抜けてるのはいっそ見事ですらある。old-fashionedな音もいい。巧いからこそ底の浅さが許される。てゆか、逆に浅いからこそいい。
最近はハードなものはほとんど聴かないんだけど、あまり音が分厚くないのでわりあい聴きやすい。

技術と音

あるギタリストが「プロとアマのちがいは技術というより音だ」といっていた。たしかに巧いといわれるギタリストの演奏を聴くと、技術以前に音がしっかりとつくりこまれてる。Van HalenやSteve Vaiあたりも個性的な音づくりをしてる。

これは商品づくりにもあてはまる。小手先の技術ばかり追及して根本的ななにかを見落としてると、最近のSonyみたいに悲惨なことになりかねない。
Amebloにも屋台骨をもうすこし強化してもらいたい。機能強化は歓迎だけど、重さと不安定さを改善するのが先決でしょう。

Cocco

舞台の上で彼女は余計なものを脱ぎ捨てる。
舞台の上で彼女は声だけの存在になる。
舞台の上で彼女は解放される。
舞台の上で彼女は美しい。

『ポロメリア』の美しさ。『Raining』の憂鬱さ。
『My Dear Pig』の滑稽味のある残酷さ。

Evanescence

女性ヴォーカルのハードロック? ありがちだな──っていうのが第一印象だった。うまくパッケイジングしたな、商業的にうまくやりやがったなって思った。Amyの今風のゴシックめいた雰囲気も「おとなたち」によってつくられたもののように思えて、なんだかいやだった。

聴いてみると案外よかった。"My Immortal"の唄いだしのところが非常に美しい。むりにハードロックしてるためか、全体的に歌詞が浅いのが玉に瑕。

最も美しい日本語

現代の作家で最も美しい日本語を書くひとは宮本輝だと思う。

あいにく初期の作品しか読んでいない。
某宗教団体会員だと知ってから敬遠気味。

安部公房

ものすごくいまさらだけど、なんで大江健三郎?

大江は秀才にすぎない。安倍は天才

社会人

聞くたびに違和感をおぼえます。社会ってなんなの、学生や老人や引きこもりや重度の障害者は社会に属してないのって。
社会を動かしてるのは自分たちだっていう妙な自負がこびりついてるように感じられて、なんだかいやです。

消去法で選ばれた言葉だと思います。会社員では微妙に負の印象がつきまとうし、ビジネスマンではかっこつけすぎだし、どちらもいわゆるホワイトカラーを指してて範囲が狭い。労働者では左がかりすぎてるし、勤労者では堅苦しい。
workerの訳語としては、「働いてるひと」あたりが無難かなと。

短く簡潔に

以前べつのところで書いていた日記では、だらだらと長文を書いていました。鳥肌実の演説じゃないけど、中身のない長文を書くのは得意です。思うままに、感じるままにだらだらと書くのは簡単です。
もともと頭がおかしいので、だらだら書いていると話が脱線しまくって支離滅裂になってしまいます。ひとつひとつの主題について簡潔にまとめる、いらない部分は切り捨てる──それはある意味では精神を安定化させるための訓練かもしれません。

Tommy February6

ニッチだなって思う。うまく市場の隙間に入り込んだなって感じがする。いわゆるアニソンほどオタク的じゃなくて、広く市民権を得られそうなあたりを突いてきてる。コケティッシュなユーロビート系とでもいうか、往事のアリッサ・ミラノあたりを彷彿とさせる。超アイドル的。

Brilliant Green時代の歌詞には深みと暗さがあった。そんな過去があればこそ、鬱をふりきったかのような、いまの脳天気なまでの浅さと明るさは不快じゃない。