生きる意味を探してみる。
誰一人、同じ意味を求める事などありませんように。

ただただ強く望む。
自分が薄汚れているのを「くだらない世界」のせいにする。
きれいごとばかりで、正義を掲げる人を英雄と呼ぶ。
何も出来ずに過ごす日々を「平穏な日々」と片付ける。

くだらない。

なんてくだらない。

私。
舌を鳴らして唸ってみる。
私は今日も二足歩行で地面を蹴る。
嗚咽を垂れ流して捕まえたものは何?

いつだって狩られる側なのに捕食者気取りで今日を生きる。
失うものは何もないと言える程、私は強くない。
手のひら一杯ぐらいのものは抱えている。
それを零しはしないように、走るのをやめた。
些細な事で壊してしまいそうなの。
自分が流した涙で壊れる事がないように、泣くのもやめた。

いっそ何も無くなれば楽になれるのに。
自分は自分のままでいい、ありのままでいい。
そう君は言うけれど。
私にはできないよ。
私は自分で自分を評価できない。
認めてしまいたくない部分があるなら尚更に。
甘やかしてしまうのが目に見えてしまうの。
だから私は他人を求める。
いい子だと言って。
必要だと言って。
愛してると言って欲しい。

偽った部分も私なんだと、そう許して欲しい。
見たくないなら目を閉じればいい。
聞きたくないなら耳を塞げばいい。
分かりたくないのなら心を殺せばいい。

そうした先にあるものを
僕は絶望と呼んでいるのだけれど、君はどう呼ぶ?
笑って人に貶される。
泣いて人に笑われる。
喜んで失笑。
怒って苦情。
哀しんで無情。

そんな人生、楽に生きようぜ。
自分以外の人間の事をそんなに深く考えられる。
話を聞く度、ああ、すごいなと思うんだ。

恋愛話も、
愚痴も、
人間関係も。

君は他人の事をそんなにも考えられる人なんだと。
自分には無理な事だと思う。

だって私にとっては

「そんな話、どうだっていい」んだもの。

ねえ、いつか死ぬ程誰かに恋焦がれる時はくるかな。
もう私にはこの人しかいない、この人が私の全てと。
そう思えるほどに命を懸けれる日はくるだろうか。

そんな日が来なくても。
私はちゃんと息をしていればいい。
ただ、泣いて嗚咽を流して呼吸を忘れる事なんてないように。