3月3日、３月最初の山行は満を持して北関東の山・・・のつもりが連勤と残業で疲労困憊。
予てから計画していたのに全く意欲が湧かない。
ヒルシーズンは迫っており、この日が最後のチャンスと計画した筈なのに心身共にそれを拒絶する。
こうしていつものように次のシーズンに先送りされた北関東に代わって行くことにしたのはお馴染みの箱根外輪山。
丹沢や高尾山に次ぐ身近な山なので、箱根なら腰が上がりそうだ。
せっかくなので、この機会に予てから気になっていた未踏の明神ヶ岳もう一つの最乗寺コースを歩いてみよう。
はい、今回のスタートもコロナもほぼ影が薄くなり活況を取り戻した箱根湯本駅。
時刻は7:17で観光客で賑わうには早すぎる時間帯だ。
いつものように阿弥陀寺の登山口を目指す。
３月も未だ初旬なのにもうスミレの花。
近頃季節外れの暖かさだったからねぇ。
椿祭り開催中の阿弥陀寺。
他にも紫陽花など、時季により様々な花が見られる箱根の隠れた名所だ。
8:19塔ノ峰を通過し明星ヶ岳へ。
梢越しに僅かに明星ヶ岳の山頂部と明神ヶ岳を望む。
冬枯れの塔ノ峰の稜線は展望良好。
足柄平野や曽我丘陵の向こうに丹沢の山並みが広がる。
明星ヶ岳に近付くとハコネザサの回廊。
箱根に来た！と改めて思わせてくれる箱根外輪山ならではの光景。
