スランプの脱出法
程度を知らない母が携帯電話を買ったようです。
母 件名:ははてす
本文:とといた?
私 件名:Re: ははてす
本文:ちゃんと届いたよ!
母 件名:ははてす
本文:ほんとうに とといた ?
私 件名:届いてるよ
本文:次は濁点つけてみよう!
母 件名:ばばでず
本文:どどいだらでんわぐだざい
どなたか母に「ほどほど」と言う言葉を教えてあげてください(笑)
さて、今回のテーマ、「スランプの時ってあなたはどうされていますか?」
例えば今まで出来ていた仕事が出来なくなる。営業で新規が獲得出来なくなる。会社の売り上げが落ちる。人間関係で行き詰まる。
その対処法は大きく分けて二つあります。
①何もせず受け入れる。
②あがく(笑)
どちらにもメリット、デメリットがあります。
①受け入れる場合はメリットは、自己成長のチャンスです。立ち止まったときにしか、建設的に考えるチャンスはありません。
そう考えると、受け入れ、何もしないことにも意味があります。受け入れるとは認めること。まずはそのままの姿を認めることで見えることも増え、自己成長に繋がります。
デメリットは・・・ともすると改善せず受身になることです。
そして②のデメリットは泥沼にはまること(笑)。抜け出そうともがけばもがくほど空回りしてしんどくなることがあります。
②のメリットは試行錯誤ちゃんとしていれば抜け出すヒントが得やすいということです。人は行動すること、もっと言えば自分で決めたことに向かってきっちり行動していれば、行動が出なくても満足しやすい生き物です。
ただし、無目的、見通しなく、やってもそれは無気力に繋がるので要注意です。
行動してだめなら開き直れます(笑)。
では具体的に何をしたらいいか?
まず基本的な考え方です。
個人的に好きな考え方は斎藤一人さんがおっしゃる「嫌なことをしてくれる人は生まれる前にお願いして問題を起こしてくれている」という考え方です。
つまり「このとき成長したいから、このタイミングでこのように問題を起こして(自分にとって嫌なことをして)ね。お願いします」と頼んで生まれてくると、斎藤一人さんは言っています。
正直本当かどうかはわかりません(笑)
でもお願いして問題を起こしてくれたのであれば、直接仕返しをするのではなく、どう成長するのが一番効果的か(効果的な仕返しでも個人的にはOKだと考えています。相手が一番悔しがるのは・・・そうです。あなたが大成功することです!)を考えるとより大きな視点で物事を考えられるようになります。
あとはあがく時にもABテストしましょう(笑)
Aという方法とBという方法、どちらでやった方がより効果的だったか(あるいはどちらの方がダメだったか(^_^;))をちゃんと測定することだと思います。
①も②も両方ともいいところがありますので、ご自分に合う方法を積極的に取り入れて見て下さいね。
大事なことは闇雲にするのではなく、「その方法をとった結果どうなったか」
それを理解し、次に繋げることだと想います。
■自分で転んだんだから、自分で立たなきゃ
さて今回はマンガの中の気になるセリフから考えてみたいと想います。
「おまえが大きくなって学校とか行くようになったら、先生や友達は色々なことを教えてくれるよ。いいこともあるし、悪いこともある。そしてお前はそれを自分でわかっていかなきゃならない。いつもお前が決めるんだ。そしたら転んでも自分で立ち上がれる。色々な人が色々なことを教えてくれる。いいことが正しいとは限らないし、悪いことがすべてダメなわけじゃない。お前が決めるんだ、すべて」
回想シーンで、話しているのはお父さん、聞いているのは子ども。
このお父さんは既に亡くなっていて、それを大きくなった子どもが思い出しているところです。この場面では子どもが(すでに亡くなっている)お父さんに上記のように言われ、
「そんなの分かるわけないよ」
と泣くのですが、実際我々が生きていく中で、このような質問の投げかけに対して、落ち着いて正確に答えることは難しいことだと想います。
目の前で起こったことに対して、ある選択をした。それが正しい答えだったのかどうかはいつになっても分からないものです。
例えば恋愛において好きな人が出来たとする。
その方にアプローチするのもしないのも自分の自由ですし、正解はわかりません。
そして仮にうまく行ったとしても、最後振られて終わった。
感情としては悲しいですが、そこから今あなたが感じている感情を学ぶためにもしかしたらその方は目の前に現れたのかもしれません。
どの選択をしたとしても本当にそれが正しかったかどうかはわかりません。
ですが、逆に言うなら、どれが正解であるか分からないからこそ、起こったことに対してとった行動にはすべて責任をもつ必要があります。
つまり、あなたがあなた自身のあなたの人生のオーナーであると自覚するところから、全ては始まるのです。
子どもの頃は、一応ですが、何が正しくて何が間違っているのか教えてくれます。
ですが、教えてくれることは、その時点で教えてくれる相手が、今のあなたに伝わる言い方での範囲での「正解」です。
成長して、いつか自分で決めるときが来ます。
自分で転んだとき、誰かに起こしてもらいますか?
それとも自分で立つと決めますか?
決めたことは他の誰にも分かりません。
でも必ずあなたの態度から伝わるものはあります。
まずは自分で転んだのであれば、自分の力で立ち上がること。
時間がかかってもいいのです。
教えてもらったことがもしかしたら、一見正しそうに見えるときもあります。
ですが悩んで出した答えは決してあなたを裏切りません。
あなたを最後に救ってくれるのは、そういった経験だと想います。
さらに具体に言うなら、ビジネスをしていて、伸び悩む時もあるかと想います。
コンサルなどを受けて一見答えらしきものを教えてもらって、早く楽になりたいときもあるでしょう。
ですが、もしかしたらそこは自分で悩んで答えを出すときなのかもしれない。
そういった腹をくくったとき見つけた答えは、次の窮地にあなたを救ってくれるのではないでしょうか。
と言いつつも、自分なりの答えは書いておきます。
自分で「コンサルや、コーチ、カウンセラーなどこの人からアドバイスを受けたい」と思ったら、定期的にその方と会うことを一つの節目として、後は自力で考えるのがほどよいと思います。
困ったらすぐに相談ではなく、答えを聞くまでにある程度自分で考える時間を設ける。
こうすることで、答え合わせをした時の理解力が上がります。
知ってしまうと、その答えが絶対の正解と思ってしまう(知の呪縛)ので、是非知らないうちに受けられる恩恵は是非受けておきましょう。
運をも引き寄せる実力の身につけ方とは
ようこそ、舩曳です。
私がSV等でお会いする成功した経営者の方のほとんどの方は成功した理由について
「運がよかっただけですよ」
とか
「いや~、たまたまですよ」
と言われることが多いです。
もちろん謙虚な言い方をしているんだろうと感じる一方で、ここにはすごい深い意味が込められていることに気づきました。
それは「運をも引き寄せる実力の身につけ方が存在する」ということです。
知りたい方だけ先をお読み下さい。
運とは何か?
端的に言うと、「確率」です。
分かりやすく説明すると、「10個のことにチャレンジしたら、1個成功する」というのが確率です。
つまり、ポイントとしての1点目ですが、「10個のことにチャレンジ、例えば10のビジネスの仕掛けを打てば、その内の1つが成功する。そうであるなら、その10回を出来るだけ早く行う」ということです。
身も蓋もない話ですが、自分が後何回で成功するかを測るすべはありません。
人を惹きつける魅力ある人が成功するのも早そうですが、一方で多くの人が集まるので騙されたり、周りの人の気持ちに敏感になりすぎて振り回されるということもあります。
逆にそういったところに鈍感な人の方が「思い込んだら(いくつかチャレンジし、成功するまで)一直線」で成功まで駆け上がるのかもしれません。
そういう点で、「自分には人脈がない、人から好かれる才能がない」ということで悩まれる方も居られるかもしれませんが、成功した経営者とお会いする中で、それと成功とはあまり関係がないものと私は考えています。
今現在お金や人脈がなくても成功は出来ます。
では、仮に10回チャレンジしたら成功する人生だったとして、人生に10回チャレンジする時間があるのかということですが、あるといえばあるし、ないと言えばないかと思います。
10個のことにチャレンジしたと言うことは、9個のものに見切りをつけた(=判断した)ということでもあります。
つまり見切りの良さというのも成功には必要だと考えています。
野球に例えると、上手く行かない人はボール球にばかり手を出して、空振りをして悩んでいると考えています。
ボール球を見切りそれには手を出さず、ストライクの球(=成功しやすいこと)にだけ手を出す。
では、どうやって自分にとってのストライクボールを見極めればいいのか?
これは正直各自で見極め方は色々あると思いますが、私の場合は「新しい何かを始める前に撤退ラインを決めておく」ということをしています。
投資の世界でもありますが、相場に入る際に(あるいは相場に入るまでに)損切り(ロスカット)のラインを決めておく。
この期間までに目標ラインを超えなかったら、それは予想と違ったのだから、速やかに撤退する。
あくまで私の場合はですが、多少の利益が出ていたとしても、お客さんに不義理をしないように考えながら速やかに撤退しているビジネスも実はあったりします。
そうやって資産を守って行くように、ビジネスに置いても、自分の経費だけではなく、引き返せなくなる前に戻るという意味で時間というものも元本割れしないようにマネージメントする必要があると考えています。
このように冷静に判断し、自分の人生に必要なものを選び、そうでないものは自分の基準を元に見切る。
そうすることで運をも引き寄せる実力を身につけて居られる方が多いように感じています。
本当の意味での見極める力を高めたい方は。