冥王星移住計画 -20ページ目

馴染めない作家

村上春樹:たっぷり読んだ(処女作は三度も)けど、どこがいいのかさっぱりわからない。
ダン・シモンズ:設定・構成・描写は巧いけど、deus ex machina(機会仕掛けの神=ご都合主義)って感じ。宗教的なにおいも鼻につく。飽きずに読めるのはたしかかも。
ジョイス:『ユリシーズ』も『若き芸術家の肖像』も、十頁くらいが限界だった。退屈すぎる。

『夏への扉』

定番中の定番。読後感がこれほど心地いい作品はほかに知らない。知るかぎり、ハインラインの作品にははずれがない。

R. A. ラファティ

一部では最高のSci-Fi作家との呼び声も高い。筆致が奔放すぎるっていうか、やりたい放題。科学的命題の極端なパロディを書いていて、その極端さがおもしろい。破天荒なこどもたちが登場する物語が特にいい。短編集『九百人のおばあさん』のなかの、幼形成熟を主題とした『日の当たるジニー』が最高。主人公は四才の少女。

「もう、ジニーったら、お仕置きしますよ」と母親がいった。「三つ作ってあげたのに、お腹がすいてないなんて言い出すんだから」
「お父さん、この偉そうな口きく女の人はだれ?」

冥王星のこと

冥王星はちっこいです。直径でいうと月の三分の一です。黄道面から十七度も傾いています。ちっこいくせに半分くらいの直径の衛星カロンをもってて、しかも距離もかなり近いため、おたがいに強く引っ張り合ってます。おたがいがおたがいの引力の中心をまわってる感じ、二重星っぽい感じです。たぶんこの子はもともとはべつのところにいて、太陽系にまぎれこんできたんだと思います。
空気もコンビニもないので、移住するにはだいぶ準備が必要です。

ドイツ語

第二外国語はドイツ語だった。第三はフランス語、第四は古代ギリシア語だった。
いまではどれもほとんどわからない。それはちょっとかっこわるいので、せめてドイツ語くらいは読めるようになろうと思った。原文と英訳を照らし合わせながらニーチェを読もうとした。

三行くらいで断念した。

OSXplanet

デスクトップに世界地図を表示するやつ。雲の様子、地震のあった場所と震度、噴火してる火山などの、気象情報が得られる。

九州の地震や二度目のインドシナ海の津波はこれで知った。たまに見るといつも地球上のどこかで地震が起きてるのがわかる。地球は生きてるって感じられる。プレートテクトニクス。
地震がないほうが怖い。地球が冷えてしまう。温泉もなくなっちゃう。それは困る。

70...

まだここで書きはじめて5日目なのに、これが70個目の記事になる。短文形式だからって、ありえない。

ほかの作業の合間を縫ってというかたちだけど、合間ばかりになってる。ネット依存症っていうより、blog依存症かもしれない。

続 Michelle Branch

歌詞には意外と深みがある。
たとえば、"Goodbye To You"は恋人との別れを唄った曲だけど、「信仰との訣別」を唄ってるって解釈することもできるような奥行きがある。
Closing my eyes and you chase my thoughts away
To a place where I am blinded by the light
But it's not right

ほかの歌詞にしても、適度な距離感のある(抽象的・比喩的な)言葉をうまく配置してるため、解釈の幅も広げやすい。

Michelle Branch

巧くないけど味がある。舌足らずっていうか、舌が口のなかでどこかで引っかかってるような。不器用な感じがいい。
美人ではないけれど、インドネシア系の血の混じったエスニックな雰囲気な容貌は親しみやすく愛らしい。いい意味でふつうっぽく身近な感じがす る。
インタビューなどを聞くかぎり、性格的には勢いがありすぎて、どこかずれてるっぽい(境界性人格障害的)。どこにでもいそうな、ちょっとはみ出しがちな女の子。そんなずれがいい具合に唄いかたにも表れてる。

Rock Chicks

最近気に入ってるラジオ局。女性ヴォーカル専門。最近流行のUrban系に傾いてないところがいい。新しめの洋楽ポップス中心。
http://www.rockchicksradio.com/
フランス語・ドイツ語・日本語の曲もたまに流れる。