Trip-43 葛西臨海公園 |   バリアフリーマップをつくる旅
新年早々、岐路に立った。

まっすぐ進めば水族館。今回の旅の目的地だ。

しかし右手に延々と伸びる遊歩道、その向こうにゆったりと回る観覧車が見える。行ってみるべきか・・・。

普通なら迷う必要もないのだが、普通じゃない状況がここにはある。

遠いのだ。そして坂。
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葛西臨海公園は81万㎡。東京ドーム17個分の

広さをもつ都内でも最大級の公園。

海辺にも関わらず意外と丘陵地で

アップダウンが多い。

しかも今日は海風がまた凄まじい。

でも、正月の勢いを借りてでもここは観覧車に乗るしかない。

距離とか起伏とか風とかいちいち気にして二の足を踏むようなヤワな奴は、大人しく家で雑煮でも喰ってればいいのだ。


進もうとする車椅子の行く手を阻む上り勾配、たまに車椅子を押し戻す勢いの突風を耐え忍んで何とか到着。

息つくことなど後回しにして、早速チケットを購入。一周17分間の空中散歩へと出発する。


正式名称「ダイヤと花の大観覧車」は高さ117m。現時点では日本最大。

天気が良ければ、富士山とか房総半島とかを一望できる。

計68台のうち、車椅子用のゴンドラは2台。運転を一旦停止し、入口にスロープを渡して乗車する。

ドアの外側から鍵がかけられ上昇をはじめること3分、事態は深刻な状況に陥った。


轟音とともに打ち付ける強風に晒されたゴンドラ、大海原に浮く小船の如き。

とても景色を楽しむどころではない。

それからの14分間はひたすらガマン。

一応カメラに収めた景色、どこが写ってるのか分からないが、一発OKに。


  バリアフリーマップをつくる旅 命からがら棺桶の中から抜け出し、再びアップダウン。

到着した水族館の入口で出迎えたのは、

ゆるカワキャラ。

やれやれ。

今年もいろんな旅が待っているんだなぁ。

と久々に現実というものを感じた。