高尾・侮り難し高尾北稜トレーニング山行(高尾山口駅〜小仏城山〜景信山) | 単独行者の山行録

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歩いた山々の記憶を詳らかに。
山行中心の備忘録。

6月27日のイマイチな天気の休日。
どーせ近場の山しか行けないから、トレーニングと割り切って山に出掛けるとしよう。
それなりに負荷をかけられる近場の山と言えば、やっぱり塔ノ岳だろう。
しかし当日の朝・・・。これからバカ尾根登るの正直だりぃな!
それに雨こそ降ってはいないけれど、雲が広がって湿度も高いし···。
でもせっかくの休みを無下にする訳にはいかない。
渋々支度を整えていざ出発するものの、塔ノ岳へ行かない理由を考えているうちに乗り換え駅の横浜駅をスルー。
そして横浜線内でも悶々と考える有り様で、遂に最後の乗り換えチャンスの町田駅を通過。
果たして何処へ向かおうというのか。
そして行き着いた先は···丹沢に行くつもりが何故か高尾山口駅へ。
塔ノ岳は曇天でジメジメしててヒルが出そうなのと、蒸し暑さの中あの階段地獄を登ろうという気にはなれなかったのだ。
そこで思いついたのが3年前にあまりのアップダウンに辛い思いをした高尾北稜だった。
高尾山から縦走すればそれなりにトレーニングになるし、いざとなればエスケープも可。
それに塔ノ岳に比べればまだ楽だろうという甘い判断だった。
てな訳で、塔ノ岳を登る計画は当日出発後に急遽高尾山域の縦走トレーニングに取って代わられたのだった。
麓の紫陽花は丁度見頃。
いつもーの安心と安定の6号路。
7:39高尾山口駅から約1時間で2ヶ月ぶりの高尾山頂。
どんより天気の丹沢方面。
主要な山々は完全にガスの中。
これはヒルリスクが高そうだし、高尾に転進して正解か?
高尾山から先、奥高尾へと入ると多種多様な花々がお出迎え。
高尾山から小仏城山にかけての区間は花の種類が多くて結構好きなんだよなぁ。














8:27小仏城山に到達。
一昨年の夏に訪れた時のようにかき氷でクールダウンしたい欲望に駆られたけれど、ここは我慢我慢。
暑いせいか登山者は疎ら。
そりゃあこんなクソ暑い中、わざわざ低山に登る方がどうかというもの。
今頃みんなアルプスとか行ってるんだろうなぁ〜(嫉妬)
小仏城山から先は殆ど植林帯で面白みは無い。
面白みは無いけれど、トレーニングの為にも進むしかない。
小仏峠を通過して景信山への登り返しへ。
景信山より望む高尾山。
本来なら見える丹沢方面はやはりガスの中だ。
9:12景信山に到達。