切開リフトの傷跡、手術後はどのようにケアすればいいのでしょうか? | プラネット整形外科

 

こんにちは。

プラネット整形外科 シン・ドンウ院長です。

フェイスリフトを検討されている方なら、傷跡について一度は心配されたことがあるのではないでしょうか。

ご存じのように、フェイスリフトは切開を行い、たるんだ組織を改善する手術であるため、傷跡を完全に避けることは難しいです。

ただし、切開範囲が広いからといって、必ずしも傷跡が大きく残るわけではありません。

実際、傷跡は切開する位置や縫合方法、そして一人ひとりの肌質などによって、その状態が異なります。

今回は、患者様の不安を少しでも軽減できるよう、フェイスリフト後に生じる傷跡と、傷跡の治療方法についてお話ししたいと思います。


<耳の傷跡 3か月目>



(左)手術前 (右)耳の傷跡 3か月目



1. フェイスリフトの傷跡、避けることはできないのでしょうか?

フェイスリフトは皮膚を切開する手術であるため、傷跡が残ることを完全に避けるのは難しいです。

ただし、切開する位置や縫合方法によって、傷跡を目立ちにくくすることは可能です。

まず、切開する位置について見てみましょう。

一般的にフェイスリフトを行う際は、ヘアライン付近から始まり、耳の前を通って耳の後ろのラインに沿って切開します。

 



このとき、髪の毛の内側や耳珠軟骨の後ろ、耳の後ろなど、自然に隠れる部分に切開線を配置することで、傷跡が外から目立つのを抑えることができます。



(左)手術前 (右)耳の傷跡 6か月目

 

ただし、構造上、耳の前側の一部は切開線を完全に隠すことが難しい部分です。

そのため、この部分はどのように縫合するかが重要になります。

私の場合は、筋膜層・皮下脂肪層・表皮層と、それぞれの層を分けて縫合する多層縫合を行っています。

このようにすることで、特定の部分に縫合による緊張が集中するのを防ぎ、切開部位が安定して治癒するようサポートします。

 



ただし、傷跡は手術方法だけで決まるものではありません。

人によって違いが生じるためです。

この点については、以下で詳しくご説明します。



2. フェイスリフトの傷跡には個人差があります

フェイスリフトの傷跡は、すべての方に同じように現れるわけではありません。

同じ範囲を手術し、同じ方法で縫合したとしても、一人ひとりの肌質や回復過程によって違いが生じることがあります。

例えば、傷跡が少し盛り上がって見える方もいれば、赤みが長く残る方もいます。

場合によっては、切開した部分が少し開いて見えることもあります。

<傷跡の参考写真>


*理解を助けるために制作した参考写真です*

ただし、このような変化が見られたからといって、必ずしも手術に問題があったというわけではありません。

傷跡は、組織が回復していく過程でよく見られる変化だからです。

重要なのは、現在の傷跡がどのような状態なのか、そして手術からどのくらいの期間が経過しているのかを一緒に確認することです。

もし組織が十分に回復した後も傷跡が目立って残っている場合には、その状態に合わせてレーザー治療や傷跡修正手術などを検討することができます。


3. フェイスリフトの傷跡、適切な治療時期はいつでしょうか?

フェイスリフトの傷跡は、回復過程の中で少しずつ状態が変化していきます。

例えば、手術直後は比較的きれいに見えていても、時間が経つにつれて赤みが出たり、少し盛り上がって見えたりすることがあります。

その後、回復が進むにつれて赤みが徐々に薄くなり、傷跡の状態も少しずつ安定していきます。

このように、傷跡が落ち着くまでには数か月の時間が必要となるため、手術初期の状態だけを見て最終的な状態を判断することは難しいです。



<傷跡が治っていく過程>

では、いつ頃になれば傷跡の状態をきちんと確認できるのでしょうか?

一般的に、6か月前後になると傷跡がある程度成熟した状態に入るため、この時期に傷跡が現在どのような状態になっているのかを確認することができます。

もし6か月が経過した後も傷跡の赤みが残っていたり、厚みがあったり、目立って盛り上がっている場合には、傷跡の状態に応じてレーザー治療や傷跡修正手術などを検討することができます。



<耳の傷跡 6か月目>


(左)手術前 (右)耳の傷跡 6か月目



4. レーザー治療と傷跡修正手術の違い

一般的に、傷跡の治療方法にはレーザー治療と傷跡修正手術があります。

まずレーザー治療は、傷跡の表面を改善したり、傷跡を目立ちにくくしたりするために行われます。

皮膚を切開して縫合する必要がないため、比較的手軽に受けられるというメリットがあります。



一方、傷跡が厚く残っていたり、広がって見えたりするなど、傷跡そのものを直接修正する必要がある場合には、傷跡修正手術を検討することができます。

傷跡の組織を直接切除した後、再度縫合する方法であるため、抜糸などの追加の処置や時間が必要になります。

その分、傷跡の構造的な問題をより直接的に改善できるというメリットがあります。


<プラネット傷跡修正手術 Before / After>


(左)他院でのフェイスリフト後の傷跡
(右)プラネットでの傷跡修正手術後 1か月目

このように、2つの治療は方法や適応となるケースが異なるため、現在の傷跡の状態(傷跡の形や程度、回復してからの期間など)を総合的に確認したうえで、それぞれの状態に合った治療方法を選択することが重要です。


フェイスリフトにおいて、傷跡は多くの方が心配される部分です。

しかし、切開する位置や縫合方法、そして術後のケアによって、傷跡が目立つ程度を十分に抑えることができます。

また、傷跡が残った場合でも、現在の状態に合わせた治療によって傷跡を目立ちにくくしたり、必要に応じて直接修正したりすることが可能です。

ですので、傷跡が心配だからといって漠然と手術をためらうのではなく、切開する位置から縫合方法、術後の傷跡ケアまで、医療従事者から十分に説明を受けてみてください。

傷跡についてさらに気になることがございましたら、コメントやプラネット整形外科までお気軽にお問い合わせください。

本日も最後まで長い文章をお読みいただき、ありがとうございました。

以上、プラネット整形外科 代表院長 シン・ドンウでした。

 

 

 

 

 

 

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