バリアフリーマップをつくる旅 -20ページ目
  バリアフリーマップをつくる旅 寒いのでジャングルに来てみた。

ガラスの壁、ガラスの屋根に覆われたジャングル。

都心から車で40分、千葉市街に入るちょっと手前、

稲毛海浜公園内にある花の美術館。

当然のことだが温室の中だけは蒸し暑い。

熱帯雨林の高い木々に絡まる蔦、真っ赤に咲く花、

悪くはないが間が持たない。

弦につかまったターザンが木から木へと移動するわけでもなければ、カメレオンが長い舌を使って飛んでるハエを

捕食するわけでもない。


5分ほどでジャングルを後にし屋内庭園へ。

こちらは色とりどりの花が咲き乱れる。

しかし・・・、チューリップだけは分かる。

が、説明書きと見比べてもどれがビオラでどれがパンジーなのかよくわからない。

仕方がない。基本的な草花の素養が不足しているのだ。


  バリアフリーマップをつくる旅 とある花壇。

壁に貼られたパネルとその前に咲く花々。

パネルに描かれた絵を背景に花の写真を撮ると、

モネの「ライデン近くのチューリップ畑」という

作品になるらしい。(→本物はコチラ )

手持ちの写メでトライしてみるがなかなか難しい。

アングルとか手ブレとかピントとか何かしら気に入らない点が出てしまう。

何枚か撮ったところでOKテイク。うまく撮れたのかどうなのか・・・。


うーむ、ひとり撮影会が終わると完全にやることがなくなった。

きっと花のことがよくわかれば、いろいろ楽しめるのだろうが・・・。

花の美術館さん、盛り上がりに欠ける旅になってしまって申し訳ない。




おまけ

  バリアフリーマップをつくる旅
本日のゆるカワ。

こいつも植物性の生命反応かぁ。

中山競馬場に来たのは久々。車椅子になってからは初めて。

もはや過去の記憶ははっきりせず、目の前にある光景はむしろTVの競馬中継で見ている舞台を具現化したような感じ。

三連休の真ん中、メインレースはオープン条件、しかも真冬、比較的空いているもののそこはファン層の厚い中央競馬、

結構な賑わいだ。


  バリアフリーマップをつくる旅 お昼過ぎということで、先に食事をすることに。

大きな場内、無駄にさ迷わぬようレストランガイドで

十分に吟味した末、和食のお店へ。

注文した鳥三味丼、キジ焼きは炭火で香ばしい。

素麺入りの肝吸もちゃんとしている。

なかなかの満足度というところで調査開始。


まずはパドックへ。

人ごみの中、視界確保ができる場所を探していると、ベストポジションを発見。

電光掲示板脇の観音様の前。

周りより一段高くなっていて、車椅子でも間近に馬を観察できる。しかも背後にはパワースポット。

祈願者が引っ切りなしに通るのと、いちいち坂を登って来なくてはならないのが難点だが仕方ない。


十分勝てそうな気になった勢いでいざスタンドへ。

事前のHPチェックによると4Fに車椅子用の指定席はあるが、下の階の自由席にはそれらしきものがなかった。

とりあえず4Fに行ってみると確かに4台分。木目調で結構リッチなデスクだ。

屋内だしこの時期に悪くないが、如何せん¥2,300の指定席料はちょっと・・・、馬券で回収を試みようもんなら、

逆にしっぺ返しを喰らって身ぐるみ剥がされかねない。

案内ブースにいって自由席エリアにはないもんかと聞くと、やはり他にはないと。


仕方ない。

カチっとした車椅子席ではなくても、人ごみに邪魔されずにレース観戦できる場所がないかと2Fの自由席エリアへ移動。

念のためそこにいた係員にも確認したが答えは一緒だった。

で、なんの期待もなく一応ということでスタンド最前列の通路を流していると、まさかの車椅子席発見。
  バリアフリーマップをつくる旅
それにしても、かなりのサビれ具合。

誰からも忘れられ、誰にも使われていない、

完全に放置されたたたずまい。

うーむ、これがバリアフリーの現実なのか。

ちょっと複雑な思いにさいなまれつつ調査完了。




おまけ。

  バリアフリーマップをつくる旅

きょうのゆるカワ。
新年早々、岐路に立った。

まっすぐ進めば水族館。今回の旅の目的地だ。

しかし右手に延々と伸びる遊歩道、その向こうにゆったりと回る観覧車が見える。行ってみるべきか・・・。

普通なら迷う必要もないのだが、普通じゃない状況がここにはある。

遠いのだ。そして坂。
  バリアフリーマップをつくる旅

葛西臨海公園は81万㎡。東京ドーム17個分の

広さをもつ都内でも最大級の公園。

海辺にも関わらず意外と丘陵地で

アップダウンが多い。

しかも今日は海風がまた凄まじい。

でも、正月の勢いを借りてでもここは観覧車に乗るしかない。

距離とか起伏とか風とかいちいち気にして二の足を踏むようなヤワな奴は、大人しく家で雑煮でも喰ってればいいのだ。


進もうとする車椅子の行く手を阻む上り勾配、たまに車椅子を押し戻す勢いの突風を耐え忍んで何とか到着。

息つくことなど後回しにして、早速チケットを購入。一周17分間の空中散歩へと出発する。


正式名称「ダイヤと花の大観覧車」は高さ117m。現時点では日本最大。

天気が良ければ、富士山とか房総半島とかを一望できる。

計68台のうち、車椅子用のゴンドラは2台。運転を一旦停止し、入口にスロープを渡して乗車する。

ドアの外側から鍵がかけられ上昇をはじめること3分、事態は深刻な状況に陥った。


轟音とともに打ち付ける強風に晒されたゴンドラ、大海原に浮く小船の如き。

とても景色を楽しむどころではない。

それからの14分間はひたすらガマン。

一応カメラに収めた景色、どこが写ってるのか分からないが、一発OKに。


  バリアフリーマップをつくる旅 命からがら棺桶の中から抜け出し、再びアップダウン。

到着した水族館の入口で出迎えたのは、

ゆるカワキャラ。

やれやれ。

今年もいろんな旅が待っているんだなぁ。

と久々に現実というものを感じた。