1月15日、2024年2度目の登山は特に行く宛てが思い浮かばなかったので、無難にいつもの箱根外輪山に決定。
去年 の行程とほぼ同様のコースを歩く予定だ。
と言うより、連勤の疲れで県外まで足を伸ばす気になれなかったので、最近ご無沙汰だった箱根に落ち着いたのが実情だ。
起点の箱根湯本駅に着いたのは7:20。
インバウンドや首都圏からの観光客で連日ごった返す箱根の玄関口も、この時間帯は落ち着いた雰囲気。
この日は1月だというのに生暖かい風が吹き荒れていて、厳冬期とは思えない季節外れの陽気だった。
そして徒歩で舗装路を登っていき、いつもの阿弥陀寺から登山スタート。
なんか前回の奥多摩登山に続いてこの日も朝から士気が低く、阿弥陀寺までの急坂を登りきった段階で既に呼吸を乱す有り様。
これ程までにやる気が起きないのは最近の寝付けの悪さも要因の一つだろうけど、何度も歩いている既知のコース故にワクワク感が無いのも要因なのかな。
阿弥陀寺から途中の岩屋に寄ったりせずに黙々と登ること30分少々、一座目の塔ノ峰に8:22登頂。
まだまだ先は長いというのに、何かもう既に気だるいし、ブレインフォグが酷い。
それに何か長期間寝込んで久し振りに歩くような地にしっかりと足が着いていないようなフワフワとした感じ。
最近こういう不調が度々あって、何とも嫌な感じだ。
尾根の取り付きから来た方を振り返る
塔ノ峰から一度車道へと下りる。
この車道区間は地味に長く大回りなので、予てから面倒に思っていた。
そこで、いつもの道に飽き飽きしていた私はふと魔が差して、車道歩きを避けて尾根沿いにショートカットしてみようと思い立ったのだが···
水色の線がいつも歩いている正規のコース。赤線がショートカットを目論んだ尾根道。
踏み跡を辿りながら尾根沿いに登っていくと600m付近から尾根を外れて等高線沿って西へとトラバース。(そもそも立入禁止の立て札があって尾根の直登は不可)
その先等高線の詰まった沢地形で行き詰まり、適当に登れそうな斜面を探して赤線まで登り上げたのだった。
本当に長かった···