なんでこんなにも短い人生で必死に頭を悩ませているんだろうか。
願望や希望。
切望して絶望。

それでも望む事をやめないのはなぜなんだろう。

失望の先に幾度も光を望むからだろうか?

掌から幾度となく溢れ出すのは
手放したくないと思ったものばかり。
そのくせ、拾い上げるのにどれも難しくて
それが出来ないならと恨みがましく下を向く癖ができた。

前に大きな壁があるとも気付かず、
それに気付く時には転んで全てを失った時なんだ。
強烈な慟哭をあんたの胸に突き刺してやりたい。

そんな歪んで醜い、どうしようもない感情。

誰にも受け止められはしない。

実際、自分の慟哭を持ち上げられずに押し潰される。
平和が大事だといくら叫んだって、

何も変わらず日々は過ぎていく。

それじゃあ「君ら」に顔向けなど出来はしない。

こんな俺と八月と国を。

君らは鼻で笑ってくれるだろう?
命に値段をつけてみる。

自分の価値に舌打ちと嗚咽と反吐が出た。

タダでくれてやるよ、こんなもの。

必要とさえ言ってくれるなら、

喜んで命をくれてやる。
明日、私がもし、息を止めたなら。

一日だけでいいから、私を想って泣いて欲しい。

そして次の日から、心から愛せる人を探して。

見つけた日から、その人と自分の幸せを考えて。

子供が出来たらその子の幸せを祈って。

そして死ぬその瞬間がきたら。

その時、私の顔を少しでもいいから思い出してね。

うすぼんやりでも、微かでも。

それが私の生きた意味になるから。
二桁しか生きられないこの命、人生ならば、

誰にも遠慮などいらない。

もって二桁の記憶に羞恥も何もないだろう?

だから臆するな。

自分がしたい事をすればいい。

この短い人生を謳歌しろ。

そう言い聞かせて、心を奮わせる。
人の気持ちを考えろと貴方は言う。

そんなもの、考えたってわかるはずもない。

都合のいい時にだけ、「わかってよ」と叫んで

それ以外には「わかったような事言わないで」と怒る。


わからない。

わかりたくもない。

でも、それでも強く、

理解したいと思うんだ。
人なんて、へらへら笑っていても

次の日にはあっけなく死んでしまう程、弱いものなんだよ。
愛している。

その言葉を吐き気がするほど憎んでる。
だってそんな言葉いくらあったって足りはしない。
でも「それ以上」はないからそう泣き叫んでみる。
あんたの名前を足したって足りない。
あんたのキスでも、誓いでも、契りですら補う事など出来ないこの感情。

ねえ、どうしたら満たされる?

どんな言葉で。
どんな仕打ちで。
どんな表現で。
どんな結末で。

考えてみたって思い付かないし、途方に暮れるだけなんだ。
満たされないままあんたと生きる。
それでいいかな?
隣にいる。
一緒に息をするよ。
死ぬまであんたの傍にいる。

それであんたが死ぬ間際に笑ってくれた時、

初めて、それで、満たされる気がするんだ。