ポーランド 金融市場 ( Republic of Poland ) -6ページ目

3月 CPI、 + 2.5 % へとジャンプ・アップで債券は売り その 1


金曜日 13日のポーランド債券市場は、週末の G-7 および午後の CPI 発表を

控え静かなオープンとなった。 ただ前日にトリシェ ECB総裁が、「 金利はなお

緩和的  と、6月利上げを匂わす会見をしたことから欧州債券市場全体が軟調

推移。 ポーランド債券市場も連れ安 弱含みで推移した。

午前中 タカ派である ウシレウスカ トレンクナー理事 (女性) が、「中銀は今月

25 bp の利上げをすべきである。 ただし追加利上げが必要な状況にあるとは

思わない」とコメント。 さらにクゼカイ理事も、「利上げが近づいている。 需要が

拡大し、インフレ圧力が芽生えている」と発言。 この両名の発言も債券市場の頭を

抑える要因に働いた。

昼過ぎ今度はスクシペク・ポーランド中銀総裁が、最近相次いでいるポーランド中銀

各理事のタカ派的コメントを否定するかのように、「現行の金利水準を変更するような

要因は見当たらない。 今年のインフレ見通しは良好であり、金利は適正水準と

なっている」と、インタビューで述べたが、市場へのインパクトはほとんど無かった。

午後に入り発表になった 3 CPI

 

ポーランド

前月比

前年比

前月比

前年比

3

C. P. I.

+ 0.5 %

+ 2.5 %

2

+ 0.3 %

+ 1.9 %

市場予測を上回り、かつ中銀のインフレ・ターゲットである + 2.5 % へと大きく

ジャンプ・アップ。 特に食品価格が年率で + 3.8 % ( 2 + 3.0 % )、家庭用

燃料が + 4.4 % ( + 4.2 %)と跳ね上がっており、CPI 全体の数値を押し

上げている。

ポーランドのインフレ見通しに対し同国財務省は、「夏場再び + 2.0 % を割り

込むと思われるものの、その後再び上昇。 年末には中銀ターゲットである

+ 2.5 % に到達するであろう」 とコメントしている。


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3月 CPI、 + 2.5 % へとジャンプ・アップで債券は売り その 2


上から ↓


いよいよ中銀のインフレ。ターゲットに届いてしまった同国 CPI に、債券市場は

失望感。 数値発表後、主に短期債が打ち込まれ、一気に 5 bp 近く利回りが

上昇し、1ヶ月連続の下落。 2年債は3 14日に 4.49 % まで低下

して以来反落を続け、昨日は 4.80 % と、5週間で 30 bp の金利上昇となっている。

マーケット引け後、クゼカイ理事が再び発言。「 3 CPI が中銀ターゲットである

+ 2.5 % をヒットしたことで、利上げが近くなった」と発言。 一方ピエトレウィッツ

理事は、「仮に 4月の中銀による 11.5年先のインフレ成長見通しが、

ターゲットである + 2.5 % から 1 % 上昇していた場合、利上げが望ましい」と、

両理事とも金融引き締めを示唆した発言を述べている。

米ドル / 対  

119.25

+ 0.25

02年国債

4.80 %

+ 6.3 bp

ズロチ / 対  

42.48

+ 0.08

10年国債

5.33 %

+ 4.5 bp

ズロチ / 対米ドル

PLN 2.8200

+ 0.025

原油価格

$ 63.63

$ - 0.22

ズロチ / 対ユーロ

PLN 3.8275

+ 0.009

 価格

$ 689.90

$ +10.20


3月 CPI 政府見通し + 2.4 % と高く、債券は売り


週明け 2日のポーランド金融市場は、ポーランド中銀 10名の理事の中で 最も

穏健派とされるクゼカエ理事が日刊紙とのインタビューにおいて、「 賃金上昇と

力強い経済成長が続いているため、ポーランドは金利据え置きではなく引き締め策が

必要である 」と述べていたことを背景に、ズロチはしっかりしたオープンとなった

ものの、債券市場は軟調な始まりとなった。

その後ポーランド財務省は、同国CPI 2月の + 1.9 % から 3月は 中銀の

インフレ・ターゲットである + 2.5 % に近い + 2.4 % (YY) となった模様と公表。

4 CPI は再び落ち着いた数値となるとしたものの、3月は食品と燃料価格の

上昇が同国 CPI を大きく押し上げるようだ。

一方ウォズニアク経済相は、「  1四半期同国 GDP + 7.0 % に達し、過去

10年において四半期で最も最速な成長を遂げるであろう 」と発言。  失業率の

順次低下と共に 大幅なCPI 上昇も見られていることを背景に、4 25日の

ポーランド中銀政策決定会合は、かなり難しい舵取りをしなければならない現実に

直面し始めたようだ。

ポーランド短期金利市場は現在 6ヶ月物金利は4.54 % と、すでに 54 bp

利上げを織り込んだカーブを描いている反面、ここ2,3週間金融当局者などの発言

内容の大半が将来の利上げを示唆するものとなっているため、為替市場における

ズロチはしっかりした足取りとなっている。

3月の CPI の正式発表は413日に予定されているが、ここ暫く利上げ予想が

にじみ出た市場展開になる可能性が強くなりそうだ。

昨日のポーランド債券市場、終日インフレ懸念気味の話題が続き、 2 10年債とも

+ 3.5 bp 強前週末比利回りを押し上げて引けている。

米ドル / 対  

117.87

+ 0.05

02年国債

4.70 %

+ 3.8 bp

ズロチ / 対  

40.85

+ 0.15

10年国債

5.24 %

+ 3.6 bp

ズロチ / 対米ドル

PLN 2.8855

+ 0.009

原油価格

$ 65.94

$ + 0.07

ズロチ / 対ユーロ

PLN 3.8575

+ 0.008

 価格

$ 671.50

$ + 2.50


S&P社、ポーランドの格付けを BBB+ から A – へ引き上げ


2007 3 29日、米国格付け会社である S&P (Standard & Poor’s ) 社は、ポーランド

共和国の外貨建て長期格付けを  BBB +  から  A -  へと引き上げ、「 Stable  

見通しへとアップ・グレードした。 

また自国通貨建て短・長期格付けも  A - / A -2  から、「 A / A-1  へと引き上げている。

今回の格付け引き上げに関し S&P社は、「ポーランドの経済成長には目を見張るものが

あり、かつ均衡の取れたトレンドを描いている。 さらに国内政治要素と完全に分離した

環境の中、競争力も増してきており、対外債務も順調に減少。 更なる発展が予測され、

見通しも “ Stable “ とした」と述べている。

また S&P 社は 「今後 2007年から 2010年のポーランドの成長率を + 5.6 % 以上、

なおかつ経済の不均衡は見られないであろう」とし、「ユーロ導入は 2012年とするのが

妥当」と予測している。

ただ 政治面では 2005 9月の選挙後から連立与党第一党である法と正義党と、

他の少数政党との関係に不安定さが残り、さらにもう一段の構造改革の遂行を指摘。

財政赤字は順調に削減され、対 GDPに対する財政赤字は2007 + 3.5 %2010

には + 3.1 % にまで低下すると見ており、「今後政局が安定し、財政バランスを改善する

もう一段の改革が進むのであれば、さらに格付け見通しは良くなるであろう」と締めくくっている。

一方金融市場では、ノガ・ポーランド中銀理事が、「S&P社の格付け引き上げは、直接

金融政策の舵取りや通貨政策には影響しない。当局は直ちに金融引き締め策を取る

べきである 」とし、さらにクゼカイ理事も「四半期後ではなく、1ヵ月後に利上げをすべきだ」

と新聞記事で述べたことで債券市場の上昇に打ち水をした形となった。

反面ジロウスカ蔵相は、「ポーランド経済に過熱感はない。 中銀が利上げ措置を採る

ことに意味がない」と述べ、政府と金融当局との考えにかなりの溝が見えている。

昨日のポーランド債券市場、S&P社の格付け引き上げ発表後からこれを好感した買いが

為替・債券・株式市場ともに出現。 債券市場は近い将来の利上げ予測に伸びがいま

一つではあったが、2年債は前日比ほぼ変わらずながら堅調。 10年債は 1.5 bp

利回りを押し下げて引けている。

米ドル / 対  

118.05

+ 1.10

02年国債

4.66 %

- 0.2 bp

ズロチ / 対  

40.68

+ 0.59

10年国債

5.20 %

- 1.5 bp

ズロチ / 対米ドル

PLN 2.9035

+ 0.014

原油価格

$ 66.03

$ + 1.95

ズロチ / 対ユーロ

PLN 3.8705

+ 0.013

 価格

$ 667.60

$ - 5.30

ポーランド国立銀行、 4.0 % の政策金利を据え置き


ポーランド中央銀行は一昨日および昨日と開催された定例政策決定会合で、基準

金利である 7日間の貸出金利を + 4.0 % に据え置くことを決定した。

しかしながら理事会終了後にフィラー・中銀理事は、「ポーランドの現経済環境化に

おいてその成長と諸物価が安定かつ融合するのであれば、インフレは大きく上昇

しないであろう。 しかしながら中銀のターゲットである + 2.5 % を堅持するので

あれば、近い将来利上げが必要となってくであろう。 企業の借り入れと高水準と

なっている投資の伸びは今後も続き、賃金上昇率も加速している。 中期的な観点で

見ると、やがて高インフレを招くことになろう」と、非常にタカ派的なコメントを述べている。

一方スクシペク総裁は、「生産性と賃金上昇の兼ね合いがどの程度の水準になった

時に、利上げもしくはその決断をするのかを述べることは非常に困難だ」と、あくまでも

将来の利上げに関して慎重な態度を表明している。

また通常当日に出されていた討議結果のステートメントは、次の月の理事会終了後に

発表されるようシステムの変更がなされている。

市場関係者のあいだでは、「今年第 1四半期 ポーランドの成長率が + 7.0 %

超える伸び率となる可能性が高く、人手不足からくる賃金の上昇も目立ち始めている

ため、政策決定会議での利上げ議論はかなり白熱したものになったのでは」 と推測する

向きが多い。 このため早ければ 4月の決定会合で25 bp の金融引き締め措置が

取られる可能性が高いと予測する見方がある。

一方楽観的な意見として、スクシペク総裁やネッカーツ理事などは、「インフレはまだ

低水準であり(2 CPI + 1.9 % )、利上げの必要性はない」 との考えも依然強く、

仮に利上げが実施されるとすれば第 2四半期後半との見通しもある。

いずれにしろ 「次の金融政策は引き締め  で市場のコンセンサスは一致しているが、

恐らく CPI 2.0 % 台に入ってきたあたりから、この議論が一層強まることになる

可能性が高い。

昨日のポーランド債券市場は、政策金利が据え置かれたことの安堵感も手伝い、

2年債は買戻しが入り、 4.0 bp 強の金利低下。 ただズロチが引き続き弱含んでいる

こともあり、10年債は 1.0 bp ほど売られ、引けている。

米ドル / 対  

116.95

- 1.00

02年国債

4.46 %

- 4.1 bp

ズロチ / 対  

40.09

- 0.58

10年国債

5.22 %

+ 0.6 bp

ズロチ / 対米ドル

PLN 2.9175

- 0.017

原油価格

$ 64.08

$ + 1.15

ズロチ / 対ユーロ

PLN 3.8836

- 0.012

 価格

$ 672.90

$ + 4.10


本日のポーランド中銀政策決定会合を前に、様子見 利益確定売り。


本日ポーランド中央銀行 政策決定会合討議結果が発表となるため、市場は終日様子見閑散。

昨日も会合前にズロチ・債券とも整理売りが続き 2日間連続の下げとなっている。

またジロウスカ財相が久方ぶりの発言。 「 最近ポーランド国立銀行各理事がインフレ懸念を唱えて

いるが、高経済成長の続く中インフレ懸念になるような要素は見当たらない。 今年第 1四半期には

GDP + 7.0 % を超える半面、今後数ヶ月間インフレになるリスクはない  とし、本日開催の

ポーランド国立銀行 政策決定会合に鋭い牽制球を投げている。

なお市場関係者の大半は、基準金利 4.0 % の据え置きを予測している。

ポーランド債券市場は政策討議動向を気にし、 2年債で 前日比 5bp強、10年債は 1.0 bp 金利

上昇でクローズ。

米ドル / 対  

117.95

- 0.20

02年国債

4.70 %

+ 5.3 bp

ズロチ / 対  

40.67

+ 0.01

10年国債

5.21 %

+ 0.9 bp

ズロチ / 対米ドル

PLN 2.9000

+ 0.004

原油価格

$ 62.93

$ + 0.02

ズロチ / 対ユーロ

PLN 3.8717

- 0.001

 価格

$ 668.80

$ - 1.40


ポーランド中銀政策決定会合を前に、債券は軟調


今週水曜日 ( 3 28 ) ポーランド国立銀行 政策決定会合が開催されるが、

Bloomberg社の調査によると 15名のエコノミスト全員が、4.0 % の政策金利を据え置く

と見ている。 

しかしながら Reuters社の調査によれば今回の理事会での政策決定は据え置きとしながらも、

21名のエコノミストのうち 9名が 4月の理事会で、18名が年末までに 25 75 bp

金利引き締めを予測しているという。

昨年ポーランドの経済成長率は + 5.8 % 、また今年第一四半期は + 7.0 % を超えるという

ここ 10年で最速の伸びを見せているポーランドは、同時に CPI もジリジリと上昇。 2

年率で + 1.9 % となり、昨年 12月以来毎月 + 0.2 % 前後の上昇を示し始めている。  

このため先週ポーランド理事の何名かの発言において将来の利上げの必要性をいずれも

唱えており、CPI + 2.0 % 台に入ってくれば利上げ観測がもう一段強まってきそうだ。

昨日のポーランド金融市場は、理事会開催前ということもあり 終日様子見の中、買い手も

不在。 2年債で約 8.0 bp 10年債は 2 bp 強利回りを押し上げて引けている。

米ドル / 対  

118.15

+ 0.05

02年国債

4.65 %

+ 7.9 bp

ズロチ / 対  

40.68

+ 0.14

10年国債

5.20 %

+ 2.3 bp

ズロチ / 対米ドル

PLN 2.9040

+ 0.008

原油価格

$ 62.91

$ + 0.63

ズロチ / 対ユーロ

PLN 3.8715

- 0.003

 価格

$ 663.90

$ + 6.60

スロバキア中銀、自国通貨売りで 東欧通貨はやや軟調  ①


先週金曜日、3 16日午後遅く スロバキア国立銀行は、自国通貨であるコルナを

対ユーロで8.5 % 切り上げたが、その影響で一層のコルナ買いへと波及。 今週月曜日

同中銀は為替市場に対して警告を出したもののトレンドは変わらず。

パリティから30 % のレンジ内取引で制御されているハンガリー・フォリントも近々そのバンドが

取り払われるのではとの思惑から、東欧各国通貨全般に大きくジャンプ・アップした。

一向に変わらぬトレンドにしびれを切らしたスロバキア国立銀行は 20 ()についにコルナ

売り・ユーロ買いの為替介入を実施。 さらに同中央銀行は、「コルナは強すぎる。いずれに

しても過大評価され過ぎている」 との声明を発表。 この操作による効果が出たこともあり、

月曜日対ユーロで 3.3 % 上昇していたコルナは火曜日には 1.9 % 下落。 対ユーロで

高値 32.69コルナから 33.40コルナまで戻し、昨日水曜日は 1ユーロ 33.40 コルナを

挟んで横ばい。 ようやく小康状況に入って来たようだ。 

< EURSKK > < CRECY > < GO > < GIP >

ハンガリー・フォリントもコルナの動きを横目に対ユーロでじり安。 月曜日対ユーロで 245.00

ブレークした後 徐々に利益確定売りに押され昨日は安値 248.00 まで売り進まれたが、

米国 FOMC で金利が据え置かれたこと。 今後の利上げに言及されていなかったことから

対ドルで強まり、結果対ユーロでも買戻しが入り、 1ユーロ245.70  ほぼ高値で引けている。 

ポーランド・ズロチもフォリントの動きとほぼ同じ。 米国午後に一段買われ、1ユーロ 3.8630

ズロチの高値で引けを迎えた。

スロバキア・コルナ切り上げから連想されるハンガリー・フォリントの上下バンド撤廃に関し、

ハンガリー財務省は、「現在バンド撤廃の強い討議は全くなされていない。 またハンガリー

国立銀行内でもインフレ抑制の観点から、1ユーロ 282.36 フォリントのパリティから上下

15 % ( 240.01 324.71 )、合計 30 % の取引バンドを当面変更するつもりはない」 との

声明が出されている。

一方金融市場の動向であるが、まずはポーランド。 金曜日の 2 CPI の発表、および

来週 28 () にポーランド国立銀行・政策決定会合の開催を控えていることもあり、

様子見のスタンスが強い。 今週に入ってからフィラー・ポーランド中銀理事が、「ポーランド

中銀は 同国インフレが中銀ターゲットで+ 2.5 % を超えないようにするため、3,4ヶ月の

インターバルで 2,3回の小幅利上げが必要であろう」とコメント。

さらにウォジティナ中銀理事も、「景気の成長に目覚しいものがあり、先月よりも力強い。 

今年上半期利上げの必要性がでてくるであろうが、現在それを見極めるために様子見

する余地もある。 ただ今年下半期インフレが加速した場合手遅れとなる可能性があり、

上半期の利上げで対処が必要だ」と、新聞インタビューで述べている。

2 ポーランドの CPI 1月の + 1.6 % から + 1.9 % へと上昇した経緯もあり、

インフレを警戒する声が徐々に増え始めているものの、まだ中銀ターゲットである

+ 2.5 % を下回っていることもあり、当局は今回の理事会も金利据え置きを取るとの

観測が多い。 因みにロイター社の聞き取り調査では、19名のエコノミストのうち 10名が

今年 5月まで、また 7名が 4月までに利上げを見込んでおり、残り 2名が来週の

理事会での利上げを予測している。


                                          - to be continued -



スロバキア中銀、自国通貨売りで 東欧通貨はやや軟調  ②


上から ↓


昨日のポーランド債券市場では 5年国債の入札が実施された。

ポーランド国債落札結果

平均利回り

応札額 (Bil)

落札額 (Bil)

倍 率

5年債

0511

4.75%

04-25-2012

4.967 %

4.979 Bil

1.8 Bil

2.77

最終利回りが 5.0 % をかなり下回ったこと。 ズロチが軟調推移となったことなどもあり、

落札倍率は2.77倍と、前回2 21日の同銘柄入札倍率 3.47倍を下回ったものの、

昨年夏頃からポーランドの国力回復が見直されていることもあり、平均以上の落札倍率は

確保されたと思われる。

昨日のポーランドおよびハンガリー債券市場は、為替市場の混乱がようやく小康状態となり

断続的な利益確定売りに押されたものの底固い面も見受けられ、イールド・カーブ全体に

やや弱含み 横ばいで引けている。

なおハンガリー国立銀行 政策決定会合は 3 26 ()。 こちらも現行 8.0 % の政策

金利据え置き予測が大勢を占めている。

米ドル / 対  

117.65

+ 0.85

02年国債

4.56 %

+ 0.5 bp

ズロチ / 対  

40.74

+ 0.43

10年国債

5.18 %

- 0.8 bp

ズロチ / 対米ドル

PLN 2.8855

+ 0.025

原油価格

$ 59.61

$ + 0.36

ズロチ / 対ユーロ

PLN 3.8620

+ 0.014

 価格

$ 660.00

$ + 1.00



中銀当局者の引き締め発言続き、債券市場は軟調 その ①

昨日木曜日のポーランド債券市場は、朝方から金融当局理事の将来金利引き上げ示唆の

発言が相次ぎ、ポーランド金融市場の足を引っ張る材料となった。

まずPHP国営ニュースで ウォジティナ・ポーランド中銀理事 (ハト派) が、「ポーランドの

経済成長速度が加速しており、いずれ諸物価の上昇を招くことになろう。 今年上半期に

利上げ措置を講じる可能性がある。 また今年の利上げは穏やかなものと推測されるが、

1回以上になるであろう」とコメント。

さらにロイター社とのインタビューでクゼカイ理事 ( タカ派 ) が、「ポーランドの経済は

バランスを保った成長を示しているものの、設備・生産投資の伸びは加速するであろう。 

将来利下げがあるというより、利上げのほうが現実的である」と回答。

ここ最近でもスクシペク総裁が、「ポーランドのインフレは今年末に + 2.5 %2008年は

+ 3.5 % に達する」と述べ、同国財務省も、「 3月のインフレは + 2.0 % を超える恐れが

あるが、その後上昇したとしても + 2.5 % を超えることはないであろう」と、いずれも同国の

目先のインフレが上昇トレンドに入る可能性を指摘している。

 昨日のポーランドではインフレを判断する指標が一件発表になっている。


                                           - to be continued -